2・テレビドラマ「パズル」

パズル 続編希望 その1

ここんとこ宵闇深まる刻にしょっちゅうココログだけ通信速度が鈍くなって、記事書いてもパアになることすらあって記事書く時間ずらすようになったのでありますが。

石原さとみさんが今日イルミネーションの点灯式とかに出席なされているのを朝の芸能ニュースで見ました。そのお姿はよく映えていてけっこいなと思えたのですが「パズル」でもこういうお姿が映っていたらより面白かっただろうなとも思ってしまいました。

「パズル」では大人に対する甘えてナンボな可愛い女性と生徒達に対しての傲慢な威張ってナンボの女王様という二種類の二面性が現されていました。そして素(鮎川美沙子)は後者で仮面は前者という設定でした。それに今回の淑女という三面性が鮎川にあったらどうなるんだろうと思った次第でありますです。

つまりやるときゃやるという点以外にもやれるもんもあるを付け加えてみたらどうなるのかなと。

お給料を頂いてる本職は英語の先生。しかしてその能力は学力の高い生徒達にしてみればアホらしくて逆についていけないというレベル。さりながら世間での評価は何故か高いという設定。有能な英語教師なのかどうか判断に迷うところではありますがドラマの視点は生徒側から観てたのでここはやっぱり張りぼて教師と判断した方がいいような気がしています。

そして一攫千金を頂こうとするお宝探し。結果は毎回空振りながらも解決に至るまでの知恵は3人組を遥かに凌ぐ能力を持つ。しかしながらその行動の様は良くこの三人ついてくなあ毎回毎回と思える程強引マイウェイ。もっともいつも誰も呼んで無いけど匂いを嗅ぎつけてついてくるアフリカの大地のハイエナのようになってますけど。でも実際得たのは感謝状一枚。

つまりどちらも駄目駄目じゃないかと言えなくも無い鮎川なのですが。

それに今回のようなおしとやかな淑女が加わったら。なんかひとつくらい人に褒められるようなとこがあった方がいいんじゃないか。そこで無い知恵で勝手に設定を考えてみれば実は鮎川はそれなりのいいとこのお嬢様。そのままいればそれなりの人生が送れる環境。親は一代で財をなした超成金。引け目があってか娘にはきちんとした教育をという環境を与えてきた。しかし親譲りの生来の強欲が美沙子にも受け継がれていてその衝動を抑えきれず家を飛び出して今に至る。たまあに金欠で万事休すになると渋々実家に戻りお嬢様をしてる。でもまた虫が疼いてという繰り返し。

なんて設定にしたら淑女シーンがあっても無理がないかなと。

鮎川ネタ以外にも3人組が鮎川の妨害にもめげず無事大学生になれたのかそれとも受験に失敗して人生の設計図が変わったのかも見てみたい気がしないでもないです。

お話しネタを空想すれば、ハイキングとかスキーとかで山に行って誰かがボケてそのせいで遭難の憂き目に会う。仕方なく避難した洞窟は前日宿泊したところで聞いた言い伝えの宝の隠し場所の入り口だった。迷路の如き洞窟を古文書もしくはその場に刻まれている文字を読み解きながら進むメンバー。最後の選択は脱出かお宝ゲットか死への罠か。元来た道を戻ろうにも最早崩れてしまって戻れない。さあどうなるという展開。オチはもちろん迷わずお宝を目指す鮎川だがその最後の謎を読み取り間違えて脱出の道を選択してしまうというのはどうでせう。まあありきたりですけど選択の都度のみんなのやりとりが笑えそうかなと思って。死人もでないし平和でいいじゃないですかこういうのも。まあもうちっと煮詰めたらちゃんとしたお話しとして書こうかしらむ。でもトリック考え付くような知恵ないから思うだけで終わるだろうな多分。

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パズル DVD その5

相変わらず秋になっても飽きもこずパズル観賞に勤しんでいる休日でありますが。何度も繰り返し観てると味付けを変えてみたくもなるものでありまして、オーディオコメンタリーONにして観ている今日でありました。

視点がやはり演ずる側と観る側は異なるものらしく、衣服や小物のシーンごとの繋がりとかそれらしく見えるとかいう冷静なプロ目線と、その時の記憶が映像を観て甦えってこられてるみたいでした。あの時こうだったとかいう共有の想い出話しとかで盛り上がっているオーディオコメンタリーでありました。聞こえてくる限り先生と生徒という印象はなくほぼタメに近い勢いに聞こえました。もちろんキャリアの序列とかもありますんで馴れ馴れしさとかいうものはなく、聞いててイラつく事も無い明るく爽やかな会話で聞いてるほうも気持ちいい感じがしてきます。

撮影時の模様とかも映像特典の中に収められていましたが、石原さとみさんは、第四話に登場した女優栗原のような女優顔して他を寄せ付けず一人お姫様状態でおられる気位の高いお方ではないようで、随分と3人組と共有の話題をお持ちのオープンな性格の持ち主のようなお方らしいと推察されるくらい皆と一体感を感じました。

楽しんで撮影に望んでおられたんだろうなというのがよく伝わるオーディオコメンタリーです。ただ全話にコメンタリーがついてないのは残念でありまして、役者さんでなくとも監督さんや脚本家さんのコメンタリーでもよかったのにと。とにかくどうせやるなら全話つけて欲しかったです。ディレクターズカットも。

ちなみにコメンタリーは1・10話。ディレクターズカットは1・5・6・7話についていました。

できれば補足的に役を作り上げる上においてキャラクター設定とかこのあと皆はどうなるのかとかを予想しあうとことか聞きたかったのですがあまり監督さんが出張る感じではなかったのでそういう点では物足りなかった部分はあります。

前にも書きましたが追加も含めて

*鮎川は何故お金がないのだ?何にお金を費やしているのか?強欲の理由が金はあるが性根として欲するのか、それとも生活が困窮してるから否が応にも強欲に走らざるを得ないのかで随分印象違いますから。前者の強欲ならばお宝にありつけずとも因果応報と思えますし後者の強欲ならば次頑張れと思えたりもしますから。

*あの3人組あれだけ鮎川に連れまわされて大学受験は大丈夫だったのか。

*家庭・家族が4人共一度も出てこないがどういう環境の中で育てばこういう人間に育つのか。特に鮎川。

*制服とジャージ姿(剣道着もあったけど)しか見て無いがなんで宝探し(桜女の連中といちゃつきたい)に行くのに制服着ていくんだ。鮎川の厳命によるものなのか。では何故?

まあ他にもどうでもいいこと色々聞きたかったことあるんですがどうでもいいことだからって勝手に妄想膨らますのもなんかいやったい気もするので、結局は続編作ってそういう部分を見せてくれたらいいのになあという期待に代えているのであります。

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パズル DVD その4

本編の他に「DVDオリジナルミニドラマ(special piece)」が特典としてあるのですが、これがなかなか面白いのであります。エンディングもあわせると大体11分くらいの作品ですが、なかなか面白いです。手抜きの部分はそこはまあギャグということで受け流しさえすればいけますです。登場人物すらもなんで?って言ってるくらいツッコミどこ満載ですから。

物語の内容を細かく言うつもりは毛頭ございませんが、謎を暴くというのの他に、高校生の年代らしい3人組の悶々さが弾けていて愉しいです。それに付き合う鮎川(石原さん)がそれをどう大人的にいなすかといのも見ものなんでありますがキャラクターが出来てる分安心して能天気に観れる勢いが魅力です。

しょーもないことぐちぐち掘り出すとしたならば(観た人でしか分からない感想です。)

鮎川美沙子。ホントに金に窮してるらしい。しかし英語教師としての評価は世間では評価が高いらしい。だけれどもどうみても信じられないと思えるのは3人組だけでなく私もそう思います。「いやいやいやそんな筈は」と。

3人組のスケベ根性をいなすと書きましたけんど、最後はお宝よりもドスケベ毛嫌いの感情が優先されて思わぬ行動に出る。しかし溜飲を下げて若干平静を取り戻してそのお宝の価値を知るや慌てふためく。

本編でも泊り込みで同じ部屋に襖一枚隔てて寝たりとかもよくしている警戒心の全く無い鮎川でありますが、ドラマのキャラクターはともかくとして「石原さとみ」が演じていてありえないだろうとツッコミ入れたいところではありました。男性関係については海千山千ということではなくむしろ潔癖過ぎて近寄りがたいということなんでしょうか。3人組のHな方Hな方へと思考が傾くのを気づきもせずお宝探しに夢中になる鮎川ってどんな恋愛経験を経た人生送ってきてるんでしょうかねえ。そのあまりの無頓着ぶりがまた面白いんですけど。「先生はこういうことをおやりになったことあるんですか」なんて超ストレートな質問にも気配を察知しない辺りは大丈夫か鮎川と思っちゃいました。

ところでいつのまにか部屋に居ていつのまにか神崎のパン拝借して食してましたけんど、こそこそ入ってくる様とパンをくすねるとこは映像にして欲しかったところであります。桜女の連中に目を奪われてる隙にとかに見え見えのアップじゃなくて画面の見えるか見えないかの端っこくらいに。

3人組 今村(山本裕典さん)・神崎(木村了さん)・塚本(永山絢斗さん)

この物語の主人公は鮎川よりもこの3人組のようでもありました。思考回路が一度エロい方に向いてしまうともう方向修正できなくて正解に辿り着けない様が愉快です。しかも引いちゃうような本能丸出しのような動悸が激しくなるようなものではなくギャグとして成立する範囲内のスケベ度で健全なものです。

勘違いと気づいた時のちょっと恥ずかしい表情もよかったんですけど、個別に言えば今村の暗号を解くぞというガッツポーズと神崎のパン取られたことに気づくとこと塚本の「やっぱり俺か?」というシーンが印象に残りました。

多分こういうアイデアを膨らませて一話にしてくのを、今回はきっちり設定(背景)つけたり道具や場所にこだわったりの部分とかをはしょってアイデア(発想)と役者パワーだけで見せるとこうなるということなんでしょうね。

長大な原作とかを削って削って時間内に収めようとする詰め込む要領の努力よりも基を膨らませ膨らませしていって注ぎ足す努力の方が私は好きなようです。この作品はまさにそんな勢いで愉しかったです。もちろん商品(テレビドラマ)として放送するほどの完熟度はないですけど。DVD買った者への特典としたら大正解のような気がしてます。下手な現場レポートよりもずっと世界感が守られていいですわ。手間は役者さんを再集合かけなければならないから大変でしょうけど無事皆うち揃えば作品に対する愛着が伺えるようでいいんですわ。

尚、これだけカテゴリー「DVD」枠にしました。

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パズル DVD その3

この作品はpieceという数え方をしてるけどめんどっちいので(鮎川と一緒で横文字が苦手なので)以下は第何話という表記で通しますのであとはよしなに。尚テレビ放映時に書いた感想と重複する部分も多々ありますが、やっぱそう思えるよなということを言いたくてあえてかぶる内容にもなっております。

*それにしてもというか観終わってみれば毎回ゲスト出演される方々の豪華なことったらありゃしない。セット組む予算とかまで出演料に回してしまって財政的にしょうがないから浜松くんだりまでロケに来て予算の帳尻あわせたんじゃないのかと思える程豪華でおました。

まあ、冗談はともかく近場の話しで言えばこの作品で使われた地は最近浜松市になったばかりで以前は引佐郡と周智郡といった場所でした。以前小國神社という場所で映画「雨あがる」の撮影が行なわれましたが、そのDVDのオーディオコメンタリーで関東に近くてこれだけのロケ地があるのは驚いた旨のことを話されておられました。よくよく考えてみれば市町村合併する前の浜松は山を持たない市でしたが合併することによってそれを有するようになり、山あり河あり湖ありダムあり砂丘あり多少の街中もありということになったのであります(島はない・金持ちがいないのか大層なお屋敷とかもない)。豊かな自然を有していてもその窓口がなく今まで手付かずであったのが、浜松市という大きな窓口を通せばそのパイプが上手く流れるんじゃないかと思ってもしまいます。以前浜松ロケといえば奥浜名湖と中田島砂丘を往復するくらいのワンパターンでありましたがご当地という冠を外せば関東からの距離を考慮した時その可能性は広がるのではないのでしょうか。

まあ芸能人とみると蝿のようにたかる田舎者ばかりの浜松人ですから人的障害で撮影には向かない土地柄かもしれませんが少なくとも物言わぬ自然は豊富であり、今後はそれを生かしてたくさんの撮影がされるようになればいいのではと夢見てしまいます。

*テレビではあまり気づかなかったけど塩見さんがDVDでは映えて見えました。ドラマ全体でいうと後半に向かうにつれ徐々にコメディの分野に流れていく様はありますが、渋さがなんとも言えず味がありました。

*やっぱ三人娘の存在は必要なのか何度見ても分かりません。男3人組がいちゃつきたいがために冒険の旅に出ようとする動機付けとしては不可欠ですが毎回死体発見してキャーと報告するのと使えない奴と罵るうちにいつの間にかその存在感がフェードアウトしていくように薄れていく。とても中途半端であり正直あの裏表の使い分けは反感すら覚えかねない印象です。せめてお上品な口調と態度は終始裏返ることなく言う内容だけお下品という感じの方がまだ許せる感じに映りました。それとは別にお互いいちゃつきたい可愛げのある者同士を強欲鮎川が邪魔をする構図の方であったならどういう印象になってたんでしょうかねえ。

*テレビで観た限りでは第1話が一番出来がいいかと思っていたんですが、DVDで改めて観直してみると第7話を再認識しましたです。すべて(どの回でも)において密室・閉ざされた空間という縛りがあって、その為に携帯電話等現代生活上においては矛盾のがある部分が存在するのですが時代性を無視してしまえばとてもよくできたトリックでありました。劇中では寒いと扱われた鮎川の小噺でしたが私は笑ってしまいましたし。それになにより風間杜夫さんががんこ良かったです。清水さんもいぶかしげな雰囲気プンプンでしたし。確かに言葉は悪いですけど悪党そうな雰囲気ありましたです。そういう重たい空気を鮎川達のお気楽さで帳消しにして観易い印象を与える絶妙なバランスに感じました。唯、敷地内で毒草から毒物煎じなければならない必然性がなんだかなあと言う気分は残ります。覚悟の上での行いならそれぞれあらかじめ用意してるでしょうにと。でも殺人のトリックは見事でおました。お芝居とトリックがレベル高くて見応えあります。

*思い込みだった。「トリック」とどうしても同列扱いして観てたせいと、一応地元(遠いけど)でのロケで何話か撮影されたというインパクトで、全てロケでの撮影だと思っていたのです。ですが、コメンタリーでスタジオでも撮ったと発言されていて思い込みと知りました。別になーんだがっくりということを言いたいのではなく、その差異が分からない程見事だったという感嘆ということです。こういうたばかられ方は作り手の腕によるものですので大歓迎したいところです。そして案外予算掛けてたんですなあと。そう思えるほどきっちりとしたセット作られたんでしょうね。

*決め台詞・お約束台詞の決定版が欲しかった。ヤマ場になれば毎回必ず出なくても意味不明であったとしてもインパクトの残るセリフが欲しかったです。後で必ず話題になるドラマだとかだとひとつのセリフで嗚呼あのドラマねはいはいと話しが続くものです。このドラマで印象残ってるのは「お前ら」ですが、鮎川だけでなく大道先生も刑事さんも使ってましたから。そういう部分は欠落してたのかなと思わないでもなかったです。

*殆どの回において犯人に「ばれちゃしょうがない」とばかりにあだけられる展開なのですが、これについては必要あるのかしらむと疑問を感じていたのですが。まあ普段生徒達に傲慢な分のしっぺ返し的な因果応報的な要素の現われの表現なのかと自分なりに考えていたんですけど。コメンタリーとかによると石原さんが「アクションに挑戦したい」という意向がありその要望に沿ってという側面も第1話においてはあったらしく、必ずしも以降もその意向に沿ったものかは定かではありませんが、剣道部という設定を光らせる意味もあるのかもしれませんが、やっぱてんやわんやする必然性のある回とない回があってケースバイケースにしとけば良かったんじゃないのかと思ったりもしますです。もっとも立ち向かうというより逃げ回るということでこれを立ち回りと表現するのかどうかは疑問ではありますが。

で、その分はしょって何を観たかったのかというと、例えばフェードアウトしてしまっていた三人娘のダメだし「やっぱ使えん。」とそんなこと言わないでと何とか取り繕う三人組のドタバタとかを。なにしろ毎回懲りずに儲け話し持ち込んでくるんだからそれなりの取り繕いが存在してなきゃ普通頼みには来ないだろうという突っ込みをしたくなるんですわ。

他には最終回にのみ貧乏ゆえに金に固執する鮎川が描かれていたんですが、それを毎週あ~あ今週もと財布とか見て嘆息するシーンを盛り込んで欲しかったです。道楽というか性根が強欲なのではなく生活上強欲でなければならない鮎川と言うほうが観ていて厭味がなくなるというかその行動群に納得できるんじゃないのかと。それにしても何にお金使って貧乏してるんでしょうかねえこの人は。

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パズル DVD その2

1話と10話のみにオーディオコメンタリーが付いていて石原さんと3人組&監督さんの会話が聞けるのです。放送終了後暫く経っての再会しての収録ではなさそうで、おそらくは収録は全て済んだけれども最終話がまだテレビ放映される前のまだ余韻覚めやらぬ状態での収録と想像されます。

印象としましては、皆さんほぼタメ口なのが良くも悪くも印象に残りました。というのも役の設定で言えば三十路過ぎの強欲女性と高校生という一回り年齢が違う役周りなので横並びの友達同士のような会話というものに違和感が生じるのです。でも実年齢考えてみればほぼ同年代の皆さん(監督さんは違うけど)なのだから当然と言えば当然でありそれほど石原さんが年齢さば読むお芝居の技術が有ったと言う事でもある訳で。上手く騙されたとも言える訳で。やっぱ「石原さとみ」は上手い役者さんだことと認識した次第であります。

それと役者だけに留まらず芸能人としてみたら、格と箔でいけばタメ口アリ?という実績の差にも思える石原さんと3人の位置関係なんですが、そういう序列気にしない石原さんは偉ぶらないということで好感度上がりますです。だからといって石原さんのファンになったかというとそうことはないんですけど。まあそうは言ってもそれなりに男衆は発言には気を使われていた風にもそこはかとなく感じはしましたけど。

で、まあ横並びの関係の仲の良さが伝わって参りますが、オーディオコメンタリー以外にも4人で討論会?雑談会が各ディスク(全5枚)に映像特典として納められてもいるのですが、その中でキャラクターの設定についてご本人方の言い分だと、三人ほぼ同じ動きをする妙を求めたと。

だけど、三人個性がより尖らせた上で鮎川の前だと怯える子羊のように揃ってしまうって方が観てて面白かったんじゃないのかなと私には思えました。例えば荷物運びや先陣切る行動派突撃隊長・情報収集に長けた諜報員・歩く百科事典であるかのような資料分析参謀、それらを巧みにこき使って目的を果たす鮎川と言う構図の方が私的には好みではありました。

映像的には地デジで観た時とDVDで観た時とどう違うかと言うと。正直なこと言えば録画はアナログ放送で地デジは運よく始まる時間に帰ってこれたら観れただけなので記憶でしか物言えないおぼろげな曖昧さ満点なんですが、地デジの方がクリアだったかなと。(地デジで録画して尚且つDVDも買われた方がいてそんなこたあないと言われたら素直に撤回しますけど。)

それでも音についてはDVDの方がクリアな感じがして、アフレコと同時録音の違いとか効果音との違いが聞こえるような気がしますです。

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パズル DVD その1

発売日初日に夜ではありますが、普段出不精ながらもそそくさと仕事帰りに買いに行きました。いそいそと防犯タグ付の展示品(中身はちゃんと入ってるけど)を手に取りカウンターへと進む。それを受け取ってからカウンターの奥の棚にある販売品を探す店員さん。その雰囲気は口に出してはいないけど「あれ?おかしいな。確かあった筈だけど。」というオーラを背中から発している。

余程あった筈という確信があったのかひたすら探し近くにいた別の店員さんにも応援を頼んで探してる。で、結構待たされる。早く見つけて欲しいので私も棚に目をやり探す手助けせんとした。

そしたら興味が脱線してしまい人気の売れ筋チェックしてしまいました。やっぱDVDボックスはアニメが主流だろうと思っていたのだが案外そうでもなく、もちろんアニメは多いし側面だけでなんのDVDボックスか判断できないのも多かったですけどアニメ以外にも最近流行のアメリカのテレビドラマとかやや翳りが見え始めたとはいえまだまだ根強い支持があるらしく韓流の作品が並んでたりもしていました。お笑いはあったけど日本のテレビドラマのDVDはあまり見受けられない。確かに高いもんな2万円越すのは。一度テレビで見てるものにあえて2万円払うのは余程のことなんだろうなと。それに通しで一気観たいとまで思える程の密度が存在してるかという疑問符も打ち消せないしなあと。

後、最近の傾向(流行)なのか基本的にジャンルに関わらず黒のパッケージのものが多く、こりゃ確かに見つけづらいわなとは思いましたです。

ふんで、結局発見できず、渋々というか納得いかないまま店員さんは防犯タグを外し始める。余程不満足だったのか目線がまだ辺りを見回していてハサミを持つ手を見ずに作業している。まさか自分の手を切るまねはしないだろうなと思えてきて注視の目線が店員さんの手元に向く私。幸いにもそういうことはなかったのだが、剥いたと思ったが剥けてなかったのか操作を誤ったのか防犯センサーに反応して「ピーピー」とけたたましく鳴り始めてしまった。さすがに慌てて今度はきちんと手元見て作業し始める店員さん。そんなこんなは大体5分切るほどの間の出来事でありました。まあコンビニで払い込みに手間取って待ってて苛っとする程の時間でみたいな話しです。少し待たされた分普段がん見出来ないとこをしげしげと覗いたのであいこと云う事でしょうか。苛っとは別にきませんでした。

そんなこんなで買えましたなんとか。これが果たしてどういう事を意味するのか?良い方に解釈すれば店員さんが思ってた以上に売れてたという可能性が高いのか。冷えた方に解釈すればそんな売れるとは踏んでいなかったので多くを発注していなかった。でも普段の感覚であると思い込んでいたのか。さてどちらでせう。疑問は湧きましたが店員さんに聞くほどの勇気なし。疑問のままにてまあいいかあ。

個人的にはパート2を観たいと思っているのでバカ売れしててそれじゃあとパート2が出来ることを期待したいところです。

肝心な内容につきましては、2万円をかすかに割るとはいえ毎月のDVD用予算を遥かに越える金額なので、先月は極力耐えに耐えて節約して尚且つ今月分全てつぎ込んでなのでちびちび味わいたいので追々と。ただし無料視聴のテレビと違って私にとって高いおぜぜ出してますから、いい感想も金返せ的感想も書いていくつもりでおりますです。

とにかく買うだけでこんだけ愉しませてくれる「パズル」。とりあえずは第一話(piece 1)。観てますディレクターズカット再生で。

ちなみにパッケージに記されてる「石原さとみ主演 特典映像満載の本格ミステリードラマ」というシールが表に貼られてますが、これには嘘が隠されてますです。「本格ミステリードラマ」と銘打ってますが「本気のはっちゃけドラマ」が正しいかと。もちろん謎解きもされてそれなりに見事ではありますが、くれぐれもテレビシリーズ見てなくてパッケージだけで「ミステリーかあ」と思って買おうとする方がおられましたら注意が必要かと。それほどこのパッケージは鮎川美沙子の猫かぶり並によく出来てるということにもなりますけど。

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パズルその11(PIECE10)

最終回になって始めて明かされました。気になっていた最大の謎が解けました。それは鮎川が貧乏だということ(ケチじゃないですよねえ)。なんで金の亡者と化しているのかという謎を解明(なんで貧乏なんだ?)とまではいかずとも決して道楽ではないというシビアさを知った勢いです。だったらしょうがないかあ頑張れよという気になりましたです。

もっと早くに指し示して欲しかったというのが正直な気持ちです。道楽やそこらでの強欲とでは受ける印象が全く違いますから。あそこまで血眼になる根拠が今まで薄くていまひとつ鮎川というキャラに対して愛着が湧かなかったんですが、ここへきてなんか親近感が湧きましたです。同時期に放映されてた「キミ犯」は最後が豪華なマンション引っ越すため今まで宇田川からあこぎなぼったくりかましてたって判明したとこでどっちらけのどんびきになりましたから。

で、本編の方のトリックについては混み入っていて謎解きとしても種類豊富でとても愉しめたんですが、やっぱ最終回ということでこれで見納めかと思うと脇道の方に興味が行ってた感じになりましたです。どうせDVD発売になったらこらしょと何度も観ますからそんな力まなくてもという思いはありましたです。

で、脇道的に順不同で思いついたまま列記しますですが

まずは最後鮎川達に向けられた銃。あれって三八式歩兵銃ですかねえ。撃ちたいとは思わないけどボルトアクションが・・・、装填というか玉籠めしてみた~い。

で、しょっぱなに戻って聞いてない振りするためのでかいヘッドフォン。しかも聞いてる曲が「どうにもとまらない」ってアディダスと共に鮎川相変わらず年代感覚おかしいぞ。アディダスと言えば夜中に着てたのもアディダスだった。冗談でウィキペディアでアディダス検索したら会社の説明のほかに契約選手の一覧が載っていた。鮎川もしくは「石原さとみ」の名があるかなと追ってみたがさすがにそういう冗談までは載っていなかった。

石原さんの声と態度の変化が板についてきたというか細かいバリエーションが回を重ねるごとに増して来てる感じです。特に「おいおまいら」と「おまえらなにやってる」の後のリアクションや表情のバリエーションが増えてきた感じがしますです。それだけ息があってきたってことなんでしょうね。それにしても三人という設定は絶妙で良く出来てるなあと思いますです。またこのお三人のステレオタイプじゃない各キャラの微妙な違いからくる間の悪さは観ていて愉しいです。だんだん個性がでてくるようになってきてやればやるほど味が増してくるように思えますからパート2を期待したいものです。

ところで書くまい非難はよそうと思いとどまってそれなりにぼかした言い回ししてたんですが、もしかしたら最後なんで書いちゃいますけどあの女子高生三人組、存在価値があるのでしょうか、おいしい話を持ってくるだけで十分でしょう。現場に来て腕組まれて横柄なマネされても反感覚えるだけです。

「トリック」の時もそうでしたけどテレビ放映時ではその良さが上手く伝わらなくて、DVDになったものを観ると非常に愉しかった記憶がありますです。おそらくというか希望として「パズル」も同様に買って得したと思えるものであって欲しいと願うばかりです。別に皆に知って欲しいからじゃなくパート2観るためには世論が動かないと私一人受けてもどうしようもないんで。以前にも書きましたが録画したのを何度も見直せる不思議と飽きの来ない魅力のあるドラマです。

石原さとみさんもご自身のHPの「さとみ日記」で鮎川に対する愛着を語っておられてますし撮影中に於いても手ごたえを感じておられていたようで。是非ともDVDバカ売れしてパート2に進化されんことを切に願う次第です。ちなみに発売日は9/26だそうです。くどいようですが特典映像(インタビュー)とかの充実をはかるより「やむ落ち」とかを足して本編の充実であって欲しいのであります。

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パズルその10(PIECE9)

今回のお宝探し(又空悔しですけど)は込み入ってましたです。村の長老に八名信夫さんを起用されてなんかあるんじゃないかとえらい惑わされました。数え歌という縛りに則って遂行された犯行をどうやってというトリック暴きが言われてみるまで分からなかったアホな私です。突っ込みを入れるなら蜜柑の山をいくら元気はつらつの高校生だとはいえあんなひょこいと持つなよ重いんだぞあれはという点はありますし、蜜柑の皮を物凄く綺麗に剥いて築きあげた山の労力が凄い手間だったろうなあとかはありますが。とにかく目立つとこ手を抜いてどうでもいいとこにえらく神経を注いでる遊び心なのかあえて私みたいなこういうぐちぐち言う奴のほざきを「言ってるよー。」と愉しんでるのかは分かりませんですがまともではないとこは嫌いじゃないです。勿論殺す動機とかが信じられないようなアンビリーバボーなもので、人間ドラマとしてみたら納得できないとこだらけなんでしょうけど。ドタバタ陽気に知恵の輪解くドラマだと考えれば別に苦にもならないところです。

どんどん安心してみていられるようになってると言うか、回を重ねるごとにあざとさが定着してきて練れてきてるようで観るのが愉しいです。犯人探しや動機がどうたらこうたらを醍醐味とするならばな~んだって言う表現をされる方もおられるでしょうが、手品の種明かし的なものとキャラクターのおかしさを愉しむものだとするならばこういう空気感ははまります。

ほぼお約束のオンパレード状態で息を呑むとか詰まるとか呼吸が乱れるような緊張感が張り詰めてる訳でなし、腹を抱えてアホだこいつらと思える弛緩感がある訳でもなし。要はなにごとにもやり過ぎないそこそこな部分のまったり感を愉しむものだと思っておりますです。なので、今やってるテレビドラマの中で一番繰り返し飽きもせずまったりと観れるドラマです私には。

これと似た空気感といえば「トリック」をつい連想してしまうのでどうしても比較してしまうのですが、まあスタッフさんとか同一ではないにしてもそんな大きく違いはなかろうてとか強引に考えて比べてみることにいたします。「トリック」も「パズル」もはまったことない人には意味不明でどうでもいい話しですけど。はまった人にとってもどうでもいい話しでもありますが。

主に因習とか祟りとかいった先祖がえりのような世界・空気感の中で人々が蠢いてお話しが綴られていく。これは双方に共通する点でしょう。都会での展開ということでなく「人里」という表現がピタリとはまるような情景の中で繰り広げられていくのですが、共に田舎が似合う感じがして馴染んでる感があります。パズルでは対比するように女子高3人娘がえげつなく浮かせているのが仕掛けなんでしょうか。

頭のいい奴を基本無能扱いする。学生という予備軍と教授という実際に功なり名を上げたという違いはあり、それがどう影響してるのか(いぢめがいがあるのか)。権威と面子を潰すというか茶化してる分トリックのほうがギャフン度合いは高くて爽快感はありますけど。

多少なりとも恋愛感情が生じているのと全くそういう感情ではない。パズルの鮎川の命令口調が段々と板についてきてはまってきた感じがしますです。

仲間さんも石原さんもそれまでのイメージを覆すキャラクター。どこぞの感想(個人の方の)で、石原さんの猫被った時の声や仕草があざといという感想述べられてるのを拝見したことありますが、逆に常日頃人を小馬鹿にしたような物言いばかりしてたら愛すべきキャラになりえない気がするのは私だけでしょうか。必要悪のような気がしてるのですが。

活動する時はほとんどお決まりの装い。ほぼ制服状態。アディダスの3本線は過去の遺物でありこれがブームになる筈もない格好ですが、懐かしくはありますです。ちいと年代的にづれてないかいと30代の服装には思えないのですがインパクトあるのは確かです。あれだけ一世を風靡した代物ですから自分も押入れの肥やしになって残ってないか調べたんですけどさすがにありませんでした。もし残ってたら着て試しに街でも繰り出してみようと思ったんですが2ストバイクのオイルがべったりだったんでしょうか記憶にないんですがどうも放棄したようで残念です。

それと、トリックってテレビで見た時よりもDVDで「やむ落ち」含めて長めに時間の尺の制限なしで観たほうが確実に面白かったので、パズルも期待してますです。もしかしたら以前にも書きましたがサスペンス劇場じゃないけどだらだらと長めの2時間枠のほうが相性いいのかもしれませんです。

しいて欲を言えば三人娘のキャラがもう少し安定してくれると嬉しいんですけど。やる事と言ってる事とか存在がどうのこうのということじゃあなくて、鮎川にならって裏表を露骨にギャップをつけて表現しなくてもいいんじゃないかということです。表の声のトーンと表情で裏も演じてくれたら面白いのにと思ってますです。

ついに来週最終回。DVDになって評価があがり、それじゃあとパート2が作られんことを願う次第であります。

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パズルその9(PIECE8)

なんか今回はいつもと少し違ってサスペンス劇場の一時間の短縮バージョンを見てる雰囲気でした。中山忍さんががんこお美しかったのでこれはこれで満足しましたけど。

なんていうんでしょうねえ、遊びが少なくて本格ミステリーっぽい感じがしましたです。文字の謎解き連発攻撃は見てて考える間もなくオートで謎の扉が次々に開いて言っちゃうような感じでした。ボケかましを費やした時間が削られてるわけじゃなく冒頭の寿司奪取のせこい事する(桶はちゃんと返したのか?)鮎川とか金儲けの匂いを嗅ぎつけるハイエナ鮎川とかコーヒー(紅茶?)をカップで飲んでる辺りの3人のボケだとか決して減ってる訳じゃないんですがなんとはなしにシリアスっぽい展開に感じてしまいました。やっぱ中山さんに眼が行っちゃってたせいなんでしょうねきっと。かようなサスペンス系のによく出とらしてる中山忍さんですが、こんだけ惹きつける役者力と絵になる容姿の持ち主なのに何故か主役をされてるイメージがないのはこれはこれで謎ではありまする。映画の「短歌」に出てらして、野郎が聞いちゃっていいのかしらんと思えるような素の女性を演じてられてたのが印象に残っとります。映画でもテレビでも主役作品があるなら見てみたいと言い切れますです。

見終わってみればの話しなんですけど、復讐劇ならわざわざ余分(鮎川達)な連中呼び込んで犯行の邪魔になる可能性増やさんでもいいじゃんって思いましたです。多少は犯人さんも予定外の我が身の危険を感じたため目的遂行の為にもしもの時に身を守ってくれるかもという人物を必要としたと考えられはしますけど。「呼ぶんじゃなかった」というセリフは別の意味でそう思えましたです。

引っ掛けが二つあってそれにもたばかられました。ひとつは襲われたと勘違いしたこと。もうひとつは存在していない密室のトリック。効いてましたです。

言葉のトリック連発でしたけど、犯人が仇を集める算段として宝探しを餌に撒いて呼び寄せてる訳なんですが、これが鮎川達が捜し求めていた原稿を具現化したものだったというオチなのですが、三人及び鮎川に文才を有するものはいないんでしょうかねえ。起こった事を文章化すれば話題性も加味されてホントにお宝になるような気がするんですけど。ここまでくるとワザと無駄骨にしてるみたいで、むしろ無駄骨を愉しんでるとしか思えませんです。

石原さんの喚き叫ぶ姿は、さすが「うめ~なあ」と思いましたです。なんと表現すればいいんでしょうか実が入ってるというか上っ面の叫びじゃないというか。単にインパクトがあったというのではなく内面から恐怖感が飛び出てくるようなパニック(壊れる)寸前の迫力がありましたです。それにしてもおめかし服よりも紺色のアディダス白3本線にジーパンという捜査用の制服が一番見慣れて落ち着く今日この頃です。

エンジンが掛かってきた感じですが早や8話終了。全10話ということで残すところ後2話というのはこれからなのにと言う想いはありますです。続編期待するには世論が盛り上がらないと向こうも商売ですから難しいのでしょうが、叶うならばパート2今度は深夜帯か映画でまったりとこの空気感味わいたいところです。私は愉しいですこのドラマ。

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パズルその9(PIECE7)

今回の素朴な疑問。眼鏡は?伊達だったのか?日帰りのつもりだったのかお決まりの重そうなトランクは今回無し?学校の授業では眼鏡してたけど職員室ではしてなんだ。先週までは学校にいるときゃしてたのにねということ。

この回は兎にも角にも風間杜夫さんありきの展開でした。落語家としての喋りも達者で尚且つ重要な人物としての謎めいた存在のお芝居と、両方兼ね備えておらるる方はそうはおりませんでしょう。私の記憶が確かなら風間さんは実際に落語での寄席ご出演をばなされておられる玄人はだしのお方。さもありなんという感じです。下手うったら自分も危ないという緊張感があって、しかも人が死んだのに落語を続ける異様さも腹に一物の覚悟が見えたりして。

ネタバレもへったくれも無いですけど、犯行を為すにおいて芸で人を操ることが出来なくてはならぬことになっており、観てる方が確かにと相槌打てるくらいに一席ぶってもらわないと非常に嘘くさいお話しになってしまいますから。今回の重要なポイントで饅頭食べたくなる・お茶をすすりたくなるという落語のテクニック、風間さん本気で上手いなあとぞ思いけり。あえて不満を述べればもうちょっと落語をみたかったなあと。

「パズル」基本は密室というか限られたエリアで知恵比べ。携帯はNG。私なんかなんとも思わないのですが、携帯当然で生活してる世代からすればどう思えるんでしょうかねえ気になるところです。でも良く練られた展開で頭が爆ぜそうなくらい上手い具合に入り乱れていて何度か見直さないと感想書けませんでした。勘違いというか見事に騙されて観てたものですから、それぞれの思惑を知った上でここで騙されたのかぁとかチェックしとかないと訳わからない文章になりそうで。そう思って観てみると色々と矛盾にならぬような配慮が垣間見られてすげえなあと感じましたです。一之助兄さんがなんかあると高座に座って喋るとことか。

お話しを整理してみると、立場の異なるもの約4種類。ひとつは復讐せんがためのもの。ひとつは目的を達成せんがためのもの。ひとつは落語を聴きに来たもの。ひとつは証人にされんとするもの。

師匠を殺してまで欲しかった宝であるがいざ手に入れたら分配しようがない使えるものはただ一人と言う代物。必然的に使用を巡って争いが起きてしまう。そんな時に聴けば死人が出ると言う呪いのこもった落語を披露すると言う話しが湧いて出てくる。これ幸いにとライバルの殺害を謀るサバイバルという事件。これは目的を達成せんがためのもののお話し。

師匠の死は自殺ではなく殺されたのだとて、師匠の無念を晴らさんがために立ち上がらんと仇討ち相手をこの場にと呼び込んで一世一代の仕掛け落語を返り血を浴びようとも放つ覚悟にてこの場に臨み見事本懐を遂げると言うお話し。

犯人というか殺人者が幾人も存在してるからややこしい話しで、展開としては面白かったのですが、鮎川達は為す術なく単なる現場にいた証人という位置で若干かすんだ存在の内容に思えましたです。

結局誰が犯人かと言ったら自業自得のお宝泥棒だったというオチでおあとがよろしいかと。

疑問

今村と神崎を誰が何故襲い幽閉したのか。毒草を知られたからといってどうなるわけでもあるまいに。っていうかあそこだけなんで鉄格子されてなかったのか。強引に考えれば毒草を摘みにいかなくてはならなかったから?だけど潰して乾燥させて粉状にするのに時間掛かる筈だから一日でどうなるわけでもないだろうにねえと思っちゃうわけですよ。いずれにせよ殺されなかったとこみると一人殺すも二人殺すもおんなじの一之助さんじゃあなさそうな気はしてますけど、ドラマの展開的に二人が忽然と消えなければならない効果と理由が理解できていない私でありますです。

それにしてもゲスト毎回豪華です。今回は鮎川達は振り回される一方の役でしたがその分お馬鹿なシーンが印象に残ってこういうのもアリで楽しめなくもないなと思いましたです。最後いつもは無駄に貴重な休みを費やしてしまったと生徒追いまくるシーンも天に向かって咆哮するってのも今回なんにも出来なかったってのを表現してるみたいで。この回は特別だったんでしょうか。冷静に考えれば「石原さとみ」に親爺ギャグや小噺させたり、階段昇ってあ~しんどと腰叩いたりの演出してるんだからこのパズルというドラマは「石原さとみ史」の中で異彩を放つ珍品かもしれませんですな。それともこれが評価されてコメディエンヌとしての道が開けるのでしょうか。私テレビドラマのDVDを買うなんてマネはトリックと優しい時間とかほんの少々で滅多に買わないんですが、「パズル」は買いそうな感じはしてますです。そん時は映像特典豪華よりもディレクターズカットみたいなので長めの作品にして出してくれるとありがたいんですけどね。1時間という制約がドラマの面白さを削ってるんじゃないかと思ってるんで。

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パズルその8(PIECE6)

毎回犯人に逆切れされて頭抱えて逃げ惑う鮎川(石原さん)ですが、これって必要なシーンなんでしょうかという疑問がありますです。あれですよねえ強欲な鮎川へのお仕置きってことで普段傲慢な態度をへこまして観てる側が溜飲を下げる効果を狙ってられるんでしょうか。まドラマ上の鮎川は縦横無尽の転嫁で無敵の存在ですから分からなくはないのですが、どうせいつもお宝空の無駄足で終わってるんだからいいんじゃないかと思えなくもないのですがね。

以前出て来た映画部?のあの高校生なぜか印象が相変わらず強く残ってますです。イケメン三人というよりもああいう濃いキャラが一人混ざっても鮎川と釣り合いが取れるような感じがするのは私だけでしょうか。叶うなら再度の登場を願うものであります。

そんな寄り道はともかくとして第6話。だんだんとエンジンが掛かってきた感じで回を重なるごとにまったりしてきましたです。今回は謎が結構最後まで解けなくて鮎川が「わかったぞ」のセリフを発しても誰の犯行なのか私は分かりませんでした。密室というか閉じられた空間での中での出来事で尚且つ文明の利器たる携帯を排除した古風なお話しの作りは好物です。今回はそれに探索というか冒険チックな子供の頃に抱いてたドキドキ感も味わえていつも以上に愉しめました。

もちろんツッコミどころは多々存在しますけど、それを補って余りあるキャラの弾け具合が心地良いです。仲の良さそうな雰囲気も漂って見えて居心地もいいです。馬鹿カップルなんか現代人の弊害の部分を全て担っているような、なにしてもなに言っても地獄さ落ちろと願いたくなるようなキャラでして、ああはなりたくないと思わせる他人の振り見て我が振り直せ的要素みしっかり含んでいて、バカップル犯人であろうとなかろうと被害者となろうとも許すまじという勢いに感じますです。こんな奴罰当たれと思っちゃって推理とは別なところで悪党なんだから犯人だろうと言う感情も湧いたりして余計な思考になって惑わされましたです。

今回のトリックは想定外で見事たばかられましたです。そりゃあなんでホテルのオーナーは復讐に燃えた執念からとはいえ犯人をおおよそ絞り出せたのかとかなんで警察明日の朝まで呼べないんだとか、それをいっちゃあお終いよ的なものはありますけど。でもせっかく不気味とはいえリゾート地に来てるんだから戯れる若者たちっていうシーンもあった方がメリハリがもっとついて愉しかったのにと思わないでもありませんでした。刑事さんの回想シーンで事件の概要が説明されたあと、いきなり能天気な青春謳歌シーンが始まって鮎川が「あいつら」とむかつきながら回想シーンでここに来た理由が語られる。それからオーナーから召集がかかりドラマのように展開してくってのが好みなんですけど。ホント遊ぶことなく解決にむけて邁進する彼らですこと。

継ぎはぎのアップ攻撃ではなく、一気の長回しで石原さんの表情七変化の様を見てみたい。ぜったいどこかでこんがらがってボケかましそうで。そう思わせる色んな態度を見せる鮎川は面白いです。いつも重い荷物を持たせて来る鮎川ですが、ネグリジェくらいしか見えてこないんですけど一体全体何が入っているんでしょうか。

今回のロケ地は沖縄?やっぱ空気感が違いますねえ。開放感があると言うかなんというか。遠州のどよよんとはやっぱ違います。大気汚染で汚れてるとか言うことじゃなくて山が近い空気とは違うということですわ。

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パズルその7(PIECE5)

謎解きで結構引っ張られましたです。もちろん登場人物が少ないですし、ゲストが信じられないくらいの大物のお方なんで犯人の目星は想像がついていたんですが、仕掛けられたトリックが私のぐんじょ色の脳細胞からすればとても複雑に入り組んでいるように惑わされて最後の方まで推理物として楽しめましたです。

それにしても山本陽子さんに笹野高史さんというもんの凄いお方がお二人もゲスト出演なさるとは。もう畏れ多くてギャグ愉しむというより神妙に推理ドラマとして拝見させていただいた心持になりましたです。迫力がありまんなあという所存で。

それにしても背景が今回綺麗でしたね。家屋敷といいそれに連なる田園風景に竹林。これは絶対浜松がロケ地じゃあないなと感じたのですがやはり違いましたです。因みに加茂花菖蒲園は掛川市です。竹林まであるのかは行った事ないので知りません。

石原さとみさん酔っ払いやったりおしとやかしたり女狐したり刃を向けられてしなだれかかったりと色々どころか異様なほどの振幅を披露されてますが、推理そのものの活躍は今回目立った印象がありませんでした。山本陽子さんと笹野さんの存在感に気をとられて見てなかったと言うところも多少理由としてはありますがとにかくあたふた感というか翻弄されてる印象が強く残りましたです。

それにしても銭のためなら男も騙す。それがどうした文句があるかと言わんばかりの展開でしたが、正一郎(笹野さん)の嫁候補というのは流石に画的に見てて辛いものはありましたです。

もう殆ど召使い状態のいたいけな子羊3人組ですが今回は謎解きの中心っぽかったです。ってゆうかダイイングメッセージ以外は全部3人組が解いてましたから「っぽい」は余分でした。余分と言えば女子横取り3人組。今回は何しに来たのか全くもってそっちの方が解けない謎のような存在でした。いつも制服なのは征服の野望を象徴してるのでしょうか。にしては今回もいつのまにか消えていましたけど。彼女らはおいといて、彼らはホントいい様に使われていて大学受験大丈夫なんでしょうか。心配になって参りましたです。そろそろ少しは鮎川とつるんだことでいいことがあったみたいなものを見ときたい心境です。

とにもかくにも役者さんが凄いとドラマ全体の雰囲気も変わるものだというのが堪能できたような印象を受けた回でありました。そういう役者さんと渡り合えてる石原さんも大したものだと再確認した次第でもありましたです。

で、推理の方なんですけど、やはり動機が最後の方までわからなかったのと、正一郎って何者?という中盤での新たな謎の提示。それと暗号解読の妙とが上手い具合に絡み合って最後でなるほどの展開までもつれ込めて面白かったです。正一郎さんもそれなりに怪しい感じありましたし分家の親子もあやかしの匂いプンプンでしたから十分惑わされました。このドラマは基本携帯とかいう文明の利器などを使わないある種古典的な推理手段でなりたってますから携帯命の世代に受け入れられるかどうかは分かりませんが私的には好物です。(あぶり出しとかね)

このドラマの売りが鮎川と3人組の珍道中であってそれが愉しいと思ってる私ですが、たまにはこういう流れもいいもんだという感想です。でもあくまでたまにはであってずっとこうだと愉しみ半減かなと。だってすんげえ役者さんに太刀打ちできるの石原さんくらいでまだ3人組じゃ相手にならない木っ端役人に見えちゃいますから。あくまで3人組も光ってナンボのコンビですから。

希望ですが出来れば続編を期待したいところですな。無事彼らが鮎川の妨害にもめげず志望校に合格するも大学生になってまでも鮎川がなにかあると用事を押し付けてくるってな始まりで。それともっと弾けやすいように放送時間深夜にずらして。まあ第2のトリックになって(近づいて)欲しいところです。(ってまだ5回終わった段階で言うことじゃないか。)

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パズルその6(PIECE4)

お宝のヒントがたまたま鮎川達の高校の映画部の生徒が撮った自主映画に映ってしまったことから今回のお宝探しが始まるのですが、なんで鮎川達がいつのまにかスタッフの食事とか当たり前に慣れ親しんで食ってるのかとか言う突っ込みは置いといて、はまると言うほどではないにせよ回を重ねるごとに面白くなってきたような感じがしてきました。毎回豪華なゲストの方が登場されてこれはこれで気合が入ってる作りだなとは思えてきます。それにだんだんと色んな事がお約束化してきました。っていうか馴れてきました。

あくまで儲け話は生徒からの横取り。行動は貴重な休みの日の土日の二日間。最後は空で戻って生徒に八つ当たりのお仕置き。このドラマの警察は案外優秀で危ない時に助けに来てくれる白馬の騎士。基本謎解きに警察は関与せずあくまで鮎川一人が解く。

結構二日間ってのは重要ですよね。短期決戦での宝探しということですからサクサク進めないと月曜日に学校行けなくなっちゃいますから。だとしたらそうとう有り得ない無茶振りな展開にならざるを得ないわけで。しかも殺人まで起きてしまうのですから、こりゃもう不可思議な謎の提示と行き当たりばったりな謎の解明に終始せざるを得ないから余計なギャグが少ない訳だ。って納得してどうする!

謎の解明はそりゃ重要ですよ。だけどですねえ、鮎川やいたいけなそれでいてプライドだけは高いというお間抜けな3人組のキャラが立ってるだけにこの連中のギャグ満載にも期待したいわけですよ。なのでもう毎回書いてるに近いんですけど一話完結という縛りは取っ払った方が遊べると思うし、そういうの観てるの楽しいんですけどね。ただ毎回豪華なゲストが出られてるのが災いするのかどうかは知りませんが一話完結は外せないお約束事なんでしょうか。だとしたらだいぶ残念です。犯人が判った時点で犯人の逆襲に遭い主人公危機一髪というお約束別に設けなくてもねえ派なんです私は。ゲストに華持たせないでも素直に観念してお縄頂戴でいいじゃんか主義なんで。

あいかわらず胡散臭い雰囲気作りは「トリック」譲りでとてもいかがわしくてそそりますです。ゲストに登場する方々のキャラもホント濃くて変にナイスです。今回は勝手知ったるドラマ撮影班での出来事。監督の名前からして巨匠のおちゃらけだし挿入されるドラマ映像とか「少林少女」と「家政婦は見た」の合体おちゃらけだろうし、学生の映画は「ダンドリ」と「ごくせん」の合体パロディなんでしょうかねえ「ウォーターボーイズ」という目もあるかあ。。とにかく細かいギャグ満載でしょーもないとこで見所満載の感じです。作り手が遊べて演じる方も遊び心があってそれ観て愉しめる三方丸く収まるのが理想なんですけど、今回はそういうエッセンスが垣間見られた感じがしますです。

石原さとみさんのファンというほどではないのでこれくらい弾けても私は気にならないんですが、以前からのイメージを持ってる方にはこのキャラはついてこれないのでしょうかねえ。馴れの問題でしょうから落ち着けば愉しいと思えるんですけどねえ。なんの不満もございませんです。表情的には英語が話せなくて外人に見つからぬよう衣装の影に隠れて「なんだよ~」とかいってるようなとこの表情とか夜にロケ弁(カレーじゃない方)口いっぱいにほおばって左ほほがぷくんと膨れ上がってる能天気な表情とかが目新しくて良かったです。

男子3人組ですが、私は三人似通ってるから面白いと思ってるんですけど、人によってはそれぞれが得意分野を持っていて(サンダーバードの1~3号みたいな)状況状況ごとにエキスパートがそれぞれ輝く方がいいと言う人もいます。一理ありますが私はこのままが好きです。先週は鼻血出してたし今週は胡坐かいたりと弾けておられますがそういうとこも根性ありと評価したいです。

それにしても女子3人組相変わらずイマイチ存在理由が不明です。大抵事件の核心をつく頃には消えて(映らない)しまいます。鮎川並に裏表のあるキャラなんですが、裏表なく大人しい淑女のままで(声も砕けずに)キツイセリフ言ったら面白いのになあと思うんですけどね。笑いながら怒るみたいな感じで。ここは鮎川とキャラ被せない方がいいと思うんですけんど。

とにかく冷静になってみると今のところ人に面白いよと薦めるには勇気が入る感じですがなにか一皮剥ければ物凄くはまりそうな雰囲気のあるドラマで少し歯がゆいとこを感じます。

で、余分話しでロケ地のことですが、再び浜松。今度は春野町とかいうことで、流石に秋葉山以外の春野町はよく知らないのでこんなとこあるんだという感慨です。

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パズルその5(PIECE3)

始めに書いときますけど私このドラマ好きです。

キャラ設定とかこれ以上弾ける必要がないくらいなのに何故か大人しめな味付けな作品と感じるのは21時台というルールがあるからなのでしょうか。どうしても「トリック」と比べてしまうのですが、あちらは深夜帯からのスタートで突拍子もないことでもOK(貧乳だとか巨根だとか)だったのに対し、この時間帯は社会への影響性とかも考慮に入れなければならないなどの制約とかが大きいのかなとつい想像してしまいます。そういうせいにしないと面白い筈なのに筈のままという理由が分かりませんです。

相変わらず事件の導入部(予選を勝ち抜くのは別として)はゲーム性を感じてドロドロ感のない推理をシンプルに愉しむ環境が用意されていて面白いと思うのですが、今回も相変わらずなんか物足りない感じの勢いで事件が解決しちゃったような印象を持ちましたです。謎はホント面白いんですけど。宝探しを逆手にとって殺人を遂行するというのにも見事に騙されましたんですけど。

お宝の隠し場所もダイイングメッセージの謎も「おお!」と思ったのですが、犯人が判った時点で急に失速した感があります。理由は単純に時間が足りないんじゃないのかと。だって黒田殺しであれだけ騒がれることなく皆が居る中で確実に仕留めた程の人が喚くだけで逃げ上手には見えなかった鮎川を仕留め損なうなんてありえるのかなと。他にも単純に謎解きゲームとしてみれば許せちゃう設定でも、復讐という怨念が動機ならどうしてもマジっぽく(現実味が帯びちゃう)なるので、予選するくらい大々的におおっぴらにやる中ですることじゃないだろう。って思っちゃいましたです。宝探しゲームであったならどんなお馬鹿な展開でもお前らアホかで済まされると思うんですけどね。時間内で納めようとはしょってはしょり過ぎてる慌しさを感じますです。三人組みと鮎川のコンビはホント観ていて愉しいので謎とは離れるような余計な部分まで手が廻っていないのが私的にはもったいないと思えますです。

それにしても晴信公と静御前の格闘の舞いは世が世なら時を超越した垂涎物の風情でしたなあ。でも○HKの○河ドラマじゃないんでそれほどの有り難味はなかったのが残念ですけんど。とにかくびっくりの出演でおました。

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パズルその4(PIECE2)

先に書いときますがこの作品は好きです。しかし諸手を挙げて賞賛と言うわけではなく「だけど」という部分が感じられてそれを越えていただければより楽しいなという視聴者の勝手な欲を書きますです。でないと人に薦めるのではなく自分だけ悦に入る作品という評価になってしまいそうで。できれば評価されて続編というか長く観ていたい雰囲気を感じさせてくれるので期待の裏返しなんでしょうかねえ。。

一話完結よりも、ひとつの大きな宝探しのための壮大なパズルを毎週土日の学校休みに出かけて少しづつ発掘調査みたいにひとつづつ解き明かしていって最後辿り着くほうが見てて面白いのになと不遜なことを考えてしまいました。とてもぎゅうぎゅう詰めで良く噛み切れなくて消化不良な部分がありましたです。もう解決かいって勢いでした。トリック解明に関しての鮎川達が滑車回す前に細かく「なんだこれ?」って調べてた時に銀色に光るワイヤーに気づかない筈ないだろうとか火を点けて燃やすためにガソリン撒いてたけど匂いだろう普通とかいうツッコミを言ってる訳ではありません。筋書きの展開を追うことに目一杯でキャラクター達の面白さがよく見えなかったというところです。無駄な動きが愉しいのにそういう脱線がとても少なく感じましたです。背景に流れていそうな全体のありえね~空気感が愉しめなかったです。

彼らの行く手をを邪魔・横取りしようとする女子高生3人組との駆け引きももっとあざとくえぐれそうな気がするのですけど。今のところうまい話しを持ち込むだけの紹介人みたいになっていてもっと話しを余計にややこしくしてくれるお邪魔虫になりうる存在のような気がするんですけどね。

それとこれも素人がなにを言うかという話しなんですけど、第一回での鮎川のオヤジ度が今回は影を潜めて薄くなった感じがします。立ち上がる時の「よいしょ」は定番としても、身なりが引き継がれている程度でわざとらしいくらいのオヤジ表現が見受けられませんでした。演出(監督さん)される方が第一回は片山修さんで第二回は宮下健作さんと言うことで演出方法がキャラクター表現重視からストーリー展開重視になったのでしょうか。統一性がないとブーたれてるわけではなくどの方向に鉱脈が在るのか試掘中で色んな可能性を試されてるんでしょうかね。

良い悪いとかではなく、ありえない個性的なキャラがハチャメチャに動き回るとこがこのドラマの味噌であるならば、素っ頓狂なお話しでもついて行けるんですけれどなまじ存在がありえる人間が右往左往すると展開の嘘くささに灰汁が出るような感じになりますです。私的にはキャラを極めて欲しいしそれを映像が追いかけて欲しいところです。それともこういう部分は役者さんに期待すべきものなのでしょうか。

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パズルその3(PIECE2)

今日も元気に三本線。初回でやけに目に付いたアディダスのウィンドブレーカー。

今回も着ておられたということはこれが強欲鮎川の戦闘服ということか。それにしても石原さん堂に入ってきましたですその強欲ぶりに。いたいけな(自信過剰でもある)生徒達の話しを有無を言わせず横取りしようと妄想する辺りは正しく真骨頂の様を呈していて笑う(にやける)しかない情況でした。何気に悪巧みする面のにやけ具合がはまってますです。今回も無駄骨に終わったのですがこれからもそういうパターンなんでしょうか。毎週土日連れ出されちゃ3年生でもある訳で進学にさしつかえないのか余計な心配しちゃいます。

自信過剰なガキどもをギャフンと言わせる爽快感も確かにあるんですが、それよりも「トリック」の後継的な雰囲気があるのが堪りませんです。

とても胡散臭い。壮絶とか悲惨とはかけ離れた世界感。推理物なのに笑わせてナンボというギャグのてんこ盛りで冷静な推理をしようとする邪魔をする。役者さん達が嬉々として演じている。セットとかでのちまちました作りではない。殆ど手作り・人力で済ませてCGとかで胡麻かさない(?)。殆どというのは岩が落下するシーンは流石にということで全部じゃないという意味。

今回は、キーワードからして「落ち武者」・予言めいた殺人(しかも警察力に頼らずに解決すると言うルール)なぞはもうまさしくと言う感じです。ただ本家と違うのは一話完結のようでそこは分家の悲しいところで本家並みに3~4話でひとつの物語という濃密度がないところでしょうか。跡目を継いで後継となるには視聴率という評価が必要なのでしょうか。それとも「トリック」マニアが反応してそこから火が点くようにならなければならないのか。いまのところ可能性かもといえる程度でそうだと言い切れる熟精度ではないのが残念です。誰も二番煎じなんて言わないと思いますよ。むしろ待ってただけに歓迎されると思いますけどね。

とりあえず動因部と超強引な段取りは愉しいですけど、展開が動き始めると時間が無さ過ぎる気がしますです。ちょっともっと良くなる気がするのに残念な感じがする尻すぼみ的な勢いでした。

因みに今回のロケ地も浜松。春野の秋葉神社近辺ということで馴染みはあまりないですが大雑把にあああそこかあ(具体的な細かい場所までは知りませんけど)という気持ちになる場所での撮影されたのかという感じです。おそらく大分作りこんでますからロケ地巡りしても楽しくなるには自己努力が必要な気がしますです。秋葉山は火防ぎの神ですからドラマの中でも火が消えるのは神のご利益の賜物かもしれませんです。

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パズルその2(PIECE1)

第1回を繰り返し観てて思ったのは、この空気感の居心地悪くないなという点です。何度か観るとそれなりの作品は感想文作るためにチェックしてるみたいな心持になるんですけどパズルはそういう邪まな下心なしでただ漠然と愉しんで観ていられるんですわ。

私の予感は当たったことはない方が圧倒的に多いのですがなんとなくこれはいいぞという予感がしますです。推理と言うか謎解きは往々にして作為的な強引なこじつけを感じる時があるんですけど、これは自然の流れで物語が流されていくのではなく全ての事象にヒントや理由が存在する人工的な流れにならざるを得ないからだからでしょうか。普通こんなことしねえよと思ってもそういう繋がりでなければトリックなどが成立しない場合が多いからでしょう。要はそういう辻褄合わせな部分を如何に消すか、または流す許容さを見てる側が持てるかと言うことだと思うのですが、この作品では主人公達のコメディなセンスで私には許せる領域なのです。こういう感覚は「トリック」とか「古畑シリーズ」と同じ感じです。サービスすればわざとらしい、自然に流せばわかりづらい。究極の選択でしょうが私にはOKな展開でおます。

でも設定が高校生だから長くやろうと思っても彼ら(役者さん)が大人になっちゃうからシリーズ化は無理っぽいですね。大人の高校生役は見れたもんじゃないですから。短い青春の時間をとりあえずは謳歌してもらいましょうか。

しかしエロい方も併せて血気盛んな高校生に、30代とはいえ見た目美形の女性(鮎川)が物凄い至近距離にいる画ってのは違う意味で見ててハラハラしてきます。初回の襖一枚隔てた部屋で寝泊りを同じくするなんてシチュエーション。私だったら友達が隣で雑魚寝してようとも同い歳の女子高生が待ってるといっても襖の向こう側の物音ひとつでも反応してしまいますです。他にもカッとなった鮎川を止めに入って腕掴んだりなどなど教え子と生徒という関係が理性の壁になってるのか、または鮎川の性格が恐怖を与えるほどのものかよく分かりませんが全体的な距離感の近さにハラハラしてますです。野郎同士の距離でもとても近いんで、そういう意味では健全なのか興味が存在しないのか画面の中に全員納める都合上なのかとつっこみたくなるところはありますです。

あともうひとつ、刑事の鎌田との関係性はなんかいきなりの信頼関係が構築されてしまってるようでなんか嘘くさい感じがしました。証拠品のメーッセージを鮎川にポンと渡すくだりなんかは理解に苦しむところではありました。年齢的にいっても色気とかそういう好意によるものでなく、HPの関係図によると「敬意」となってますが、その「敬意」に至る「経緯」がいささかはしょりすぎに思えました。もうすでに関係性が築かれたということになってるんでしょうから今後改めてそれが説明されることはもうないでしょうから別にもういいんですけどね。

でもまあ、鮎川というキャラは強烈で見てて楽しいです。ページめくるのに手に唾つけたり聞きにくいこと聞くときに首ポリポリ掻いたり缶コーヒー飲むのに銭湯でコーヒー牛乳飲むように腰に手あてたりいつの時代のウィンドブレーカー(?)ヤッケ(?)着てんだよーとか態度の豹変具合の極端さとか撤退と言う文字はない超強気なところとか。なんかいいですよねえ。弱みといえば生徒の方が英語力があるくらいで、怖いものなしの要領のいい無敵キャラっぽくて空元気とか張りぼて風のいきがってる感じでもなくて、演じられてる石原さとみさん見直しましたです。女子高生の裏表のメリハリとは比べ物にならない格の違いを見せ付けてる感じです。眼鏡は伊達なんでしょうかねえ学校ではかけてたけど青柳家ではしてなかったみたいだし。色々と興味の湧くキャラクターです。

三人組も好い味出てていいですよね。山本裕典さん・木村了さん・永山絢斗さんですか。名前覚えとこう。基本欲がなく善人で疑うことを知らない雰囲気醸し出してるとこがいいですね。変な言い方ですが僕(しもべ)化してても厭味じゃないとこが鮎川とのコンビが対照的な分お互いのキャラを引き立てあってるようでいい感じで観てられます。三人それぞれの個性と言うか特徴が今後表現されていくかは要観察でありましょうけど私的にはこの勢いで相乗効果で引き立てあう関係を愉しみたいところです。高校3年生。鮎川は臨時教師。そう長い期間のコンビという設定ではなさそうなのが気になるところではありますが。

音楽も聴きこなれてきて「トリック」や「エヴァ」みたいに音楽だけでどういう状況か繰り広げられているのか判断出来るようになればもっと愉しくなりそうですし、なにより繰り返し観ても観ていられるということは、私的にはつぼに入った作品かもしれませんです。ネタさえ続けば長いこと観ていたい作品かもしれませんです。

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パズルその1(PIECE1)

いやあ、面白いですわ。トリック風味だなと感じたらさもありなん、脚本蒔田光治さんなんですね。どうりで謎が凝ってると思いましたです。それをあっさり拍子抜けするくらいサラっと解いちゃう辺りは観ていて気持ちいいですわ。観る側と一緒に悩み考え推理を積み重ねて結論にいたるまでを丁寧に描くのが最近の風潮みたいに思えていたので、周りがお手上げ状態で首を傾げてるところにひょこっとやってきてサラっと解いてくのはなんか粋に映ります。その分お馬鹿な迷走して笑える部分に時間かけられますから愉しいですね。音楽とのマッチングも馴れてくれば状況説明の手助けになってより分かりやすくなってくるんでしょうか。なんか空気感居心地がいいです。リアル系かありえない系だったらまごうことなきありえない系でしょう。なのでもっとぶっとんでもついていけますです。

やはり面白いと思わせる要因はキャラクターでしょうねえ。鮎川(石原さん)が立ってますです。裏表のギャップだけでも笑えるし、苦手と得意の落差もあって決して万能じゃないところがいいんでしょうか。それをサポートというか召使いのごとき扱いを受ける3人衆がいい味だしてて鮎川と組むといいハーモニーを奏でてくれそうです。

多少召使い化していく様が強引な展開だなとは思いましたが、運命というかなるべくしてなったようなナイスポジションという気もするのでぐだぐだ関係性を正当化するのに時間かけるよりこんだけはしょったほうがもさもさ感がなくてよかったかなという印象でした。

まあこんだけ濃いキャラですから犯人ではなくライバル的に対抗というか反抗というか敵対するキャラとか登場させて競わせる(又は邪魔される)くらいの感じが欲しくもなりますです。謎の解明の切れ味がいいので周りの登場人物がどれくらい鮎川の障害になるのかがアクセントになるのでしょうか。鮎川自身そんな善い人だとはお世辞にも見えないんで主人公であろうと多少鮎川にぎゃふんと言わせても苦にならない所はありますです。

それにしても鮎川のキャラ。石原さとみさんがやるから映えるんでしょうか。なんか全てにおいて胡散臭くてしかも無理してる感が垣間見られてそれでいて前進のみの超前向きな強気の性格。とても現実にはありえねえ人格をとてもそうには見えない石原さんがしれっと演ずるからそのギャップが面白いのでしょうか。比喩に若干オヤジ入って恐縮ですが、いかにもと思える人とこんな人がと思える人が、衝撃のヌードってことになったら意外性のほうがそそられますからねえ。

いままでの石原さんの役ってことあるごとに「すいません」と言って手で頭を庇うイメージが強いんですけど今回はそれとは正反対のような役ですから回重ねてこなれてきたらどういう印象に落ち着くのか興味があります。いまのところ意外性が面白いんですけど、「意外」に馴れて「普通」に思えてからが評価というか固まったイメージとしての感想を述べるべきかもしれませんが私は嫌いじゃないですこの矛盾したキャラ。

まとめじゃないですけど、このドラマが愉しいかどうかは3人衆にかかっているような気がします。鮎川はウルトラマンじゃないけど強欲スイッチ入ったらサササっと問題退治しちゃうキャラなんで右往左往パートはこの3人衆が受け持つべきでしょうから。今回見る限りじゃ愉しそうです。ただ犯人の対決と自白(経緯説明)に時間を費やすのは極力短めにして欲しいところであります。ところであの女子3人組は置き去りキャラなんでしょうか。なんかずうっと放置プレーされてるみたいで。ハンバーグ食うかいって感じで毎週こういうのも面白そうではありました。(意味不明ですいません)

蛇足ですが英語のテキストつばつけてページめくるのっていくら30代を表現したといってもいつの時代の30代だよと思いましたです。それだったら立つ時「よいしょ」と声出す方がらしいと思いました。アディダスの三本線にも反応してしまう私も私ですが鮎川の時代キャラが不思議です。

場所というかロケ地が浜松の天竜区と協力場所にありましたが、具体的にどこだという詮索はいたしませんです。それにしても石原さん以前にも小野田少尉のインタビュー番組で天竜に行かれウォーターボーイズでも天竜(厳密には違いますけど)でロケされたりと、案外天竜区近辺によくお越しくださる役者さんです。

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