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ぶしょったい その3

遠州弁ふ行

「ぶしょったい」

補足及びあえての重複

これを共通語に置き換えるのは骨が折れると以前書いたが

「見苦しい」

とするのがやっぱり一番しっくりくるんだろうなと最近思えてきた。

下手に「ぶしょったい」は「不精」・「無精」+「ったい」がどうたらと「不精」や「無精」という言葉に引っ張られてしまうと実際使いのニュアンスとは離れがちになりそう。

「ぶしょったい生き方」→「見苦しい生き方」

「シャツはみ出てぶしょったい」→「シャツがはみ出ていて見苦しい」

「ぶしょい」という言葉があってそれに「ったい」が組み合わさったのが「ぶしょったい」ということになろうかと思われる。「ったい」とは共通語に直すと「ぽい」というもので「ぶしょい」が言い切りで「ぶしょったい」はそれっぽいといったものになる。

「ぶしょい」は断定なだけに日常で使うには露骨過ぎるので「ぶしょったい」がよく使われる。

「こ」を付けて「こぶしょったい」という言い方が有る。「こ」は「粋」と「小粋」とか「生意気」と「小生意気」のような「小」と勘繰られる。漢字にすると「小不精ったい」・「小無精ったい」となろうか。

しかしながら、ニュアンスとしては「こぶしょったい」という方が嫌悪感が増す。

なので訳すとしたら「とても見苦しい」といったものになり「小粋」が「さりげなく粋」とか「小生意気」が「ちょっと生意気」とかいったものになるのとは違って「ぶしょったい」の度合いが増したものとなるところが違う点ではある。

なのでもしかしたら「小」を当てはめるのは間違いなのかもしれないというのを付しておく。

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