ハッピーフライト DVD その2
映画本編(DISK 1)の感想。
とにかく相変わらず矢口監督のオーディオコメンタリーは面白い。ただし今回は楽しいとかいうのではなくて興味津々裏々という意味の面白さ。各シーンの撮り方とか諸々楽しくそして作り手らしい話しが聞けてホント面白いです。
もう何回も見直してるうちに日が経ってしまいました。見飽きないです。
なんなんでしょうね。観れば観るほどハラハラ感が増してくると言うか。細かい説明抜きでリアルな世界に放り込まれているんで始めのうちはどういうありえないことが起こっているのか理解出来なかったものが観る回数を重ねていく内にそれがえらいことだと分かって来ておい大丈夫なんかいと益々思えるようになってきてるんですかねえ。徐々にスウィングガールズの演奏シーンみたいなラストの盛り上げ(高揚)感が湧いてきました。雲の向こうからジャンボの姿が見えるとこはなんか圧巻に思えるようになってきました。
これが今のテレビドラマやアニメのように説明解説シーンがあったり言葉を普通人にも分かるように翻訳したり、もしこの状況で進んだらとかいう予想シーンとか差し挟まれてたりしてたらこのハラハラ感は初めて観た時に得られたのかも知れません。ですがその代わりにリアル感が失われてしまう訳で痛し痒しではありますな。
リアル感とはどういうことかと言いますと、社会人になれば分かることですがどこに勤めようがそこは最前線であり効率をよくするために言葉や動作が専門化してく訳でそれらを覚えるまで学校じゃないんだから根気よく待ってくれたりレベルを低い方に合わせてくれるとこなんてありません。いきなり放り込まれるものです。そういう空気感をこの映画では味あわせてくれる訳でありまして。監督はこちらを選択されたんでありましょうな。私みたいに何度も観ないと気が納まらないというタイプにとってはこの方が有り難い限りですが商売的には硬派でいいんだろうかと若干心配になってしまったりなんかして。大きなお世話でしょうけど。私としては我が意を得たりという思いです。
で、ひとつ映画館で観た時に大きな勘違いをしてたことを知りました。それはエンディングでの「その後」。私はてっきり一難去って平常に戻ったそれ程時を経ていない「その後」だとばかり思ってました。鈴木(田辺さん)が機長に昇格してたのでまあ数ヶ月は経ているんだろうなとは思っていたんですが描かれていたのは数年後でありました。なにしろ修学旅行の生徒さんがCAさんになってたんですから。でもあれですよねえ、木村(田畑さん)は未来を予感させる出逢いがあったのにその数年後にはまだお客さんをせっついてロビー走り回ってるってことは寿退社とはならなかったってことで淡い期待で終わってしまったんでしょうかねえ。なんかちょっと残念。寿退社は出来なかったとしてもせめて左手に指輪はしてるのかなと思ってチェックしたんですが鞄に隠れて名札見えなかったし指輪もしてそうになかったのでやっぱし残念。
DVDで観たのと映画館で観た印象の違いは飛行機はやっぱ映画館で観た方が迫力とかあってよかったなあですけど、人物が綺麗だなと思えるのはDVDの方かなと。これはやっぱりどデカなサイズで人の顔を観るよりこじんまりしたサイズでの方が私は好きなのかもしれないなと思いました。大きいと粗探す訳じゃないですけどどうしても各パーツ毎に眼が行っちゃって表情全体を見ていないせいなんだろうなきっと。
そういうことで映画館では気にもしてなかった女性の役者さんのお顔でありましたがDVDで観たらこんなお綺麗だったんだあと改めて想い直しました。
まだ続きますがそれはまた次(その3)の記事にて。
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