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すげえくしんとかんだか

遠州弁的言い回し

「すげえくしんとかんだか」

まあなんというか、これだとモロ遠州弁ではあるわな。

ただし方言というよりも俗語の範疇に近いわけで、あまり使われる言い回しではないが。

これを訳さば

「凄くしないといけないのか」

となる。

注視点は「く」。

「面白くしんとかんだか」

となればその「く」の使い方は共通語的で方言性は無い。

「あいつみたくしんとかんだか」

となれば共通語だったら「あいつみたいにしないといけないのか」となってこの「く」の使い方は多少方言的と映る。

「く」を説明しろということになると「~のように」とすれば

「みたく」→「みたいに」

「すげえく」→「凄いように」

と、乱暴ではあるがこういった解釈ができなくもない。

「くに」の「に」抜きと勘繰られなくもないか。

「あいつみたくにしんとかんだか」

「すげえくにしんとかんだか」

「面白くにしんとかんだか」

「痛くしないで」というのを「痛くにしんで」というほうが遠州弁っぽい。

要するに「注射しますね」で

共通語だと「痛くしないで」

遠州弁(並)だと「痛くしんで」

遠州弁(強)だと「痛いくしんで」もしくは「痛くにしんで」

といった違い。

こういった「く」の使い方が遠州弁独特かというとそうではなく、おそらくは俗語の部類に入る広い地域で使われるものであろうが、遠州でも使われる言い回しと言えそうではあるし、共通語では使わないとこにも使うというとこに地方性があるのかもしれないところ。

「やっかい(な事)になりそう」→「やっかいくなりそう」

「それ以上重くしたら腰悪くするよ」→「それ以上重たくしたら腰おやすに」・「それ以上重くにしたら腰おやすに」

なお、最初にも書いたがあまり頻繁に使われる言い回しではない。

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