1-2・遠州弁お行

おとっさとおっとさ

「おとっさ」と「おっとさ」。どちらも「オヤジ」と言っているのであるがこの違い(使い分け)は存在するのかというお話し。

そもそもこれが遠州弁かどうかは定かではないところであるが、それはまあ置いといて遠州での使われ方ということに限定して考えてみる。当然遠州と言っても個人差・地域差はあるのであくまで一個人の私案であることをお断りしておきます。

まあホントに重箱の隅をほじくるような些細な違いなんですけどなんとなくな印象としては、微妙な違いではあるが「おとっさ」という方が「オヤジ」ほどではないにせよ他人行儀な印象を持つ。

「やあおとっさ。いい加減にしろよなあ。」

訳としては「おいオヤジ」って勢いか。

「やあおっとさ。しょろしょろしてるじゃねえよ。」

「おとっさ」にしたら「はきはきやれよ」という意味合いになるが「おっとさ」だと「勘弁してくれよ」といったニュアンスが強くなるのは気のせいか。

「おっとさ」の方が親愛の情を感じるような気がする。「じじい」と「じいさ」との違いに近いか。

では身内が使う際はどうか。

子供が父親に言えばどちらも尊敬してる感は皆無である。他人に自分の父親の事を言うような場合に使うと上記と同じような感じになるかと。

連れ添いが言えば「おっとさ」は旦那を指すが「おとっさ」だと旦那の父親を指す場合がある。無論同居したりしてれば「おとうさん・おじいちゃん」であるが。

ということで大体な感覚としたら距離感が異なるということかもしれない。

なお、前にも書いたが「おっかさ」はあっても「おかっさ」という言い方は無い。母親は別格なのであろう。

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おお そうけ

「ああそうかい」と言っている。おおよそ二通りの使い方がある。

幾分冷たい反応と解釈される。興味ないとか心そこにあらずとか同意する気なしとか。聞き流す勢いになることが多い。

「おお そうけえ」だと「ああそうなのかい」と訳せばいいのだろうか。こちらは若干聞く耳がある風に感じられることもある。これより聞いてる風にするには「おおほうけ」(ああそうなんだ)という言い方があるがこれは男言葉である。女性だと「ああ ほう」とかであろうか、ちょっと不見識で自信がないけど。

もうひとつの使い方はムッとしてる状態だというのをアピールする時に使われる。一種のちんぷりかある一歩手前状態もしくははすとんがらす状態と言える。え~と共通語でいうと、すねる、か。

「ああそうかい それじゃ勝手にしな」という使い方。これを遠州弁だと

「おおそうけ ほんじゃ勝手にしろやあ」とかになる。

基本男言葉で女性の場合だと「ああ そう」・「ふ~ん」とほぼ共通語もどきを使う。共通語で一番近いニュアンスは「あっそう」であろうか。

共通語の気乗りしない表現である「ああ」が何故遠州弁だと「おお」になるのかは定かではないが、訳すにおいては「おお」ではなく「ああ」の方がしっくりくるのである。

これがパワーアップして「聞く耳もたない」ということになると

「ああ知らん知らん」

という言い方で「ああ」を使うのであるが。そう考えると遠州弁では「ああ」は突き放しで「おお」は「応」(おう)と一様受けているということになるのか。

そうなると「ああそうかい」と「おおそうけ」には温度差があるということで「おおそうけ」の方が多少温い(ぬくい)感があるという風に遠州人には聞こえるということか。

ちなみに「ああそうけ」だと完全にふてくされている事を隠していない勢いになり「なんだあその態度わあ。」と返されて戦闘態勢に突入することになり賢い表現ではない。

例文

「予約してないで入れんて。」

「やあなんだや入れちゃくれんて?」

「みたいだの。」

「なんだよをシーズンじゃないだで予約なしでもいけるっつったじゃん。」

「しょんないじゃん。」

「しょんないって、予約しときゃ済んだ話しじゃん。大丈夫け?っつっただにい。」

「おおそうけみなきしわしん悪いだの。」

「いやそうゆうつもりじゃないだん。どうせるよを。」

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おえん

漢字で書けば「負えん」。別に「負えぬ」とすれば方言でもなんでもないし意味使いも方言的なものではないのだが。

共通語だと「手に負えん」・「始末に負えん」・「責任を負えん」とかで使われる。遠州弁ではもっと幅広く使うということで記載。というか「~を負えぬ」というのをはしょって「おえん」だけで済ます傾向があるということ。

「やっちゃおえん」(やっちゃ駄目)

するなとストップをかけるのではなく、あなたじゃ無理・出来ない・資格がないとかの理由があるのだから手を出すんじゃないよと言っている省略形。はしょらず言うとなれば「あなたじゃやり負えないんだから手を出すんじゃないよ」と言う感じか。

「そりゃあおえんの」(それは手に余る話しだなあ)

自身が言えば「自分には無理だ」・「割に合わない」とか言う意味で、他人から言われたら「駄目だよ」・「損だよ」といったニュアンスになる。

実際生活していて紛らわしいのは「終えん」(終わらない)と混同しがちなこと。なまじっか意味が近いのでどっちを言いたいのか読み取れない場合がある。まあ大局で「やめたほうがいいよ」という捉え方でお茶を濁すことはできるが。

例文

「こんな勢いじゃああれだらあ。おえんにい。」

「なにがあ。わしじゃでけんっつうだか。」

「じゃなくてえ。やり方変えまいか。」

「なにがあ これじゃかんだけ。」

「行き当たりばったりじゃなくてさあ。ちゃんと図面引いてからにしまい。」

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おんし

以前「おんしゃ」(貴様・お前)という記事を書いて、これは浜北辺りの言葉か?と記した。

その理由を就職してから浜北の人と接するようになってから覚えた言葉だからという実体験から導きだしたのですが。あくまで個人的意見であるということを改めて述べておきます。まあこれに限らず私の記事は全て個人的感覚で書かれているのですが。

ところで、自分の集落辺りで「貴様」をなんと言っていたかというと「おんし」と言っていた気がする。ただし近隣の方は「おんしゃ」を使っていたというコメントを頂いたので私の周りだけかもしれない。

「おんしゃ」も「おんし」も男言葉で女性が使うことはまずない。女性は「あんた」・「あんたあ」をよく使うのではないか。

重箱の隅を突く様な細かい違いの話しであるかもしれないが言われ慣れてる違いからどうも「おんしゃ」といわれると違和感を感じるし自分からは使いづらい。

「ぼくんち・うちんち」みたいな「あんたんち」という場合は「おんしゃんち」ではなく「おんしんち」と言うみたいな。

どちらもおそらくは「お主」(おぬし)が変形して出来たであろうかと想像されるが、私には「おんしゃ」は「貴様は」と聞こえ「おんし」だと「貴様」と聞こえる。

例えば「おんしゃやあ」の場合「貴様はなあ」と聞こえ、「おんしやあ」だと「貴様さあ」という風に聞こえる。前者は説教されるっぽく後者は単に呼び止められてる風に聞こえるので「おんし」の方が言われて気が楽なのである。もちろん個人的印象であって、印象は人それぞれなので、異論が出るのは当然でしょうけど私にはそう受け取れるということです。

ところで「あんたあ」みたいな言い方である「おんしゃあ」に相当するのは「おんしい」であろうか。

尚、一般的に「おんしゃ」の方が遠州弁として広まっているので例文等では「おんしゃ」を使っています。

余談だが子供の頃「恩賜の煙草」というものを「貴様の煙草」という風に誤解釈していた。皇居に清掃奉仕に行ってそれを戴いたという話しで、皇族の方も「おんし」っていうのかととんでもない勘違いをしてた時期があった。むろんガキの頃の話しである。

例文

「やあこのくそ忙しい時にどこ油売りいっとっただあ。」

  (おいこの滅茶苦茶忙しい時にどこ油売りに行ってたんだ?)

「わりいわりい。便所でクソしてた。」

  (御免御免。便所に行ってた。)

「年がら年中クソしちゃいんかおんし。」

  (しょっちゅう便所行ってねえかお前。)

「普通みんなそうだらあ。」

  (誰でも行くだろ。)

「そうゆうこんじゃなくて回数が洒落んならん気がするだけど。」

  (そういう事じゃなくて回数が半端ない気がするんだけど。)

「気のせい気のせい。」

「仕事したかないせえじゃねえのか。」

  (仕事したくないせいなんじゃないのか?)

「気のせい気のせい。」

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おこれる・おこれてくる

むかつく・ムカッとする・ムカッときたという意味で使っている。

「眠れる獅子」とかいうのと同じだろうから「怒れる獅子」ということもありそうだが、共通語だと「いかれる」になって「おこれる」とは言わないだろうからこれは方言的言い回しなんだろうかと思い記載。

ニュアンス的には「カチンときた」・「ぷんぷん」みたいな瞬間的なイメージが強い。長期に亘ったり積み重なっての「またかよ」的な怒りの場合には「だでいや」・「あったあくる」(頭に来る)・「やっきりこいちゃう」とかを使う。もちろん厳密な使い分けではないので人それぞれであるが。

なんとなくだが遠州では「いかる」より「おこる」という言い方を好む傾向にあるのであろうか。

例文

「なによを どおこれる。」

  (もう、ホントむかつくなあ。)

「なにひとりでぶちぶちゆってるよを。」

  (何独り言で怒ってるんだ?)

「聞いてやあ。課長のばかっつらんこっちゃ先月から必死こいて準備してただに今日んなっていきなし変更しろっつうだにい。随分だと思わん?」

  (聞いてくれよ。課長のくそったれがさあ。こっちは先月から必死に準備してたのに今日になっていきなり変更しろって言ってきやがってさあ。非道いと思わない?)

「そりゃそうだん。そんなことゆったってどうしようもありもしん。っつうか直で言えやあ。」

  (そりゃそうだけど、そんなこと言ってもどうしようもないだろ。って言うか直接課長に言えよ。)

「面と向かって言えたら苦労しんわ。おんしゃゆえるだ?」

  (面と向かって言えたら苦労しないわぁ。お前は言えるのか。)

「まあゆえんけどな。」

  (まあお互いさまだけどな。)

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おどける

「おどかす」(びっくりさせる)

「おどける」(驚く・びっくりする)

「おどけた」(驚いた・びっくりした)

といった使い方を遠州ではする。男女共に使う。

共通語の「おどける」道化師のようなことをして笑わせようとする意味とは異なる。もちろんそういう意味での使い方もするが、共通語の「おどける」という場合は遠州弁では「ちょうける」が使われるが最近は日常会話からは失われつつあり「わらかす・ふざける・馬鹿する」などという言い方が増えている。

驚き・びっくりの程度としてはワーキャー喚くようなものではなく一瞬息を呑む程度のびっくり感で使われることが多い。

人それぞれであるが威嚇するニュアンスの「脅かす」と混同しがちなのでそういう場合には「おどかす」ではなく「「おどす・おどさす」を使うことが多い。

例文

「やあ。おどけたやあ。ねえもうホントおどけるでやめて。」

  (うわあ。びっくりしたあ。あのさあもう本当にびっくりするからなんとかしてよ。)

「なにがあ。」

  (何を?)

「玄関開けたらいきなし犬飛び掛ってくるのわどうかと思うやあ。」

  (玄関開けたらいきなり犬が飛び掛ってくるのはどうかと思うけど。)

「おどかいてる訳じゃありもしん。愛情表現じゃん。可愛いもんだらあ。」

  (驚かしてる訳じゃないだろ。愛情表現じゃないか。可愛いもんだろ?)

「知らん人来たら堪らんにい。」

  (知らない人には迷惑だと思うけど。)

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おんも

遠州弁における意味としては二通り考えられる。

ひとつは、お外のおんも。ほとんど幼児向けの言葉で大人同士で交わす際の表現ではない。これは共通語か。

もうひとつは、重いのおんも。「重っ」という言い方に近いはしょり系の表現であろう。ちなみに個人差はあるが感覚としては「重っ」よりも「おんも」の方が重さがあるような感じになる。はしょらずに言えば「おんもい」。イントネーションは当然お外のおんもとは異なり「も」を強く言う。別の言い方では「「どぉもい」とかがある。

例文

「家ん中ばっかいんとおんもで遊んできない。」

  (家の中にばかりいないで外いって遊んできなさい。)

「だっておんも出たくたって戸がおんもくて出えれやへんもん。」

  (だって外出たくても戸が重くて出れないもん。)

「まあ家ん古いもんだでそこらじゅうやごくてえごえごしてるでの。」

  (まあ家が古いからそこいらじゅうへたって軋んでるからなあ。)

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おおど

地域によっては「庭・土間・庭先」と訳されているところもあるが、うちの集落では「おおど」は土間の事を指した。まあ庭があるほど裕福な家並群ではなかったせいであろうが。したがって以下は遠州弁と言っても非常に限られた集落での使い方を述べているのかもしれない。なのでほぼ私見(感想)ということでご了承願いたい。

始めから住居のみとして建てられる家には土足の脱ぎ履き出来るスペースしかないのであろうが。自宅で商売も兼ねてとなるとそれなりの土間敷きの空間が家の前に広がっていたものである。

土間の用途はもちろん商売屋が商品陳列するお店のスペース。例えで言うと駄菓子屋のお菓子置いてあるところが土間敷き八百屋さん魚屋さんの店先もそうか。又は搬入する荷の置かれた場所。本来はそういう用途であったろうが私がガキの頃には商売は廃業して、けったー(自転車)・ポンポン(オートバイ)・乳母車とかの置き場と化していた家とかが多かった。コンクリートで固めているところもあればそうでないとこもあった。

農村部の家とかにある炊事場とか藁編んだりするような作業場を「おおど」というかは定かではない。家の中であるが「にわ」とも呼んでいたらしいのでもしかしたらそうなのかもしれない。

うちの集落は外の庭を「おおど」とは言わず庭は「にわ」であった。別の言い方をすれば屋根の下の地べた(コンクリート敷きを含む)を「おおど」屋外の自分の敷地を「にわ」と言うといった分け方ではなかったかと。

「おおど」を漢字で書くとなんだろね。辞書にある「大戸」(商店などの表口の大きな引き戸)から来ているとしたら繋がりはありそう。「大きい土間」が略されて「大土」(おおど)となったとも想像できる。

「黄土」というのでは私の記憶では殆ど赤土のような色していてあれが黄色には見えなかったから無理がありそうな気がする。

語呂が近いからと言って「大吐」でないことだけは確かである。

このおおどはぺったん(メンコ)をするに非常にやりよい場所であった。まずコンクリートがざらざらしてなくほどよく滑る。家の中なので雨が降っても影響が少ない。風の影響を受けない。音が通るのでその音で反則したかどうか判断できる。

白墨使ってお絵かきも出来たが水で流さないといけなくなるので迷惑がられた。

例文

「やあ。雨ん降ってきたで丸かき止めてぺったんにしまい。」

「いいよ。ほいじゃ一旦家戻って持ってくるわ。どこに集合?」

「ひろちゃのとこでやるかあ。」

「うち今日日曜だでおやじのポンポン置いてあるで場所取れんよを。」

「ひろちゃのとこしかおおどある家ないじゃん。なんとかならんけえ。」

「聞いてみる。」

「じゃ、いちおー ひろちゃん家集合な。」

「やっぱ駄目だったらどうする?」

「そんときゃそんとき考えまい。」

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おきゃあせん

置きやしない・置こうとしないという意味。「おきゃせん」・「おきゃへん」とかの言い方もある。

蛇足だが、名古屋の言葉で「おきゃあ」(やめなさい・よしなさい)という表現があって、遠州弁での「おきゃあせん・おきゃへん」と紛らわしい。多分「おきゃあせん」を名古屋的に訳すとやめろを打ち消すんだからもしこういう表現「おきゃあせん」があるとしたら「やめない・よさない」もしくは「ほっとけ」とかいう意味になるんだろうかな自信ないけど。

なので「やあそんとこなんか物おきゃあせんて。」という文章だと

遠州弁では「おいそんなとこなんかには物を置かないって。」であるが

名古屋だと想像であるが「おいそんなところなんか物ほっとけって」とかになって意味不明に陥ってなんのこっちゃいとかになるんだろうか。そういえば「おきゃあせん」じゃなくて「おきゃあせ」とかいうの聞いたことあるようなないような。これだと「ほっとけ」とか「しらんわ」とかいう意味になるのかな。

例文

「あれ?ここんさあにだいといた本知らん?」

  (あれ?ここに置いといた本見なかった?)

「しらんよを。よく見ただ?」

  (知らないなあ。ちゃんと周り調べた?)

「確か置いた筈なんだけどやあ・・・って、なによを。なんでこんなとこにあるよを。」

  (確か置いた筈なんだけどなあ・・・って。なんだよなんでこんなとこにあるの?)

「自分置いただらあ。」

  (自分がそこに置いたんじゃないの?)

「こんなとこおきゃあせんよを。変だやあ。」

  (こんなとこになんか置かないよ。おかしいなあ。)

「わしだってそんなとかあ おきゃあせんでねえ。」

  (私だってそんなとこになんか置いたりなんかしないからね。)

「ん~。」

「なんしょちゃんとしたとこおきゃせんもんでそうなるだで。不精しちゃかんにい。」

  (とにかくきちんとしたとこ置かないからそうなるんだから。ちゃんとしなさいよ。)

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おこた

コタツの事。おこたつのつが抜けた言葉か?幾分お上品な感じが漂うのでいいとこの家の人が使うような印象がでる。

まあ、遠州弁というわけではなく全国的な言い方であろう。遠州でも使うということで。基本女性言葉の勢いがあるがじじばばになると男女兼用の表現になることが多い。男衆は「おこた」は左程使わないことが多いがペット相手とかには使うことがある。まあつまりじいじは孫に野郎は動物とかに対して使うパターンということであろうか。野郎同士では使わないことが普通。

例文

「外さぶかったらあ。ちゃっとおこたん中入りい。」

  (外は寒かっただろう。すぐコタツに入りなよ。)

「う~くっちゃぶい。ほいじゃ遠慮の~邪魔するでねえ。」

  (う~寒い。それじゃあ遠慮なくお邪魔しまーす。)

「遠慮しんでえ。・・・って ぉおい どつべたい足で触らんで。」

  (遠慮しないで。・・・って、っちょっと!冷たい足で私の足に触んないでよ。)

「いいじゃん。どんだけちべたかったか体感しよ。」

「いらんこんだわぁ。」

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