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まちがえたにみ その2

遠州弁的言い回し

「まちがえたにみ」

その2

この言い回しの味噌は「に」の使い方にあろう。

「間違えたぞ見ろ」と訳するのが一番適当なのかもしれないが、実用でのニュアンスはその1で述べたように説明するのが難しいもので「間違えたぞ見ろ」では適格とは言い難いと思える。

で、とにかく「に」。

「泣くに泣けぬ」とか「引くに引けぬ」とかの「に」とよく似ていると思えなくない。

しかし、訳すと「泣くにも泣けない」・「引くにも引けない」とかいった「に」=「にも」というものとなって

これを「間違えたに」にあてはめると「間違えたにも見ろ」となって意味不明になってしまうから別物ということになるように思える。

普段遠州弁でよく使われる終助詞の「に」・「にい」とは違う「に」ということであろう。

格助詞の「に」なんだろうか。でも、終助詞の場合「に」=「よ」とすると大抵はまるという屁理屈をあてはめることも出来なくはない。「間違えたよみろ」と。

辞書や古語辞典を引用しても却ってというか余計分かりづらくなりそうなので、それはやんぴとして(実はよく分かってないもんで)

共通語だったら「ほら見ろ間違えたじゃないか」と言うのを遠州弁では「間違えたに見」もしくは「間違えたに見い」となるものである。

とにかくこんな言い方するのは遠州弁くらいなもんだろうかなと思うがどうなんだろ。

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