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「だろ」と「だら」のニュアンスの違い

遠州弁的言い回し

「だら」は「だろ」と訳せるとこのブログでは説明してきているが

遠州弁における「だろ」のニュアンスは「だら」とは異なる。

つまり共通語の「だろ」と遠州弁の「だろ」には微妙な違いがあるのでは。

意味に違いが出てくるということではないのだが

「そういうもんだろ」と言うよりか「そうゆうもんだら」と言う方が柔らかく聞こえる。

「そういうもんなんじゃないの?」といった感じになるからであろうか。そういうもんだ(そういうものであろう)という決めつけ具合が緩やかになる勢いを感じる。

「世の中そういうもんだろ。諦めるしかないだろう。」

「世の中そうゆうもんだら。諦めるしかありもしん。」

「だろ」だと言い含める(説得)勢いが強く、「「だら」は理解を求める(意思の確認)勢いが強い。

別の言い方をすれば「だろ」は言い切ってる感じがするが「だら」は了承(納得したか)を求めてる感じ。

蛇足として

「諦めるっきゃありもしんに」という言い方もある。

「しかないだろうが」だったら「しかありもしんに」となる。(厳密には「しかないだろうよ」であるが)

「そういうもんだろう」だったら「そうゆうもんだらあ」となる。「だろう」と「だらあ」については大した違いは感じられない。

「そういうもんだろうが」だったら「そうゆうもんだらあが」となるかというとそうはならなくて「そうゆうもんだら、違う?」とか「そうゆうもんじゃんか」とかが使われる。

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