3・DVD

アフタースクール

前作の「運命じゃない人」に続いてその物語の展開の転換力の凄さに見事にたばかられる内田けんじ監督の映画です。DVDのジャケットには「甘くみてるとダマされちゃいますよ」と謳ってあるけど騙されない人なんているんだろうかと謳い文句にツッコミいれときます。

お話しの内容というか流れを書いてしまうとどこを書いてもネ○ばれになりそうなので臥しますが。これは説明(講釈)を要しないでも決して期待を裏切らない面白い映画だと思えます。宣伝するつむりは毛頭サラサラ無いから毛がもじゃるんですけど(なんのこっちゃい)とにかく一見の価値ありですわ。普通展開を愉しむ作品ってそう何回も観て愉しめないことが多いのですが二度三度と観る度に違う視点で観れてしまうという不思議な映画です。

内容はそういうことで努めて述べませんので、お得意のどうでもいい感想を羅列しときます。

*私はおっかない系の世界やそういう筋の人間も好きくないので途中までは正直デロデロでした。いくらかっこよくてもアウトローの美学にはついていけないんですが後半部になってその影が薄れてきて大丈夫でした。内田監督作品を観たのはこれが二作目なんですが前回もその筋のお方が出張ってこられておうじょうこういた記憶が甦ります。切った張ったのドンパチが描かれてる訳じゃなく世間から外れた人間の背景として使われてると思えるのですが、こういう職種じゃなくても職業柄とかから世間離れしてる人物ひねり出せるんじゃないかと思っているので一考を期待したいところです。男を売る職業はこういう世界ばかりじゃない筈ですから。

*キャスティングが凄いす。

大泉洋さん。悪党にはまず見えないし野望とか出世とかにも縁がないようにも見える。それでいて世話好きというキャラクターでしょうかこの役は。しかも男気を最後ばばんと見せる一面も提示される訳でありますが、観る側からすれば平々凡々な小市民が騒動に巻き込まれて場違いな場所であたふたする様を観賞していくという道化師的(コメディじゃないですが)な要素も必要とされるキャラクター。違和感ないというよりもまさにという勢いを感じます。

堺雅人さん。なんにでも化けれるお方なんで役柄と合うかどうかなんて事考えること自体が馬鹿らしい話であります。一応登場してくる人物達の疑惑度の高さからいうと上位に食い込む不思議ちゃんなのですが、そういう未知数的な部分を表わしつつ人物本人の性格が誠実すぎて損するタイプという出していいオーラと封印すべきオーラの出し入れが絶妙だなあと思いました。

佐々木蔵之介さん。アウトロー。一匹狼としては大泉さんが演じた一見小市民タイプがホント大嫌いというのが伝わってきました。すべての表現が命令口調に聞こえるのは耳のせいでしょうかプライドの高さが伺えました。確かにその日を精一杯全力で生きるみたいな疾走感を感じますが平凡人から見ればその日暮らしにも思えます。こういう人にもエンディングではハッピーエンドとか用意されてるんだろうかと思って観てましたが、結果はふ~んそうなんだでした。らしいといえば納得の決着でしたけど前半はこの人にくっついて映画観てたんで多少は愛着が湧いてたりもしてるんで、そういう意味からすると別の選択肢(解放とか脱出)で観たかったかなあという感じもしますです。

常盤貴子さん。お綺麗でしたなあ。役の上でもお綺麗でなければならなかったんですけど。見た目の美しさという問題ではなくて、その心持ちの問題でありまして。世間の不条理に揉まれてすれっからしに変身していたらお話しにならない訳でありましてそういう何気ないものだけど崩れやすい気高さを失わない気品が見事映ってましたです。

田端智子さん。DVDパケージの表紙に映ってる鮮やかな緑の服の装いにハッとするのですが、家のテレビの色味調整がずぼらなせいなんでしょうかパッケージに映ってるような艶やかさが作品では観れませんでした。残念。多分直接拝見したらお綺麗なんでしょうね。でも映画では一般ピーポといったごく普通の女性のオーラが発せられていてよかったです。常盤さんとのツーショットだとその今まで生きてきた様の違いがよく滲んでた感じがしました。でも緑の服を着ておられる時は謎めいた妖しげなオーラであるべきで。パッケージの写真からはそういう空気感を感じ取れるんですが本編ではそのニュアンスが薄れたのはもったいなかでした。きちんと調整しろよと言われたらそれまでの勝手な感想ですけど。

他の役者さんとかもすんげえお方ばかりですが全て書いてたらその10位の量の記事になってしまうのでこの辺で。オーディオコメンタリーで説明もされてますけど舞台の世界でご活躍されておられる方とかが大挙出演なされているようでありまして名前は存じ上げなかったけどインパクトの強さからお顔には見覚えのあるというお方が多かったです。

*特典

まずはオーディオコメンタリー。内田監督と大泉さんのお二人のコメンタリーです。基本的に大泉さんはさんまさんと同じで自分大好き系のお人のようです。多分人の悪口とか言わない(言う暇があったら自分のことを言いたい)タイプだと思えてきます。内容につきましては各シーンの意図とか如何に撮るかの解説というよりもコメンタリーの最後にもおっしゃられておられましたが大泉さんの映画をテーマにしたラジオトークという装いで楽しいものです。なので作り上げる上での解説という作る側の苦労を推し量る内容ではなく純粋にトークを楽しむものでしょう。

次DVDに2枚目の方ではメイキング75分・試写会舞台挨拶の模様とインタビュー15分・テレビスポットと劇場用スポット4編・公開ホームルーム9分・ゆうばり映画祭での模様10分(時間はおおよそ)が収められております。

メイキングを見ると大泉さんのエンタテイメント性がとてもよく分かるのですがそれも現場の雰囲気が和んでいるからこそという側面も伺えますし、役者さんの演技への取り組みが垣間見えてくるようで楽しいだけでなく映画作りの模様を見ることが出来ていいですたい。気になったのは、常盤さんと田端さんが早いうちにアップされてこれでむつけき野郎ばかりの現場になって淋しいと大泉さんが愚痴こぼされてましたけど、映像で見る限り女性のスタッフさん一杯おられた風に見えたんですが。そんなに女優さんと呼ばれる方には普通の人とは違う華が備わっているもんなんでしょうか。

試写会舞台挨拶とインタビューにつきましては、監督のインタビューの模様が秀逸です。脚本への取り組み方とか撮影中の目線の位置(誰に向かって)とかとても理解できるお話しでした。私の好きな監督さんってそういう心持ちでおられると発言されてる方が多く、内田監督も勝手ながら私のお気に入りの監督に入ると確信いたしました。

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鉄腕バーディーDECODE

基本私はゆうきまさみファンですべからく諸手を挙げて何事にも礼賛する方なのでありますが、この最新のバーディーは流石に時代を感じますです。今風と言うことで。静岡県では放映されてませんのでDVDでしかのみ観る事が出来ませんので今書いてるのは第一話の印象です。

先に結論書けば、馴れるに大分時間がかかりそうだけれど馴れてしまえばこの世界感を楽しめそうな予感がしますです。映像に関してはアニメをそう観ないのでただ享受するのみです。音に関しては凄いなと思います。

登場人物とかはお初にお目にかかるお方もおられますがまあほぼお見かけしたキャラクターの皆様方がうち揃っておられます。多分原作とは異なるオリジナルストーリーなのでしょうけれど、細かい設定とかを大分変えてありまして。例えば親を転勤といって離す辺りは大人を排除して自分達だけの世界の中で話しを進めようとしているのかしらむとさえ思ってしまいました。つまり展開に関係ない傍観者は極力排除してこうというのかなと勘繰ってしまいそうなんです。

小出しに登場人物を登場させていくのではなく一気に初回から隠し玉以外は出せる限り登場させようとしてるのも違いを感じはしました。だから両親とかあまり展開に関与しないキャラを外したのかなと思ってしまいました。普通に生きてる凡人千川というキャラではなさそうです。親の目周りの目に捉われることなく行動する時間が増えるってことが理由なのかもしれませんが高校生の一人暮らしが普通の生活環境でないことは確かでしょう。

キャラ設定もバーディが若年化した風に映って違和感を感じます。もっとも売れない(売らない)アイドルという仮面から受ける印象のせいでしょうけれど。

バーディーに限らず早宮のイメージは分別ある勘の鋭い子というイメージがあったんですが、いきなり廃墟にて大人に噛み付く辺りはキャラのイメージの差し替えが必要なようで。どうも慣れるのに時間がかかりそうですたい。

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姑獲鳥の夏

実はこういう作品は不得手で、普通は手を出さないんですが、DVDが「魍魎の匣」公開記念とかで安かったんで、価格に引き寄せられて買ってしまいました。なんで映画館では観とりませんです。

で、予想通り観念的で、正論が積み重ねられたものでしょうけど、私みたいに感情で映画観る人間には厳しいっす。

しょっぱなから頭が爆ぜそうな会話で始まり、もうそこら辺りでついてくの放棄しました。なのでもうなんでもアリだと思ってたんで最後これが夢だったなんてオチでも許せる感覚でした。考えるのを放棄すると結構見れるもんなんですね。初めてに近い経験でした。途中でやめようと思わなかったのは役者力に引き寄せられてのことでしょうか。

現場に一度もいかずとも事件の全容を見通してしまう京極堂と、一度訪れて大勢を見極める榎木津探偵がウルトラマンみたいで最後に決めてく様は爽快でもある訳ですが、関口役の永瀬正敏さんが上手過ぎて、思いっ切り関口が構築した概念の世界の中で共に迷走しまくってえらく疲れました。唯一の救いは原田知世さんがお綺麗で見取れてたことでしょうか。永瀬さんがとにかく映画全体の空気感造りまくって決めは主役に任せたぞみたいな雰囲気で堤さんもさぞかし大変な事でしたでしょうに。

普通事件の謎解き時間って謎が解き明かされてびっくり納得晴れて爽快ってなるんですが、京極堂のセリフじゃないですけど「知らない方がいいこともある。」って言葉が一番納得しましたわ。不可思議な出来事を知的好奇心で解き明かしていく作品と想像されますが、知の欠落してる私には猫がやけに目に付いて「猫が怨念。」と冗談呟きながら見るのが精一杯でした。

でも、結論としましては、2、000円を切る価格というのは魅力的であり思わずよろめいてしまうものであります。この際苦手なものでも挑戦してみようと思わせる額です。アニメのDVDが特典満載の高級化してる傾向にある今、お得価格で挑戦者への間口を広げる戦略をとられたほうがいいような気がするのは世迷言なのでしょうか。

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腑抜けども悲しみの愛を見せろ

風に聞く話しでは大層面白いということが聞こえてきてたので、待ちに待ったDVDの発売でようやく観る事が出来ました。最近テレビドラマばっか見てたから、肌理の細かさに「やっぱ映画やし。」と感嘆しながら堪能しました。風の便りもなまじ嘘ばかりじゃあないのだと。

見終わって展開を反芻してみると、すんげえドロドロした流れなんですけど。なんて申しましょうかある種のゲームを味わっているような心理戦を愉しんだ感じです。しょっぱなからしてああですもんねえ。心の開き様がなく構えた感じからのヨーイドンでした。ネタバレ書くつもりは無いので展開については述べませんけんど、一回目は展開を愉しんで、二度目はそれぞれの登場人物の精神状態を読もうと試みたんですが、何回見ても言える事は「こいつらハンパない。」ってことですわ。ドラマだから誇張されてるんでしょうけど程度を落とせばこういう家族いてもおかしくないリアルさを感じます。

役者力を存分に味わって満腹感があります。真っ先に印象に残ったのが永作博美さんでした。この兄嫁の存在がなければドロドロ感に覆い尽くされた陰鬱な作品になっていたことでしょう。対照的に陰鬱な陰の存在部分を具現化しまくった永瀬正敏さんも映画全体の空気感を構築されていて、だからこそ姉妹の二人がこの空間で自由に羽ばたけたんだろうと思います。

それでも兄嫁の作る人形を見ると、相当鬱積したものがやっぱりあるんだろうなあ。目を輝かせて作っているときの表情はいつも笑顔でいられる理由の裏返しを垣間見るようでちょっと怖かったです。

メイキングの中で佐藤江梨子さんはこの役を「ナルシスト」と表現されておられましたが、傷つかないナルシストは最強なんだと思い知らされた勢いがあります。そういう意味では妹(佐津川愛美さん)の方がすぐ傷つくナルシストでその方が弱っちい感じが頭の中ではそう思えたんですけど。実はそうでもないみたいです。姉妹だから勝ち負けなんてないんですけど優位に立つ立たないの差はありそうです。でも途中まで似ても似つかぬ正反対な性格の姉妹かと思いきや終わってみればやっぱ血のつながった姉妹だと思わせる説得力がありました。

そういう部分を見せずに展開を最後まで引っ張っていくドラマの構成は凄いなあと感心するばかりで、ホント見事にたぶらかされました。

冒頭での展開が無くご両親が健在だったなら、この姉妹の行く末はどうなっていたんでしょうか。幸福の追求というより欲望を満たすことを快楽とするこの姉妹にとって映画の中での展開は理想の展開とも言える訳ですよね。負のイメージを糧として初めて絵に興す事ができる妹にとってはその才を目覚めさせるにおいては最高のシチュエーションだったということでしょうか。両親健在なら妹の才は眠ったままお蔵入りしてかもしれません。一度の失敗により意識して封印してたんでしょうけど両親の光景を目撃して目覚めてしまい、追い討ちをかけるようにして姉が姿を現したことによって封印が解けてしまったんでしょうね。

妹の餌のような存在である姉は最後はそれを自覚する訳ですけど持ちつ持たれつの関係を享受して行くんでしょうねえ多分。姉の迷言集はDVDの装丁の裏面に溢れるように書かれていてそれを読めばこの人の性格が見えるんで、こういう展開も「当然よ。」と思ってるのかもしれません。変な話し雨降って地固まると申しましょうか歪ながらもハッピーエンドと思える見終えた感想が湧きます。お姉さんは「お」はつきますが「しあわせ」な人なんでしょうね一生。

他に印象に残ったシーンとしては、借金返済の手段も体のいい美人局(つつもたせ)で、田舎は金で生活するところではなくそんなところで金であこぎな事をしようとしても金だけで生きている都会者には歯が立たないというメッセージみたいで印象が残りました。

本来右利きの佐津川さんを左利きに変えるなど細かいところに監督のこだわりが映ってるのでもっと色んな深いところがあるのかもしれませんが、私の知能では難しいのかもしれませんが、最初のピリリ感もインパクトありますが、繰り返し観ても面白さを発見できるスルメ作品のような気がしてます。

とにもかくにも面白い映画でした。家族に対する憧憬が人一倍強い兄嫁に子宝が授からなかったのがちと心残りではありますが。

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アヒルと鴨のコインロッカー

面白いですわ。展開上のトリックであっと思わせる変化といい、役者さんのはまり方といい。全体的に斜に構えた空気感の世界の中で普通の人代表とも見える椎名(濱田さん)目線で追っかけると、ごくごくありふれた生活の中で映画みたいな出来事が起きているんだという気にさせてくれます。(映画ですけど)

お話しを愛でる作品なのでネタバレ厳禁は徹底しなくちゃいけないでしょうから、じゃそういうことでということにしますけど、結構見方を変えて観ると何度も観れる奥深さがあるような気がします。難解な印象ではありません。驚いてそして納得しました。

彼(瑛太さん)は何故自身の役を椎名にしようと決めたのか。どこに過去の自分と重なるものを感じたのか。椎名が現われていなかったらどうなってたんだろうか。最初は素直に椎名目線で観てたものでなんか変な奴と感じてたんでそこら辺きちんと観てなかったんですよね。なので再度挑戦時には彼を注視してました。

とにかくやたらと余韻の残る映画っぽい映画だと感じました。

で、いつもの脱線話しですけど、眞島さんバスの運ちゃんで出ておられてましたねえ。極めて普通の小市民役でした。あれだけかい?って一人ツッコミしてました。猫田直さん一回目観た時エンドクレジットで初めて出てたんだあと本編では気づかなくて再挑戦時に探してしまいました。

濱田岳さんは凄いですね、当たり前に普通で目立つ訳でもないのに観るものを惹きつけるという矛盾を両立させてるという不思議な引力ってものを感じます。さすがに10代なのに白髪の爺に化けるのには無理を感じましたけど。技術が云々とかではなく存在感が特異だということなんでしょうかねえ。代わりがいないというかあまり見たことないタイプの方に思えます。

松田龍平さんがまた決まってます。こういう人になろうとするという彼(瑛太さん)の気持ちが分かる説得力。それを決して多い出番ではない中で表現しなくちゃならないんですから。瞬発力のインパクト勝負となるわけですが、説得力ありましたわ。

瑛太さんがこの作品の中で一番ややこしい部分を要求されたんだろうなとメイキング見て思ったんですが、本編みてる限りじゃそんなご苦労微塵も感じさせない気がしました。謎めいた人と最初観た時のインパクトがあったから多少のギザギザ気にも留めなかったせいかもしれませんけど。孤独と孤立のどちらに比重が置かれてるかというと孤独なんでしょうね。そんなイメージに見えました。孤高かと言われるとなんと申しましょうかですけど孤軍であることは間違いないところでしょう。

主人公二人の空気感の違いがどことなく緊張感を与える感じがして、なんでそんな空気感が違う二人がつるむんだろうかという疑問は、私の見方が甘いせいでしょうイマイチ掴めてないところがあります。ディランをもっと真剣に聞き込まないといけないのでせうか。意外と人同士が出会い深く接するようになる動機の部分があっさり必然かのように描かれておられるので想像力で補う力の弱い私にはきついのかもしれませんけれど。

話しは飛びますが、もし最初の引越しの挨拶で隣人が良い人で会話が弾んでいたらどうなってたんだろうというそれを云っちゃあお終いよということは何気に何回観ても感じました。

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幸福のスイッチ

最近映画ネタの記事が皆無な理由は、気に入った映画(DVD)を見つけるとそればかり飽きるまで見続けてしまうから次に進まないのであります。

そうはいっても何がしかは書かないと、タイトルに偽りありとなってしまうので、以前観た作品の感想を書く事にします。観ながら書いてる訳じゃないので多少実際とのブレ・勝手な解釈はいつも以上にあるやもしれませんがそこはまあ勘弁してつかあさい。

「幸福のスイッチ」幸福と書いてしあわせと読むスイッチ。そのスイッチを押したのだあれというお話しです。

2006年の作品で安田真奈さん脚本・監督

出演は上野樹里さん・本上まなみさん・沢田研二さん・中村静香さん・他の皆さん方

お話の主な登場人物は、和歌山にある稲田電気商会(通称イナデンさん)を営む店主(沢田さん)。妻を早くに亡くされて店主一人で昔ながらの地域密着型の商売で店を切り盛りしている。3人の娘さんがおり、穏やかで面倒見が良い長女(本上さん)はみかん農家に嫁いでいて妊娠中であるが実家のことも気にする優しい人。なにかとあだけやすい次女(上野さん)は東京で働く社会人一年生。電器屋の素養を受け継いだ工業高校の3年生三女(中村さん)は天真爛漫に育った明るい子。

或る日父の骨折により、半分以上騙されて帰郷した次女が、父の代わりとして店を不本意ながらも手伝ううちに、家を出る前や東京にいるときに感じていたもやもやが取り払われて人として大きくなるべくスイッチが入ったという流れです。

監督の安田さんは「OL映画監督」として会社務めと映像制作を同時にこなされてこられた方で、今回が初劇場映画作品という事だそうですけど、作品がよければ何作品目かどうかなんてどうでもいいことです。男だとよく陥りがちな強引とか奇想天外な展開というものはなく、日常をじっくり観察することで見えてくるものを女性らしくすくい上げるとこういうお話が紡ぎ出されるのかと思える作品です。見落としてしまいがちな小さな(本人にとっては大)出来事が積み重なることによって発見し得うる幸福のスイッチですから、具体的にどのシーンでとかいう劇的なことはないんですが、観終わってみればなるほどなと自分でもそう思えてくるのかなあという気にはなりました。お仕着せでなくほのかにってイメージでしょうかねえ。

ただしなんでも賞賛するつもりはなく、女性からの目線だからか女性はありのままであって決してキレイに見せようなんてないところなんか、野郎目線からするともう少しなあ~という想いはあるんですが、まあお三人とも基がいいから別に良いんですけどね。けっして美しくないとはいってるつもりはございません。

しかしイナデンさん昔ながらの商売してはりますなあ。自分の子供の頃町内に一軒はあった電器屋さんがタイムスリップして蘇った感じがします。まだ寝る時以外は家に鍵をかけるなんていう風習がなかったとはいえ、電器屋さんはどの家においても絶対的な信頼感で家に入いれて電化製品の備わってるとこならどこにでも入ることが出来た時代。イナデンさんのやってることは台風以外は実際にあった話しであってもおかしくない決して作り事ではない説得力を感じます。

成長とか変化とかいうことではなく、タイトル通り「スイッチが入った」ということであって、だからなんだと問うたところでそれは無駄。人生を深くえぐるような作品ではないと解釈してますので、愉しみどころは日々の営みの中にこそ、その先が見えるってとこでいかがでしょう。

で、余分なはなしですけど、次女怜(上野さん)。この人を好きになる男ってどういうタイプなのか見てみたいです。設定だと父はO型・姉はA型・で次女がB型。三女もB型という家族構成。お母さんはAB型だったと予想されるわけですが、確かにB型だわこの次女は。

それとやっぱし方言はいいですねえ。なんか田舎に来たって感じで落ち着きますわ。地元じゃないけど。

深く探ればもっと奥が深い作品だという予感はするのですが、浅い部分でふわふわと味わいたい想いの方が強いのでうわべだけの感想に終始したのでありまする。

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珈琲時光

「小津安二郎生誕100年記念作品」と銘打ってある2004年公開の映画です。

出演は一青窈さん・浅野忠信さん・荻原聖人さん・余貴美子さん・小林稔侍さん

ストーリーの解説は省くとして

全体を一言で言うと、なんかふんにゃりした映画って印象です。京都のはんなりに対抗して東京だからと言うわけでもないんですが、ふんわかと柔らかさの表現としてにゃり(なり)を合体させて「ふんにゃり」ってことで。もっさりではありません念のため。好きか嫌いかと問われればわかんないと答える。人に勧めるか否かだと薦めることはない。でも何回も観てるのは確か。

この映画においては、一青さんてオーラというか気を発する発信機ではなくて受信機なんだなと言う感じに見えます。色んなものからの微細な電波すらも受信して感性で増幅するってイメージですか?あくまで役の上でのことなんでしょうけど、プロの役者さんが持つ発信機は備えていない風に見えます。ま、全てを唄で放出してるからバランスが保たれておられるのでしょうけど、映画の中では歌われてませんから入力専門って感じです。そんなこんなで非常に異質です。上手いだか下手だかという範疇ではない感じです。そもそもお芝居してるのかも微妙な感覚を受けますです。

又輪を掛けて浅野忠信さんのお芝居がセリフのあるドキュメンタリーみたいで、なにも放たない癖に存在感が確かにあると言う説明不明なので、頭が爆ぜるようで正直眠くなってきます。これがコタツでテレビのように居心地が良過ぎてなのか学校の授業中なのかは人それぞれでしょうけど、眠くなることは事実です。多少の褒め言葉で飾れば、無防備な気持ちにさせてくれるということでしょうか。危険を何も発しないひたすら安寧な世界観で綴られているということでしょう。小津作品も確かに私眠くなるんですけど、でもあくまで私の印象ですけど、眠くなる理由は違う気がしてきます。

DVDの裏面におおまかな展開が記載されていますが、あまりそうには見えない墨淡な世界です。淡々でも間違いじゃあないかな。陽子(一青さん)のストーカーでもない限り「だから何?」と問われたら答えに窮する感じです。人が持つ内面をほとんど見せない世界で、喜怒哀楽は読み取れても何考えてるとかの思考行動回路とかはヒントすらもない。リアルですわそういう意味じゃえらく現実的です。背景にあれだけ人が動き回ってるのに密林を孤独に歩く探険家みたいな雰囲気を醸し出してるのが変に怖くもあり。

監督さんが海外の方なので小津作品から受ける根本的な感覚が異なっているのかもしれませんが、慣れたら見方が変わるのかなと思って結構挑戦してるんですけど、ん~どうでしょう。メイクミラクルの道は見つかりません今のところ。

でもなんか引っかかるんですよねえ。103分と短いのに執拗なせいなのでしょうか時の長さみたいなものを感じます。でも眠くなる(キャメラワークのせいでしょうか)。学校の授業で一度も睡魔に襲われた事のない人にはわからない感覚かもしれませんが。秒単位の眠りの筈ですけどやけに深いというやつですわ。これって褒めてるのかけなしてるのか自分でも分からなくなってきました。奥が深いのか裏が無いのか見えたまんまなのか。まだまだ私は修行が足らぬということなんでしょうかねえ。

昔ポールマッカットニーのアルバム「ラム」についてとあるミュージシャンの方が「あれはいいアルバムだよ100回聴けばね。」とコメントしたそうな。その故事に倣って100回に挑戦でもしてみますか。何10年先になるかわからないけど。

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天然コケッコーその4

この記事では映画での方言と遠州弁との共通点なぞを書き記したいということで。尚、遠州と言ってもそれなりに広いので全ての遠州人に共通するものではありませんのでご承知お気を。

男女問わず自分のことを「わし」と称する。遠州弁でもそうなので日本人の基本なのかとも思うのです。

全部挙げてたら堪らんので気がついた点のみと言うことで。(ホントもし台本手に入れたら全部遠州弁に書き直すくらいの根性はあります。)

共通する言葉としては(遠州でも使う言葉)

「ほいでえ」・「あれじゃろ」・「~いいよる」・「~しよる」・「~けえの」(けえのは駿河寄り)・「はあ」

言わない言葉としては(かっこ内は遠州弁)

「おおきに」(ありがとねー・悪いやー)・「行って帰ってきます」・「やんさる・やんさい」(くれるだ?・くりょう)・「こがいなもんじゃろ」(こんなもんだらあ)・「手伝いさりんしゃい」(やー手伝えやー)・「なんとのう出来んだった」(なんか出来んかった)・「おるじゃなか」(いるじゃんか・なんでいるよー)・「喜ぼうで」(喜ぶらあ)

微妙な言葉

「いかい」(でかい)意味は説明不要で直ぐ理解できるが普段使うかと言うと?

「おいでんさる」(お越しなさる)これも丁寧な表現として意味は通じるが、遠州では「~さる」は「しくさる」(しやがる)というように丁寧とは縁のない表現の「~くさる」に近いので使われることは少ない。ちなみに遠州だと方言ではないのだが「みえた・みえられた」が多く使われる。

「~さる・さい」と言う表現全体で言うと遠州でも残ってはいる。劇中の「やんさる」とかは使わないのではあるが、「とんまさる」(捕まってしまう)「~してつかあさい」とか意味は前記のように異なるが存在している。

とにかく字幕なくても意味は全部理解できる訳でそういう意味においても映画の世界に地元感覚でのんびりこんと出来る要因であるのかもしんない。これが東北や九州沖縄あたりの言葉だと異空間にいるような旅行してる感じになるのですが。

しかしこんだけ「天コケ」話しを書いてると「長澤ファン」は止めただか?と言われたりもしますが、「ファン」というのは観れる限りの作品は出来の良し悪しに関わらず観るということだと解釈しております。夏帆さんが山下作品に欠くべからざる常連さんになられるということなら話しは別ですが、そうでなければ観るのは作品の良し悪しによって考えますので私は「夏帆ファン」ではないでしょう。追っかけてるとしたら山下敦弘監督の方を追っかけてますですハイ。

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天然コケッコーその3

役者さん特に女優と呼称される方というのは化けるのが技術でそれを愛でるというものだと少なからず思っていたんですよ。だからその方の芝居してない素の部分なんぞ興味持たなかったんですけど。

でもしかし「天コケ」の夏帆さんみてそうじゃない部分もあるんだと改めて実感した次第で。上手い下手とかいう領域ではなくて、その時というかその瞬間でなくては絶対表現できないものがあって、例え同じ本人であっても2年後5年後に同じ役を演じてみても無理だと言うドンピシャのタイミングというものがあるんだとこの映画みて思いました。役者さん絡みに留まらずホント見直すたびになんか見つけ物があるようで不思議な魅力を持った映画です。

中学と言う特別な時期なんだからという子役故の特別扱いすべき事なのかもしれませんがその時でしか愛でられないものもあるんだと再認識した次第でありますわ。20代でも30代でもそういうことがあるんだろうなと。少し役者さんを観る視点が変わりそうです。

話は変わるんですが、知り合いと何に今はまってる?という話題になって、「天コケ」にはまってると言ったら、どこが?と問われてしまいました。納得させて「ほいじゃわしも観てみすかな。」と言わしめるにはどう表現したらいいのか一瞬フリーズしてしまいました。

で、どのシーンが良かったよと聞かれたので観てない人に説明する術を知らない私は再びフリーズしてしまいました。「とにかくええで。」が精一杯でおました。

会話は不完全燃焼で終わってしまって悔しいので、再度考えをまとめてこの次の会話に備えとこうかなと(次あるとは思えないけど)。なので方言についてはその4に回します。基本と言うか映画そのものは漠然と観る方がやっぱ正しいと言う考えは変わってませんけど。

*「田舎の空気感がええだって。馬鹿のんびりするにい。」

*「登場人物のバランスがええだって。」

主役にばかり焦点が当たる視野の狭い作品ではなく、大人衆は「700円」しかセリフがないおじいちゃんとか(昔は無口な言葉足らずの人がたんとおったなあ)インパクト絶大なしげちゃんとかサユリのママとかの大人衆。さっちゃんのまだ幼すぎて集団生活に相応しいのかどうか非常に微妙な危なっかしさの残る動作所作。色んな登場人物追っかけても愉しい肌理(きめ)の細かさ。

*節目は描いてるけど終わり(結論)は描いていない。だからすごくリアルな「そよ」という人間のドキュメンタリーにも見える部分がある。このあとどうなるかなんて観る人毎に違うんだろうなあと。ひとついえるのはそよ達みんな明日があるってことでしょうか。その明日の連想は観た人の人生経験に照らされて違って映るんだろうなと。ちなみに私は、高校に入って最初のうちは付き合ってるけれど学年が上がる毎に距離が出来てくんだろうなと。

*お気に入りのシーン 重要なシーンである黒板になりて~と思えたシーンとかボタン付けのシーンとかはあえて省いて脇道?的に

お好み焼き屋のシーン

お好み焼き屋でそよがパイプチョコを渡した後の子供たちみんなの様子。そよは「なんかしまった」と思ってるのが背中越しの固まり具合で感じられてそれに無邪気ゆえに追い討ちをかけるようなさっちゃんのキツイ一言。男子は期待がそがれた落胆という感じで伊吹ちゃんとあっちゃん手作りのチョコに手をつける。あっちゃんはそよに気を使って、伊吹ちゃんは場を楽しくしようと陽気になる。その輪の中に入れないかっちゃんはいいなあって感じでひたすら無表情でチョコをガン見してる。もしかしたら私は背中で物語る演技ってのが好きな変人なのかも知れません。チャプターでいうと「9.聖バレンタイン」は大体全部好きです。

猫のシーン

問答無用の癒しですわな。今のところ5箇所見つけたんですけどまだあるのかしらん。矢口史靖監督も好きあらば猫を登場させんと欲しておられますが、今のところ山下監督の勝ちのような気がしてます。

バレンタインデーの日の床屋のシーン

レジでのやり取りの間は流れるようにテンポ良くスムーズで観ていて愉しいです。ま、このシーンに限らず佐藤浩市さんが出られるシーン全部そう思えるんですけど。子供の世界との対比というのがみられて、そういやあ昔は大人の世界と子供の世界が今よりもっと明確に分かれてたなあというのを想い出しました。

郵便局での会話のシーン

女性二人の挨拶にかこつけた決闘シーンは、コメンタリーで監督さんもおっしゃってらしたけど「こえ~」(怖い)でした。浮気?発見のシーンもこえ~でした。

バス停のシーン

なんでバス停?という理由が納得できるという、分からない人への優越感。答えは過去の山下作品見れば分かろうて。どうしてという意味は判りませんけんど。

*逆にツッコミを感じたシーン

はがきの期限切れを注意する。人のはがきを読む(チェックする)ってのは集落みな縁者みたいなもんだから許されることかもしんないけど、少なくとも私がそうされたら親切心から出た行為であってもちょっとずけずけとしてて嫌だなと。そよが「これで着くかいねえ。」みたいな会話があってご無礼と言いながらしげちゃんが葉書診るって方が納得なんですけど私としては。

ポストがふたつ並んでる。私だったらどっちに入れていいのか判らないので結局中に入って尋ねることになるだろうなと。コメンタリーで監督さんが気にされてたけれどやっぱ違和感ありますよ。

水色のセーラー服。見慣れればどうって事ないんでしょうけどインパクト有り過ぎですわ。

まあ、あちゃあちゃ書き連ねたんですけど、口でこける講釈じゃないんで、また人に聞かれても説明は無理と言うことだけは悟りました。

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天然コケッコーその2

結局金曜の夜から土日と観まくりで、モッ○ガー○最終話(静岡県は関東より一週間遅れ)録画忘れてしまったくらいはまってしまいました。天然コケッコー。

「そよ」というキャラクターが都会では生息でき得ない貴重種とはいえ、その生息地である背景の田舎に対して、憧憬でも懐かしみでもなくたんたんと映されているところが好きです。そこで実際に生きてるリアリティというものが感じられて心地いい空間なんですわ私には。細かくこのシーンがどうたらこうたら講釈述べて観るようなものじゃない気がしてるのでお気に入りのシーンとかはあるけど書かないでおこうと。ただ漠然と観るのが心地いいのですわ。

こういう作品の数が少ないのは、映画というかドラマなんだから波乱万丈でなくてはいけないからなんでしょうか。でもそんな道理はない筈で、ただ普通な事を映画として描く事が難しいだけではないのかと。

でもですよ、この映画の中にいる当たり前の普通の人間にとっては進学・恋・卒業とかいうこれくらいが最大級の波乱だと思うんですよ。ましてや大人と子供を使い分ける矛盾だらけの時期を描いているわけですから、それこそ箸が転んでも可笑しい感情の起伏が当人にはあるのだから。切り取り方ひとつで充分万人に伝わるなにかが存在できると思うんですよね。それに作り手が大人になって忘れかえってしまったか、正に今丁度その時代にいる子供たちの心象というものを理解できるかどうかという頭の柔軟さが要求されると思うんですけど。この作品に於いてはそのどちらかは見分けがつきませんけど作り手の側の頭の柔軟性があるんじゃないのかなとは感じます。

そういう意味でこの映画は当たり前な波乱万丈を上手く描いている作品だと思うんですよ。主人公が女子なんで私には基本何考えてるか分からないんで感情移入して観れる訳じゃないからのめりこむわけじゃないんですけれど。なんか適度な距離をとって観てるって感じなんですけども、コメンタリーで監督さんも言われていた男目線で描いてるというのを感じますんである意味正々堂々と「そよ」を眺めていました。

こんな繰り返し観るのってSG以来ですわ。しかもオーディオコメンタリーも面白くて同じ画面で二度美味しい状態なんで繰り返しできるんですなこれが。米国映画とかの超大作こそが映画の醍醐味と信じる方にはホントつまんない映画なんでしょうけど、日本人でしか表現出来得ないものを好む人には丸はまり系の映画ですわ。海外に持ち出して海外の人に理解されるんでしょうかねえという疑問というか自負は残りますけど。

DVD特別版というのを買ったんですけど気に入ったのでもっとディープにいこうかと豪華版ってのもあるのかなと思ったんですが、これ一種類のみでした。残念です。でも監督さんも夏帆さんもこの映画に対する愛情というものが伝わってきて見ているこちらも気持ちが良くなる感じにさせてくれます。あ~やっぱ映画館で観たかった。

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