1-2・遠州弁ほ行

ほんにんぼう

遠州弁ほ行

「ほんにんぼう」

今はもう使われていない古い言い回しであろうか。

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ほかっとく

遠州弁ほ行

「ほかっとく」・「ほかる」

レベル 中級レベル

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ほうぼう その2

遠州弁ほ行

「ほうぼう」そのものは辞書にあるから遠州弁ではないが

遠州弁でのニュアンスをば

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ほっぽる

遠州弁ほ行

「ほっぽる」

例・「ほっぽかす」

レベル 日常レベル

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*ほかしつける

「放りつける」・「投げつける」といったぞんざいに寄越す様においても使われるがここで述べるのは物にあたるといったような様で使われる「ほかしつける」。ちゃぶ台返しみたいなものか。

似たような表現の「寝かしつける」は共通語だが「ほかしつける」となると方言の部類に入るであろう。

味噌(共通点)は「つける」であり「ほかしつける」(放かしつける)以外には普段は滅多に言う事は無いであろうか。強引に探せば「沸かしつける」とか古くて言う人はいないが「申しつける」とかが浮かんでくる。

「つける」の意味するものはと辞書を引くと

強い勢いでそれをする。「しかりつける」・「なげつける」。

という意味でのものとなるのであろうか。

これに関してはちょっと違和感を感じはするところである。それは例えば「寝かせる」が強い勢いで出来るといったものではなかろうにというところにある。

むしろ「寝る」という穏やかな行為に「つける」を付す事によって「寝させる」という強引性を表わしているのであろうような気がする。「無理やり寝かしつける」とか「急いで寝かしつける」とかいった使い方で「眠そうで可哀相だから寝かしつけた」とかいう使い方はしないものな。蛇足で単なる投げ掛けだが「寝かせつける」と「寝かしつける」はどう違うんだろ。

では「ほかしつける」だとどうか。

「ほかす」は「放る」という意味であり「つける」を付すと辞書での意だと「強い勢いで放る」ということになるのだが、その意だと遠州弁では「ほかしなげる」の方が近い表現である。

「ほかしつける」は強引もしくは無理やり(無茶)に「ほかす」といった勢いのもので必ずしも激しく(強い勢いで)放るといったものに限ったものではない。蛇足だが放ってから押し付けるとかいうことでも当然違う。

こうなると微妙に辞書にある意とニュアンスの違いがある。「申しつける」や「ねかしつける」とかは、似てはいるけど辞書にある「つける」とは別種ということなのであろうか。

なのでここで述べている「つける」は辞書には無いということとして述べることになる。(つまり根拠はない)

ここでの「つける」の意味は強引に・無理やりに・都合によりという意味合いのものであるとする。

そして前につく「かし」という言い方も「かす」(かせる)といった強行的要素の強いものであり「寝かす」・「ほかす」は言い方を代えれば「寝かせる」・「放かせる」というものである。

つまり「~かしつける」というのは無理やり何かをするという事であろう。それはこちらの意図を強引に通すということであって寝かせる行為が顕著なように強い勢いでというものではない。

で、じゃあ「ほかしつける」とはどういう事かと言うと、こちらは大いに不服だという事を態度で表わしていてそれが放るという行為に及んでいるということであろう。

別の視点でいくと例えば「沸かしつけとく」だと「沸かせておく」という意味であり「申しつける」等と同じな同じ厳命といった勢いのものであろう。これも辞書に有るような「しかりつける」の強い勢いで言うとはどことなく異なる気がする。

立場的に分けると、上の者が下に指示命令など下す際に「~つける」で厳命を表わすことになり、下の者が上に対し反抗のような様・態度(つまりなまいきな態度)を示すのを上の者が見てその態度を「つける」と表現する。

「ほかしつける」の場合上の者が「ほかしつけ」れば投げて寄越すという尊大なものとなり下の者が「ほかしつけ」たら不服を示す反発の行動ということになろう。

この解釈だと「叱りつける」も「申しつける」も「寝かしつける」も上から目線からという共通点が出てくるし「ほかしつける」は下から上へのぞんざいな反抗の態度を表わす(反逆)という理屈も無理がなさそうだ。

ちなみに古語辞典での「つく」{他動詞}の説明の中で、言いつける・命令する。というものがあり、これがニュアンスとしては近いような。

ただし遠州弁の「ほかしつける」は目下も取る行動なので古語辞典との矛盾点は生じるところ。

尚、当然だが「ほかしつけ」られた人は「なんてことしやがる」と腹立たしく思っている。もしくは「呆れている」か。

従ってくどいようだが「つける」の意味は立場によって申しつける・命令する。というものと反抗するというふたつの意味があるという形になると妄想されるところである。合ってるという確証はないが。

例文

「むっすうどこいっただあ。」

「帰ってきて用事頼んだだに気に入らんだかカバンほかしつけて出てっちゃった。」

「反抗期かあ?」

「知らんだあ。」

「変なこと頼ますとしただらあ。」

「そんなことないよを。部屋んどんぎたなかったもんで片いたで出てきたゴミうっちゃってきてやあっつっただけだにい。」

「微妙だなあ。」

「なにがあ。」

「本人にとっちゃゴミじゃないだらあ多分。」

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*ほんとかや

「ほんとかよ」と言っている。女性は使わないので男言葉であろうか。

「よ」が「や」になってるというだけで意味的に特別なものが付加されてる訳ではない。

これが「ほんとかあ?」とかになると信じてない勢いが勝るのであるが「ほんとかや」だと疑いの要素は薄い勢いとなる。薄いだけで鵜呑みにはしてないだろうが。

状況によっては「そうであって欲しくない」という願望が籠もる場合もある。そういう場合にはニュアンス的に「嘘だろう」とした方が近い事もある。が、まあ「うそだらあ」(信じたくない)というそのものな言い回しがあるのであくまでニュアンスの問題であるが。

例文

「明日来るっつてたけど予定変わって今日んなったって。」

  (明日来るという予定だったけど今日に変更になったんだってさ。)

「ほんとかや。なあんも準備しちゃいんにい。」

  (本当かよ。まだ何も準備してないよ。)

「ちゃっとやるでえの。」

  (すぐやるしかないね。)

「ひょんきんじゃん。勘弁してやあ。」

  (そんな無茶振りは勘弁して欲しいよ。)

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*ほれみい

注視せよとかいう意味ではない。

「そらみたことか」と言っている。

「ほれみい ゆった通りじゃん」

  (そらみなさいよ言った通りでしょ)

追及してる勢いがある。これの強めの表現が

「ほれみっせえ」。

ここまでくると鬼の首取った勢いくらいになる。

逆に弱めた言い回しだと

「ほれえ」

辺りであろうか。訳すと「ほらあ」といったところか。

例文

「なによをびしょびしょじゃん。」

「いきなり降ってきた。」

「ほれみい。ゆったじゃん傘持ってった方がいいって。」

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*ほんだん

「そうなんだけど」・「それでも」・「そうはいっても」といった相手の発言に対しての軽い反論・不同意の際に使われることが多い。

「そんだん」という言い方も存在する。

「そうだけど」を「ほうだけど」という風に「ほ」にすると関西風味が増すところであり、「そ」と「ほ」の両方が混在する地域というのが特徴といえば特徴か。

一体何が撥音便化して「ほんだん」になったのか。想像するに「そうだが」・「ほうだが」辺りになるのかな。でも普段使いの意味からすると「そうなんだが」であるけれど。「だん」は「だけど」という意味合いで使うのと「そない・ほない」の「ない」が「ん」に変化したと考えるとで「そないだけど」が詰まった言い方という勘ぐりも成り立つな。でもつまるところよく分からん。

九州の方面では「それでも」という意味の「そんでん」という言い回しがあるようなのでそれと同系統なのかな。

例文

「これいいにい。一家に一台あると便利だにい。」

  (これはいいですよ。一家に一台あると便利ですよ。)

「ほんだん、うちそれとおんなしようなの持ってるで別にいらんやあ。」

  (でも、家にはそれと同じようなもの持ってるから別に必要じゃないんだけど。)

「そんなこんゆわすとを。最新のもんの方が絶対便利だって。」

  (そうおっしゃらずに。最新の物の方が絶対に便利ですって。)

「そりゃそうだろうけえがうちお金ないもんでねえ。」

  (それはそうなんだろうけど家は貧乏でお金がないものでねえ。)

「ローンも組めるにい。」

  (ローンも組めますよ。)

「遠慮しとくわあ。」

  (いえ結構です。)

「そおゆわすとを。」

  (そうおっしゃらずに。)

「そろそろお勝手やらにゃかんでごめんねえ。」

  (そろそろ夕ご飯に支度しないといけないのでごめんなさい。)

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*ほれ

「ほい」は基本女性言葉であるが「ほれ」は男女共用である。

「ほれ」の使い方例で「そら・それ」という使い方においては

「ほれみい」・「ほれみっせー」・「ほれみよやあ」

といった「見る」という言葉に掛かる事が多い。意味としては「そらみたことか」というニュアンスの強弱の違うパターン。

「ほれしろ」・「ほれやれ」・「ほれ言え」

とかはあまり使わない。ただし「ほれゆいい」(ほれ言いなさい)みたいな関西風な場合には使われることがある。

「ほれどうよ」(そらどうだ)については男の場合「ほれみよやあ」・「ほれみっせえ」などという言い回しを普通は使うので主には女性が使う表現であろうか。

「そら・それ」という使い方でなく「おい・ねえ」という場合には上記のような縛りはなくなんにでもくっついて使われたりする。ただし女性及びじいさまが使うものでじいさまの域に達していない男はあまり使うものではない。男は「やあ」・「やい」を主力として使う。

例文

「ほれ、早くしな。でんと置いてくにい。」

  (ちょっとを、早くしなさい。でないと置いてくよ。)

「待ってやあ。別にそんな急がんでもいいじゃん。そんな焦らして忘れもんしたらどうするよを。」

  (待ってよ。別にそんな急ぐ必要ないでしょう。そんなに焦らせて忘れ物とかしたどうしてくれるの。)

「前もって準備しとかんもんでじゃん。はあ行くにい。」

  (前もって準備しとかないから慌てるんだろ?もう行くよ。)

で、散々ぐちぐちいわれながらも準備が整い出発してから暫くして

「やいやい忘れものしちゃってえ。戻るにい。」

  (やれやれ忘れ物しちゃったよ。一旦戻るぞ。)

「なによをそれ。自分焦らしといてそれはないらあ。」

  (何それ?人には急がせといてそれはないでしょう。)

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*ほうぼう

「あちこち・色んなとこ」という意味。「方方」と書くそうな。

辞書にもあるくらいだから当然な共通語であるが何故か方言性を感じてしまう。「しゃあしゃあ・だあだあ・ぶんぶん」とかと同じでイントネーションといい繰り返しといい遠州弁の要件を満たしているからであろうか。

発音は耳を澄ますと「ほおぼお」と言ってる気がする。

例文

「あんたほうぼう行くだねえ。」

「なんで知ってるよを。」

「あれえ、あんた見たっつう人一杯いるもん。それもこらしょと。」

「そりゃ外回りだもんほうぼう行くあ(れ)。」

「パチンコ屋にきっちゃ店。ネットカフェに河川敷。あんたそんなとこで何の仕事するよを。」

「うそっなんで知ってるよを。人の後ついて回ってるだけえ?いやらしい。」

「あんた悪いじゃん自業自得だにい。耳に入ってくるだよ色々と。あんた行くとこ行くとこで悶着起こすもんで目立つだよ。客だでっつってえらそうこいてると自分に返ってくるだにい。つうか仕事中に客してるっつう方がずっとか悪いかあ。」

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