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「うっちゃる」と「ほかる」の違い

遠州弁的言い回し

「うっちゃる」と「ほかる」の違いを考えてみる。

どちらも「放る」(ほうる)というのもで

物を投げるという言葉そのものの行動を指すこともあれば

中断・断念とかいう意の投げるということを表わすものでもある。

ゴミを捨てなと言う場合において

「ごみぃいつまで溜めてるだあ。早くうっちゃれやあ」

「ごみぃいつまで溜めてるだあ。早くほかれやあ」

こういうような場合は「うっちゃる」が普通使われる。「うっちゃる」であればゴミ捨て場に正しく捨てるという感じで「ほかる」だと窓から投げ捨てるみたいな正しくない捨て方まで含む捨て方を指す印象を与える。

今やってる作業を止めてこっちを優先しろという場合

「そんなのうっちゃって先こっちぃやれやあ」

「そんなのほかって先こっちぃやれやあ」

どちらも今やってる作業を中断してこちらの作業を優先しろと言っているものであるが、「うっちゃって」だと「そんなことしてないで」という勢いで「ほかって」だと「そんなこと後回しにして」という勢いと聞こえる。

「放置して」という意で較べてみると

「うっちゃらかいて」はどちらかといえば「放棄」に寄っている。

「ほっぽらかいて」は「中断」という方に寄っている。

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