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遠州弁ではない 「のら」

遠州弁的言い回し

なんにでも最後「ら」を付ければ遠州弁になるというのは安易すぎる。

組み合わせというものがあるのである。

例えば

「買いに行くのら」

「ら」を共通語に置き換えるに「ろ」とするのが大体においてはまるもので、この文のように「買いに行くのだ」の「だ」を「ら」に変えるということは遠州弁には無い。どちらかというと酔っぱらってろれつが回らなくなったといった言い回しにしか聞こえない。

ちなみに「買いに行くのだ」を遠州弁にすると「買いに行くだあ」とかになる。

次に疑問調にして

「みんなはしゃいでるのら?」

意図として「皆はしゃいでいるのか?」というものであるとしたら、そういう場合には「みんなはしゃいでるだ?」とかになり「ら」を使うものではない。

「ら」は推測を表わすもので「みんなはしゃいでるら?」・「みんなはしゃいでるだら?」で「皆はしゃいでるだろ?」・「皆はしゃいでいるんだろ?」という使い方になる。

ちなみに「はしゃいでいるのかな?」と言いたい場合には「はしゃいでるだかいね」・「だかや」とかになる。

とまあ、こんな感じで「のら」という言い回しは遠州弁的ではない。

「の」+「ら」という組み合わせは無い。

意味は変わるのだが「の」を「だ」に変えれば有りということになる。

「買いに行くだら」(買いに行くんだろう)

「みんなはしゃいでるだら?」(皆はしゃいでるんだろ?)

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