2・2009年のテレビドラマ

湯けむりスナイパー その14

 日曜日の23時30分からBSジャパンで「湯けむりスナイパー」を放映してくれる。あな嬉しや有り難や。

去年地上波においてしぞーか県では放映がなく、泣く泣く愛知県の電波にすがって観てただけに、今回のくっきりはっきり画面で観れるのは感謝以外の何ものでもない。

パルス飛び交う霞が掛かったような画像で観てたけどそれでも十分堪能出来た訳だが、こうしてけっこい画を観ると結構趣が変わるものである。

まずなんといってもその表情である。目の動きというか配りがきちんと見えるとこうも印象変わるもんなんだ。源さん(遠藤さん)案外表情豊かだったんだあと。元殺し屋さんだから感情は表に現われないのかと思っていたんだけど。もっとも顔が見えにくくとも体から発せられる気というのは映って見えてたんで意外という範疇ではありませんが。

忙しそうに働いてる時の楽しそうな目が新鮮でありました。

もやが掛かった画で観てた時の露天風呂は、これは湯気が満載と映って温泉気分に浸れた気になったけど、もやが晴れた画で観ると浴場だなと。情緒という意味では見えづらい分かきたてられるなにがしかのものが有るものかと。

内容については特に初回は新しい印象というものはないのでありますが、それでも毎週また観れるのが愉しみであります。

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とてもとても2009

 今年観たドラマの印象をば。改めて見直ししてということではなく今残ってる印象ということで。順位なんぞつける無粋は無しで印象の深いドラマを三つ挙げるとしたら

「湯けむりスナイパー」・最終回を除いた「JIN・仁」・「ヴォイス」かな。

尚、スペシャルドラマは含まないです。

年に関わらず今までの中で今もって印象に強く残ってるドラマということなら(基準は何度観ても面白いと思えるもの)

「トリック」・「踊る大捜査線」・「鹿男あをによし」かな。

「パズル」は去年はまったけど今観直してみるとその勢いが薄れて、逆に「鹿男」を観直したら面白かったんで入れ替えしました。リアルタイムだとどうしても粗ばかり探してるんでしょうかねえ私。リアルタイムでは鹿がどうも作りモノっぽいよなあとかいう眼で見てたんでしょうかね。

そういう意味ではこれらを越える印象のドラマは今年はなかったってことになるでありんす。まあ「鹿男」みたいに冷めてから観たら面白かったって思えることもあるかもしれないですから流動的ではありますが。

もちろん衝撃・インパクト勝負で繰り返して愉しむをよしとしない作品もありますから一概に上記に挙げたものこそが最高!とかいうつもりは毛頭ないです。

各ドラマを今振り返ってのおぼろげな印象は。

「本日も晴れ。異常なし」

続編があるなら又観てみたいな。あののんびりこんとした空間でどう興味を引く騒動が繰り広げられるのだろうと思って観てたけど、それぞれのパーツが終ってみれば凄い連鎖というか繋がって見事でありましたな。意外性もあって。脚本が良かったんでせうね。もっと方言を大切にしてたら雰囲気も大きく変わったかもしれません。青木さんだけだったかららしかったのは。それが残念かなと。

「メイちゃんの執事」

「水嶋ヒロ」という役者さんを知ったってことで貴重だったのかな。この時はまだ単なるイケメンさんだと思っていたけど。

「トライアングル」

とにかく豪華であり、犯人は誰っていうことなら最後まで引っ張られたなあ。でも疑心暗鬼の要素が強くて心安らかに観ていられなかったんでもう満腹かな。

「キイナ」

菅野美穂さんを愛でるドラマだったか。ひらっちとの相性も良かったかしらん。でも小池栄子さんの存在のほうが効いてたな。

「ありふれた奇跡」

セリフ回しが独特で観るのによいしょという勢いをつけないとしり込みしそうな感覚が残ってます。これ見て魚肉ソーセージにはまって今もって一日一本かじっているという実生活への影響力はありました。

「ラブシャッフル」

昭和のトレンディドラマ見てたような浮世離れしてた印象が残ってます。

「ヴォイス」

靴屋の老夫婦の回が秀逸だったな。

「ゴッドハンド輝」

ひらっちが良かったな。

「名探偵の掟」

推理小説をおちゃらけにしてその技法を解説した参考書みたいな印象が残ってます。約束事に縛られると便利な半分、行動の選択肢が限られてしんどいもんだというのが良く分かった気になりました。

「白い春」

阿部寛さんと遠藤憲一さんががんこ良かったなあ。白石さんも印象に残ります。展開というよりも役者さんを愉しむドラマという印象が残ってます。

「BOSS」

天海祐希さんを愉しむドラマということに尽きるんでしょうか。続編があればまあ観るでしょうね。安心して観れるとこがいいですわ。

「スマイル」

中井貴一さんが印象強いです。

「湯けむりスナイパー」

絶対又観たいドラマ。諸々に疲れたオヤジが現実逃避できたらなあという願望を叶えてくれるような空気感が好きで、大層なエピソードなんざ要らなくて、源さんの当たり前の事に感動する日々をほげ~と観ていたい。

「ぼくの妹」

今思い返してもよくわかんないテーマと流れでありました。最初は犯人は誰みたいな感じで中盤辺りから無謀な恋の行方。で、終盤はお兄ちゃんの心の安寧ってな勢いで。何を謳いたかったのか。強引な解釈でいけば「兄貴はつらいよ」ってかなんてね。

「赤鼻のセンセイ」

ん~。

「コールセンターの恋人」

名取裕子さんかな印象に残ってるのは。

「官僚たちの夏」

官僚組織のピラミッドの頂点に立って自分の目指す事を成さんが為にしのぎを削る割には、いざトップに立った以降の行動が薄味で。これじゃ何の為にライバル心むき出しで争うのかなんかよく分からないところでありました。

「ブザー・ビート」

しほりんがいい味出してたな。

「救命病棟24時」

ちょっと詰め過ぎの印象が残りました。まあ交通事故での短縮では致し方ないですけど。

「華麗なるスパイ」

こういう役やらせたら長瀬智也さんは安心して観てられますなあ。

杏さんを初めて観たけど存在感ありますなあ。

「猿ロック」

この世界感は大好物なんですが如何せんドスケベ度合いが激しすぎてそれだけが活力という勢いはくどかったかな。友情を最優先という姿勢をもっと明確に示して貰えれば観やすかったんですけど。阿吽の呼吸過ぎて見えづらかったということでしょうか。

「オトメン」

最後の締めがどうもね。桐谷美玲さんが印象に残ってます。

「ギネ産婦人科のおんなたち」

松下由樹さんと藤原紀香さんが印象深かったです。ユイカの役はその心情の移り行く様がちょっとはしょられ過ぎてて判りづらいところでありました。

今年一番満足のいく結末だったような気が。

「アンタッチャブル

Cmとタイアップしてたのが印象強かったです。一話見逃したけどめげずに観たという珍しいことしました。普通は一話でも欠けると頓挫するんですけどね。それほど興味があったということなんでしょうかね。

「JIN・仁」

最終話以外はドキドキワクワクでホント愉しかったです。最後はラストフレンズとかプロポーズ大作戦とかに近い印象の有終の疑でありました。

「東京DOGS」

継続は力なり。パートⅡとかでこの新機軸な世界感を安定させてもらいたいな。

 全体的なくくりで言えば

物語ということでは「ギネ」と「本日も晴れ」が良かったかな。

空気感ということでは「湯けむり」と「猿ロック」・「キイナ」かな居心地が良かったのは。

世界感ということなら「仁」・「ギネ」・「救命病棟」かな浸れたのは。

奇想性ということなら「仁」・「東京」・「名探偵」かな愉しくそんなのあるんかいって思えたのは。

役者力ということでは「仁」・「スマイル」・「ギネ」・「東京」かな魅入ったのは。

「ヴォイス」は面白い回とそうでもない回のムラがあったようにも感じられて微妙であります。でも物語・空気感・役者力のバランスが整ってた風に感じられて好きです。

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とてもとても2009・10月~12月

 終ってみれば観てたドラマが少なかったですな。なんか暇な曜日が多いと感じたわけだ。録画機の不調で挫折したドラマも2・3あったけどそれを差し引いても帰ってからの愉しみってのが薄かった気がしやんせ。

* ギネ産婦人科のおんなたち

当初新米ギネの玉木(上地さん)目線でドラマが展開していくのかなと思っていたんですが中途からそうじゃなくなったみたいで身の置き場の見つからない浮遊したような目線で観てました。そうじゃなくとも産婦人科は男にとっては医者でなければ不可侵のような空間ですので。

でも面白かったな。悪意悪党の介在しないドラマってのは好みなんで。

でも確信犯的に苦しめる存在がいないにも拘らずかくも重苦しい空気感が漂い続けるってのはそれほどに現実はしんどいんだということを改めて謳っているのかなあと。

誠実と信頼こそが明るい未来を作る要素なんだろうな。

松下由樹さんと藤原紀香さんが印象深かったです。

手術シーンでも実際の赤ちゃん出演してたりまさしくの血の海だったりとえらく迫力ありました。

ユイカ目当てで観ようと思ったんですが終わる頃には松下さんと藤原さんと内田さんを注視してたっす。理由は別記事に書いてますけど。

* アンタッチャブル

終ってみれば「名無しの権兵衛」は中途に予想したお人という結末でありました。結構楽しめたんですが如何せん一話見逃したので語る資格なしとて。残念至極。

悔やまれるところであります。全話観ていれば、なんで名無しの権兵衛なぞと名乗りを上げたのか。黙って粛々と事を行えばよかったんじゃないのかという疑問をぐでぐで問うていたのに。

佐藤智仁さんがやけに映えた印象を持ちました。後半芦名星さんの存在感が影を潜めたのがちょっと残念でもありました。

* JIN・仁

この時期の中で一番面白かったドラマのような気がしました。続編を意識したかのような最終回は消化不良な部分もありましたが、まあ原作も終わってないんだからこうならざるを得なかったということもあったのやもしれませぬが、それを省けば毎回愉しみでありました。ファンタジーなんだから理屈がどうたらこうたらと突き詰めるのは無粋だという考えもあるやもしれませぬがどちらかというとむしろファジーの部類に属する仕舞い方だと思えました。

そんなこんなはともかくとして役者パワーがことに見応えがありましたな。考えてみればそう多くの登場人物が蠢く群像劇というものではなかったのにスケールの大きさを感じたのは役者力でぐいぐいということによるものでしょう。

* 東京DOGS

色んな要素をごった煮にして熱い内に提供するみたいなホットなイメージが残りました。小栗さんと水嶋さんを愉しむドラマという勢いでありましたな。恋の要素がなければもっと観やすかったのに思ったのは私だけなんでしょうかね。それじゃ月9にはならんか。

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東京DOGS その10

 最終回。普通にもう一話あるのかと思ってたのに全10話。その分ジャンボ延長で穴埋めか?

いつもより格段に長い割には一気に終わってしまった感があって中身の濃い最終回でありました。見応えあったと書けば済むことですがそれじゃ味気ないので。とにかく面白かったです。

西岡先生(ともさかさん)のぼそぼそと話す声がとても印象に残るところですがお風邪で声が出ないとかじゃなかったらこういう話し方もアリだなと。声を張り上げ朗々と謳い上げるだけが役者さんの仕事ということもないのですから、聞き取れさえすればこういう話し方もいいなあとぞ思ひけり。

神野(仲村さん)逮捕後に奏(小栗さん)の笑顔が観れたんですが、最後まで笑わないという感じで通して欲しかったな。

 オーラスでの背負い投げが象徴的なように、シビアとコメディの両立と共にロマンスの要素も取り込んだという意欲的(観たことない)な作品でありましたが、初物ということもあるのでしょうか観方がこんがらがってしまうところもありまして。あまり複雑な鍋物は好きな方じゃないものでこういう色んな味がしみたのをどう味わっていいんだろうかという感じはありました。見慣れればより愉しめる可能性は感じるのですがこのドラマではちょっと追いつけれなかったです。

コメディを愉しみたい傾向が強かった私としては後半の回はそんな肩に力入れちゃうとギャグが鈍るのにという気分で観てました。奏以外はマイペースでギャグかましていたのになあというのはありますが奏がのってこないとやはり面白さが薄味に思えました。

その分神野が登場してピリッと締まって緊迫感が増しまして、若干違ったドラマにも見えたりなんかして。

別になんだかなあと言ってるつもりはなく、むしろ面白かっただけに欲が出るって感じでありまして、続編かなにかでより馴れてより楽しみたいものですな。

いつも陽気で飄々として大事を成すって作風は以前からよく観たイメージがあるのですが、やるときゃやるがそうでないときはボケまくるというのは新鮮でありまして、そういうの好きです。ただそのメリハリというか切り替えがちょっと追いつけなかったのかもしれません私。

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JIN・仁 その11

 最終回。素直な感想を述べれば、こりゃ絶対続編あるな。もちろん歓迎ですけど。全くもってとても終わった気がしないのは私だけでせうか。それとも原作がまだ終わっていないのでこうせざるを得なかったのか。

最近死亡フラグなる余分な豆知識を覚えてしまったせいで、ひたすら野風(中谷さん)に死亡フラグ立ちまくってるなあと興ざめな事思いながら観ていたんですが、ここまで林立すると逆に助かるもんだという確信になってくるという気になるのはあら不思議。

なにごともほどほどが肝要ということでせうか。

それにしても仁先生(大沢さん)と咲(綾瀬さん)は以心伝心。どんなに離れていても心の声が伝わるというのは決して一方通行の想いなどではないんでしょうな。橘の家には戻れそうにはなさそうなので、ここまできたら仁先生に責任とって貰うしかないところでしょうな咲の未来は。

野風の顛末は結局ハッピーエンドの部類に入るものなんでしょうか。終わりごろに西洋の建物の前でチラシ配ってる姿が映し出されていましたが。篭の鳥から抜け出れて自由に羽ばたけるようになったということでは大いなる解放ということになりますが、けっこいおべべ着てそれなりに一目置かれる存在でありんしたのにねと思うと無一文で放り出されて世間の荒波に辟易してる風にも受け取られ。自立した女性の魁(さきがけ)という構図であるとも勘繰れも出来。なんか微妙でありんした。一瞬なんで明治の世になってるんだ?と勘違いしてしまいましたしイマイチ分からないところでありんした。まあ明治の御世になればお武家さまは没落の憂き目に遭うんでお妾さんで生涯裕福に暮らしましたとさという訳には行かなかっただろうから上々ということなんでしょうな。

写真の消失は解放の証。つまりこれにて現代に戻るという意識は棄てて江戸の今を生きることに専念するってことなんでせうかね。輝いて見えるということでは介護に明け暮れる現代より江戸で懸命な仁先生の方が格段に輝いて見えましたしね。

前回のモヤモヤ(それぞれの人物の想い)はこの回全てクリアになった勢いを感じたのでありますが、全体としての大きな謎(仁は戻れるのか・現代で手術を受けたのは誰・あの不気味な赤子は何・偏頭痛は何故・時計の針を早めた因果はどうなる)の諸々の答えはスルーされたみたいに感じられました。

恋人未来の方は元気に講義してたみたいなんで仁のやったことは本望(正解)だったんでしょうけど。

したがって以上のことから受けるドラマの印象としましては、人間はちっぽけなものでありただ翻弄されるのみ。だからといって悲嘆に暮れて未来を描き憂いてばかりでは駄目で、ただ毎日を懸命に生きるのみ。それによってこそ充足した人生を送ることが出来るんだというドラマのメッセージと受け取れましてでございます。まあ家に引き篭もっていないで外に出なさいということなんでせうか。

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東京DOGS その9

 神野が仲村さんだと締まりますねえ。ピシッと。

やることが凄いスピーディーでいい様に警察が翻弄されてしまってこりゃ確かに強敵襲来って勢いに感じられます。

かといって奏(小栗さん)とマルオ((水嶋さん)がこりゃあおふざけしてる場合じゃないよなと一念発起してどマジになられたらドラマのテイストが変わっちゃうんでそれは勘弁なところではありますが。

まあ、奏はもうマジモードに陥っているみたいでギャグの冴えが鈍くなりつつありますが。マルオのボケに誰も突っ込まない辺りは結構私としてはツボなんでこれはこれでいいなあとも思えたりなんかして。

でもなんていうんでしょうねえ、ボケとツッコミというパターン全盛な昨今ではありますがツッコミという制止を排除してより連鎖反応を起こしてボケ続けることこそ楽しけれとぞ思うのでこういうパターンのギャグが受け入れられて欲しいよなあと。

なので奏とマルオのボケ倒しが冴えて欲しいのであります。

 お話しにつきましては由岐(吉高さん)の行動とかが話しをややこしくしてて大人しくしてればいいのにとつい思ってしまったりなんかして、どうも乗り切れない感じでありましたが。それもこれも来週一気に最終回で決着をつけんとすということらしいのでまあなるほどと思い直しました。今が不協和音等どん底であとは昇るだけということにしようとしてるのかなあと。由岐の行動は奏が狙われたということを知って我が身を差し出すつもりで自ら神野に止めて貰うよう交渉にでもしに行ったということなでしょうか。

それにしても策を巡らさず警備の警官を問答無用で黙らせて裏切り者を始末に来るというシーンはなんじゃこりゃあでしたな。大胆不敵というかなんというかびっくりでありましたルール守れよって。久方振りにドラマ観てて「想像外」を実感しました。

こりゃ由岐が止めてなんて懇願しても聞く訳ないよなと思えますわ。

こんな何するのか分からない難敵を倒すにはどうすればいいんでしょうねというのがホント想像がつきませんです。やっぱ鍵は由岐にありなんでしょうかねえ。

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JIN・仁 その10

 最終回に向けての序章というか前段という勢いでしょうか、時計の針を早めた歪みといったものが描かれてられましたが、どことなく黙々と進んだ感じがしました。もちろん登場人物達は今までの中で一番葛藤して心の揺れ幅が大きい展開でありましたんで粛々でも淡々でもないんですが。

やはり困難を潜り抜け制約を飛び越えて人を助けないと観てて燃えないんでしょうかねえ。

もちろん矢を勢いよく放つためには十分引き絞らないと強く遠くに飛ばないものですから毎日の連続した日常の中で突如劇的なことが起こるというよりもそら行くぞというインパクトは大きいものになるのでしょうけど。受け身よりも攻め手という仁先生で描かれるんでしょうかね最終回は。

とにもかくにも最終回に向けて十分引き絞られたでしょうから来週乞うご期待ということで。全ての事は最終回にありということで、この回起きたことをああたらこうたら思い巡らしてもせんなきことでげしょうなあ。

最終回は85分だそうで。半端ないすなあ。はなからこういう構想で作られてたんでしょうか。好評につきのご褒美拡大とは思えない拡大の長さですから。

 それにしてもやけにアップの多い印象がありますな。今回に限らずかもしれませんが。まあ映画じゃないんだから当然だよかもしれないですが。タイマンのお芝居ばかりならいざ知らず、何人かの人物がその場に居るのだからその場の空気感を提示する上でも二人だけの世界に埋没してくという図柄は群像劇にあらずという証でもあるんでしょうかねえ。奥行きが無い感じがして勿体無い気分がしたりなんかして。どういう想いで二人の会話を聞いてるのかとかいう立ち姿を観てもみたい欲張りなもんで。

仁(大沢さん)が橘家から出てくのを見送るシーンでの母上(麻生さん)と恭太郎(小出さん)おいてけぼりみたいな仁と咲(綾瀬さん)のアップと切り返しの連続という画柄を観ててふとそう思えました。

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ギネ・産婦人科のおんなたち その9

 最終回。医は仁術、医は人海戦術そしてついには塵灰戦術ってか。一度返上して再起を目指すという終い方でありました。

に、してもこれはデジャブーかと思ってしまう程に再び手術室が大渋滞という巻でありました。後手に廻された瀬川(内田さん)の運命や如何にという展開は、以前の二の舞じゃあ洒落にもならないだろうから成功するにちまいないと思って観てはいたんですが、大分ハラハラして観てました。

全体的な印象で言うと、悪意も悪党も登場しないドラマである事は私の好みとするものでありますが、それにしてもな暗雲が幾度か柊達に襲ってきて抑圧感に満ちた印象でありました。確信犯のような苦しめようという悪意が存在しないのにこのプレッシャーってのはそれだけやばい状態に陥っているってことの証ということでせうか。

終ってみれば君島先生(松下さん)は男気をみせて教授にまで突き進み皆の希望を牽引する馬力を見せ付けてなるべくしてなった勢いがあって心地よかったところでありました。

柊先生(藤原さん)と玉木先生(上地さん)は成長記というか人として医師としての成長を愛でたということでせうか。

薄らほのかな光明が見えそうなって勢いの後味のすっきりした感じでありました。

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東京DOGS その8

 取調べ室ってBOSSで天海さん方が使われてた部屋とよく似てたなあ。単にホントにある実際の取調べ室を再現したから同じに見えるのか経費節減で使いまわしとしたのか、それともBOSSの続編ありを見据えてセットを残してあったものを眠らせとくのもなんだから使っちゃおうなのか、このドラマお得意のギャグのひとつなのか。

いづれにせよああいった無機質な部屋はどうなんでしょうねえ。あまり好きな作りではないんであります。ああいう冷たい感じの方が吐き易いもんなんでしょうかねえ。かえって心が弛まず心の壁を厚くするような気がするんですけど。

で、神野。追い詰めそうでなかなかといった感じで。まあ後3話?残ってるから後2話くらいは出し惜しみとしゃれ込むんでありましょうや。でもなんかあのお声と後姿から拝察するに「仲○ト○ル」さんっぽく映りましたがやはり気のせいでせうか。

神野って幾つだ?という疑問がずうっとあったのですが、仲○さんが演じられる年齢ということならば、由岐(吉高さん)は渋い好みということで納得いきますですな。まあ外れたらただの世迷言ですけど。

 銃撃戦だと烏合の衆が現れるみたいですけど奏(小栗さん)は人数に合わせて行動を決定してる訳で、探索突入とかのシーンではサバイバルゲームやってるような感覚で観てるんで、そういう見方してるといつのまにか行動がフリーズ&フェードアウトしてしまう衆の存在というのはどうも緊張感が削がれたりなんかして。

ところで由岐の記憶って、神野が生きているとしたら実際に起こった事とどうも一致しない気がするんですけど一体どうやって帳尻合わせてくるんでせうか。

 謎の解明というよりも心の揺れを描いた回ともいえなくもない感じで以降は「信頼」・「友情」とかいったものが主題としてより鮮明になっていくんでせうか。

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JIN・仁 その9

 まさにといった勢いの火事場の馬鹿力を発揮する仁先生の図ってな感じのそりゃあもう迫りくる火の粉も怖れぬ気迫というか根性を示した仁先生(大沢さん)でありんした。

大言壮語を普段吐かないどちらかと言えば控えめで穏やかなお人柄とお見受けしてきた訳でありましたが辰五郎大親分(中村さん)との丁々発止と自らが身の危険が迫りながらも手術に没頭する様がいつもと違った一面を垣間見たような気がする回でありました。

野風(中谷さん)の決意した想いと行動というのもこの回の重要な部分でありましたが、やっぱ辰五郎親分みたいな傑物とタメ張ってしかも気に入られるという事がインパクト強しでありました。武士である恭太郎(小出さん)ですら辰五郎親分の前では借りてきた猫状態に陥るくらいのオーラ出し捲くりという空気感なのに医者の悪口言われたことで反論しようとする仁先生は凄かったなあと。

そりゃ相手が誰なのか知らなかったという事もあったんでしょうがその場の空気を読めないお人というのもあるんでしょうかねえ周りがあんなに萎縮してたのに。手下の人に「なんだてめえ」ってつかかられそうになって辰五郎親分が「おとといきやがれ」と制した時「江戸だあ」と感嘆してたけど、いくら現代から来た時代違いというハンデはあるにしてもここでそう言うかあとこりゃ普段であっても世俗離れしてるとしか思えない気になってしまいました。

そんなお人が売り言葉に買い言葉で医者の意地(心意気)を言い張るってのは清水の舞台からという心境だったのか医者としてのプライドからだったのか。後で後悔しまくってたところから推察すると医者としてのプライドからだったんでしょうかねえ。私なんざ仕事のプライドなんざひたすら薄い限りなんでああいう状況だったらすいませんと意味もなく謝って仕舞いにしますけどね。

で、野風との一件があった後に火事が起きて土蔵での医者の意気地をみせ辰五郎親分から天晴れと認められた訳でありますが、こちらは集中力の賜物なんでしょうね。仕事でも趣味でもいいからなにか寝食忘れて没頭できるものを持つ人は幸せだと思えるんでそういう意味では仁先生は幸せな人なんだろうなと思えてきます。

それにしても今まで支えてきてくれた人が離れていく危機が毎回仁先生を襲うようです。現代では恋人未来を、江戸に舞い降りてきてからは緒方洪庵先生を亡くし今度は医術の支えの咲(綾瀬さん)を縁談で心の支えの野風を身請けでという具合。坂本龍馬(内野さん)にしたって暗殺の魔の手が迫り来つつあるみたいだし。

人に支えられてという意識が強いお人なのにそれなのに人との縁が儚いというのはせんなきことでは済まないような気がしないでもないところですな。

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