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ずっぽし その2

遠州弁す行

「ずっぽし」

方言というより俗語の範疇であろうが、一応遠州では好く使われるので記載。

まあ、「ずっぽり」の変じたのが「ずっぽし」で、特に地域性があるわけではないところであろうが。

しかしながら

辞書には「すっぽり」はあるが「ずっぽり」は記載が無い。ネット辞書にも記載が無い。

でも

例えば「腰までずっぽりはまる」とかだと隙間なく(身動きできないくらい)はまるということで使われようか。確かにこういう言い方在るよなあと思える。

遠州においての「ずっぽし」は「ぴったり」という意味で使われることが多い。ごくまれに「ドンピシャ正解」という意味で使われたりすることもある。

「腰までずっぽしはまる」だと「物の見事に腰まではまる」といった勢いのものとなる。

「策がずっぽしはまった」で「策がドンピシャはまった」

「すっぽり」→「ずっぽり」→「ずっぽし」という変形の流れと勘繰られるものであるが、共通語での俗語の「ずっぽり」と遠州弁の「ずっぽし」は意味合いが異なるものといえなくもない。

辞書にある「すっぽり」の説明は

副詞 ①全体を包み隠す様子②何かの拍子に完全に抜け外れたりはまったりする様子。とある。

遠州で使われる「ずっぽし」には①の意で使われる事はなく、②においてもはまったりする様子に使われるが抜け外れたりする様子には使われない。

ちなみに抜け外れだと遠州では「すぽん」を使うことが多い。

なお、ひょっとしてだが「図星」の「ずぼし」が変形して「ずっぽし」と言っているという風に勘繰られなくもない。

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