1-2・遠州弁へ行

べこべこ

遠州弁へ行

「べこべこ」

もしかしたら共通語じゃないのかもと思って記載。

レベル 日常茶飯事レベル

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*へっこむとへこむ

遠州弁的言い回し

「息止めてお腹へっこましても吐きゃすぐばれるって」

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*ぺた・べた

「尻っぺた」・「口んべた」とかいう使い方の「べた」・「ぺた」。別に方言でもなんでもない表現であるが遠州でも使われるという事で記載。(ここでの口んべたは口下手の変ではなく口の周りという意味である)。

「ほっぺた」はどうなんだろ同系なのかな「地べた」はどうなんだろう。

「ほほ」(頬)→「ほっぺ」→「ほっぺた」という流れだとすると「ぺた」などではなく「ぺ」+「た」なのかもしれないが、「尻っぺ」とか「くちんべ」とか言わないから「ぺた」として考えていくことにする。それとともに「ほっぺた」はもしかしたら別物というものなのかもしれない。

「べた惚れ」・「べた凪」というのとは違う事は言えるかもしれない。

「しりっぺた」をネット辞書で引くと

尻べたの転。とあった。

ということは基は「べた」ということで考えればいいということなのか。

しかしながら「べた」で調べると

「べた」(俗語)①すきまなく、すべての面に行き渡ること。「べたぼめ」・「べた負け」。②「密着写真焼付け」の俗称。

となって意味が違うぞと思える。辞書からじゃよう分からん。

実際遠州弁で使ってるニュアンスを説明すると

「しりっぺた」はお尻の盛り上がったところを指している。「けつっぺた」というのも多分同じ意であろう。時たまどちらも腿の辺りまでを指す言い方をする事もある。

「くちんべた」は口の周りを指している。

「みみっぺた」だと耳を指している。

まあ大体体の一部を指している事が多く物とかに対して発するものなのかというと、もし「地べた」の「べた」が同じというのであれば物に対しても発するということになろう。

そして「地べた」は「地面」であるからして「べた・ぺた」は「面」と表わせるという屁理屈が発生するところである。

そうなるとあくまで冗句だが「月面宙返り」を「月っぺたでんぐりがあり」と置き換える事が出来得る。

実際のところは「面」というよりも「辺り」・「周り」というニュアンスで使われてる感じがするところであるがまあそう遠くはなかろうてと思えるものである。

こういった使い方から推察するに「ぺた」・「べた」は「大体そこら辺」みたいな大雑把なところを指す「そこらあたり」・「~の部分周り」という意味と想像されるところだが「耳っぺた」とかはそういうニュアンスではないのでこういう意味だろうと言い切れないところがある。

要するに、分からん。

例文

「どうしたでえ、なんか がんこな音したけど。」

  (大きな音がしたんで見に来たんだけど何があったんだ?)

「あいつぅ なんでもやりっぱあで かたしもしんで うっちゃらかすもんで、だあたあきて おもいきっさ けつっぺた けっからかいてやった。」

  (あの野郎なんでもやりっ放しで片づけもせずそのままにしとくもんだから頭に来て思いっきりケツを蹴り上げてやった。)

「ひどいことするう。」

  (おいおいお手柔らかに頼むよ。)

「いいだよ、ゆっても解からんだもんで。」

  (これでいいの。口で言っても解かろうとしないんだからこれくらいやらないと。)

「本人わあ。」

  (それで蹴られた当人はどこ行ったの?)

「ちんぷりかあって外出てった。」

  (ふてくされて外に出て行った。)

「知らんにい。バット持って戻ってきてもを。」

  (バット持って戻って来ても知らないよ。)

「んな根性あらすかあ。」

  (そんな根性ある訳ないだろう。)

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*へぼ

まんまで意味的に方言(遠州弁)の独自性がある訳ではないがよく使われるということで。

とにかく端的に下手くそだと否定したい場合に使う際に使いやすい表現として存在している。なので非常に手短に言う事が多い。

「やあ へぼ かしょう」

(おいこの下手くそ。俺がやるから変われ)と言っている。

「馬鹿」との違いは相手そのものを否定しかねない危険性のあるのが「馬鹿」で「へぼ」は相手そのものには興味がなく作業の成否のみを心配している勢いになるところであろうか。

ただし「馬鹿」には「ちょっと待て」という使い方と「何してんだ」という使い方の二通りがありここで述べてる「馬鹿」は「何してるんだ」という使い方の場合である。

つまり「馬鹿」といわれるとへこむけど「へぼ」と言われたら「やいやい」(あ~あ)くらいの気持ちで済む。

ちなみに「下手くそ」と言われるのと「へぼ」と言われるのではどっちがましかという事でいうと、「へぼ」と言われる方がまだましであろうか。目くそ鼻くそではあるが。

へぼ将棋・へぼ医者とかいった突き放していない感が使い勝手がいい。

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*へっこむ

「へこむ」。「へこむ」と「へっこむ」とでは使い分けがなされている。

全国各地で使われている言い回しで遠州弁というものではないが遠州でも使うよという事で記載。男女共用。

例文

「やあ狭くて通り抜けれんやあ。」

  (も~狭くて通り抜けれないよ。)

「腹ん当たってるだらあ。おもいきっさへっこまさんもんでえ。」

  (お腹が当たるからだろ。思いっ切りへこまさないからだよ。)

「さっきいからやってるよ。でも駄目でえ。」

「んじゃここ通るの諦めて一旦外出て裏から廻ってきい。」

「んな面倒なら はあ わし いいわあ ここで待ってる。」

「時間かかるにい。そこじゃさぶいらあ。」

「いいよ あそこんさあのへっこんだとこに居りゃあ風来んで。」

  (大丈夫だよあそこの窪みのところに居れば風来ないから。)

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*べり

「ビリ」のこと。なんでこう訛るのか不思議ではあるがそう言う使い手は確かに存在する。全国的な言い回しなんだろうけど遠州でも使うよという事で記載。

私は使い手ではないのでどちらかというとおちゃらけというか照れ隠し的目的で使うものなのかという感じがしている。使い手当人はマジなのかどうかは定かではない。なにしろその真意を聞いたことがないので。

「どべ」とどう違うのかもよく分からないが大した違いはないのであろうか。多少「どべ」の方が自虐的な部分とどんくさい奴というニュアンスが強くなる勢いはあるが。「べり」の強調形であろう「どべり」が略されて「どべ」となったとも勘繰られなくもないところである。

ちなみに「びり」の言い方は思いつく限りでは、どんけつ・どべ・べり・最後・しまい・けつ・びりっけつ・どんじりとかが使われる。

例文

「やあまたべりやあ。参るやあ。」

  (あ~あまた最下位だよ。滅入るなあ。)

「なにがあ。」

  (どうしたの。)

「営業成績グラフ。」

「暇してる訳じゃないだら?いちんち中走し繰り周ってのこんならいつか芽え出るって。」

  (サボってた訳じゃないんだろ?一日中奔りまわっての事ならいつか芽が出るって。)

「っつったって課長の説経がなあ。」

  (とはいえ課長の説経がなあ。)

「席で言われる分にゃまだいいって。呑み連れてかれてぎゃあつくゆわれちゃいんだで。呼ばれてみいにホントありゃきついにい。」

  (課長席で言われる分まだましだって。呑みに連れ出されてこっぴどく言われていないんだから。呼ばれてみなよあれはきついから。)

「らしいなあやあ。学校ん時みたくな体育館の裏に呼び出し喰らうのと一緒みたいなもんらしいじゃん。」

  (そうらしいねえ。学生の頃の体育館の裏に呼び出されるみたいなのと同じ感じらしいじゃない。)

「確かに。似たようなもんだらなあ。っつうかねちねち度はそれ以上だら。」

  (そうだよなあ。似たようなものだろうなあ。というかねちねち度はそれ以上だろう。)

「なんであんな追い詰めることするだかいねえ。仕事は楽しくしちゃいかんだかいやあ。」

  (どうして人を追い詰める事をするんだろう。仕事は楽しくやろうというのを否定するのかなあ。)

「成果と結果を履き違えてるだかもしれんねえ。」

「不安からならまだいいけど脅迫観念で仕事するなあ嫌だなあ。」

「どこも一緒だら。そういう仕組みで世の中いごいてるだで。」

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*ペーシ

「頁」(ページ)の事。「じ」を「し」という事。遠州独特かどうかは定かではないが他所の人に言わせると遠州人は変わってるらしい。しかし確かにそう言っている。

何でと問われてもそうなんだから説明のしようがない。大抵どの数字の頁にでも「し」に変わるのであるが、私の場合「1頁」の場合「いっぺーし」ではなく「いっぺーじ」又は「いちぺーし」・「6頁」は「ろっぺーじ」又は「ろくぺーし」・「10頁」は「じっぺーし」にはならず「じっぺーじ」と「っ」が入る読みの数字には「し」にならないことがある。でも「じゅっぺーし」とはいう矛盾もあるいい加減なものであるが。

ちなみに遠州人全てがこう言うとは限らない。男女共用の表現。

例文

「あのやあ。6ペーシ目んとこさあ。意味分からんだけど何書いてあるだか分かるう?」

  (あのさあ。6ページ目のところなんだけど。意味が分からないんだけど何が書いてあるのか判る?)

「おんめえはあ今10ページ目ん入ってるじゃんかあ。ついてこれてんだか?」

  (あのなあもう9ページ目に入ってるんだぞ。ついてこれてないのか。)

「いんやあ。聞かすたあ思ってただけえがタイミング逃いてそれっきりんなっちゃってさあ。」

  (いや~あの~聞こうとは思ってたんだけどついタイミング逃しちゃってそれっきりになってしまってね。)

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ぺんらぺら

共通語だと「ぺらっぺら」ということか。遠州弁と言うほどのものではなかろうが一応記載。遠州人は「ぺらっぺら」・「ぺらんぺらん」とかも使い分けているがあまり意味的に大差はなく個人の裁量で使い分けられている。。

「英語がぺらぺら」を「英語んぺんらぺら」ともいう言い方もするが、「わしの給料袋ぺんらぺら」みたいな「薄い」を自虐的・揶揄的に言うような場合に使われる表現。「ほれみろこんな薄い」といった感じか。元々薄いのではなく本来あるべき(あって欲しい)厚さよりも薄いというニュアンスである。

例文

「なんか 停めてる おんしゃ の ぽんぽん がんこ傾いてるなやあ。ひっころんだりしただか?」

  (気のせいか停めてあるお前のバイク随分傾いて見えるぞ。転んだりとかしたのか?)

「こけたこたあねえけど。そうけえそんな傾いてるう?毎日乗っとるもんで慣れっこんなってるで気にもしてんけど。」

  (こけたことは無いけどなあ。そんなに傾いてるかあ?毎日乗ってるから気がつかないのかもしれないけど気にしたことないけどなあ。)

「見してみい。うわあ なによを サイドスタンド。擦れてぺらんぺらんじゃん。」

  (よく見せてみろよ。うわーなんだよこのサイドスタンド。擦れてぺらっぺらになってるじゃないか。)

「おお。そうゆやあそうだの。材質がケチられてるだかいやあ。」

  (ああそう言われればそうだなあ。材質ケチられてたのかな。)

「じゃねえらあ。おんめえ、いっつもスタンド仕舞い忘れて擦りながら走ってるだらあ。そうでなきゃあこんなぺんらぺらになりゃへんにい。」

  (そうじゃないだろう。お前。いつもスタンド戻さず発進するから引き摺って走ってるんだろ。そうじゃなきゃあこんな削れることはないぞ。)

「そをゆやあ仕舞ったこんねえの。いつのまにか畳んであるわなあ。」

  (そういえば戻したこと無いなあ。いつの間にか畳んであるもんなあ。)

「自動のスタンドなんかありゃせんだで。いつか死ぬぞ。」

  (自動のスタンドなんてある訳ないんだから。こんなことしてたらいつか事故起こすぞ。)

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*へったー

下手くそという意味。過剰に下手くそな場合には「どべたくそ」・「どべた」となり「どへったー」という表現はあまりしない。多少下手くそな場合は・・?・・なんて言ってるんだろ。「へぼ」かなあ。

遠州弁の特長であろう「たー」と伸びるのが味噌。イントネーションは「た」を強く言うのがポイント。

「けったーへったーどべたくそ」と言うと語呂がいい感じがする野次である。

例文

「へったーだなあやあ。見ちゃおれんで かしょ。」

  (下手くそだなあ。見てられないから任せろ。)

「わしやるでいいよ。手え出さんといて。」

  (自分でやるからいいよ。手を出さないで。)

「そんなじゃ日い暮れちゃうにい。出来おせんくなるだで。ええでかしょ。」

  (そんなんじゃ日が暮れちゃうよ。出来きらなくなるから。いいからかしな。)

「そんなこんゆってホイホイ任いてたら悔しいじゃんかあ。残業こいてでもやるでええよ。」」

  (そう言われてお気楽に頼んだんじゃ悔しいじゃないか。残業してでもやるからいいよ。)

「そうけえ。じゃわし今日サッカーみんとかんもんでちゃっちゃと帰るであと頼むにい。」

  (そうかい。じゃあオレサッカー見なくちゃいけないからとっとと帰るから後は頼むよ。)

「あっ!今日サッカーかあ。わしも見たいやあ。ごめん てんだって。」

  (あっ!今日サッカーやるのか。オレも見たいなあ。前言翻すから手伝って。)

「ひょんきんじゃん。おんしゃあプライドはどこいっただあ。」

  (変わり身が早いなあ。お前ねプライドはどこやったんだ?)

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*屁を使った言葉

「屁が出た」という言い方は遠州だと「屁んでた」・「屁えでた」・「屁、こいた」とかになることが多い。このほかに「屁」を「へっぷり」とも称するのでそのバリエーションは豊富である。オヤジ世代だと「へっぷり小金治」とかいうオヤジギャグもまだ意味が通じたりもする。

「屁」を使った言葉が結構あるが、どこまでが全国どこでも通用するのかわからないのでとりあず思いついた言葉を列挙。

「屁とも思わん」。なんとも思わない・動じないとかいう表現。

「屁にもならん」。なんの意味もない・なんの価値も無い

「屁にしかならん」頑張って捻り出しても無意味・無価値な用を成さないもの・努力した成果がない無駄足

「屁こき虫」おならばかりしてる人を茶化していう言葉。

「屁馬鹿にする」見下した感じで馬鹿にする様。必ずしも「へ」が「屁」かどうかは確定できないので勝手な想像ではあるが。共通語だと「小馬鹿にする」であろうか。ただし遠州弁だと小馬鹿(せせら笑う的態度・相手にしない)と屁馬鹿は意味が異なるが。

「屁も出んわ」なにも出せるものがないと開き直った様。涙も出ないの下衆バージョンか。

「屁っぷりけ」アップリケに近いという語呂遊び。アップリケしてる女子に「なにそれへっぷりけ?」とか言って男子がちょっかい出すとかいう手合い。もちろん大人がいうべき表現ではない。ちなみに「へっぷりけ」を共通語にすると「おならなの?」という意味になる。

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