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「みるい」と「じゅるい」

遠州弁的言い回し

「みるい」の反対語は「じゅるい」

という言い方も出来るかな。

「みるい」というのは農業用語と思われ、知らない遠州人もけっこう居る。

訳さば「青い」といった熟していない様を表わしている。未熟を指すものでは無い。

この反対の意味を持つのが「じゅるい」。

熟れきった柿を「じゅる柿」と言うように完熟を過ぎた様と言えなくもない。腐ったものを指すものでは無い。

尚、「じゅるい」には「ぬかるんだ道」を「じゅるい道」と言うように食べ物に限らず用いられ、軟弱とか柔らかい(本来の固さよりも)とかいった事を指すもので、「みるい」は食べ物(主に農作物)だけに用いられるものと思われる。

ただし、応用というか例えば「コンクリートまだ乾いちゃいんくてみるいで乗っちゃかんにい」とかいう使い方かもしかしたらあるのかもしれないので食べ物専用と言い切れる自信は無い(なにせ自分使わないもんで)。

例文

「わし、バナナとか柿はさあ、じゅるいくらいの方がど甘いしよく噛まんでいいもんで楽ちんで好きだやあ。」

  (オレ、バナナとか柿は熟しきった方が凄い甘いしよく噛まなくてもいいから楽で好きなんだけどな。)

「そうけえ。人によっちゃあ、シャクシャク音んするくらいのみるいのが好きっちゅう人もいるだにねえ。」

  (そうなのか。人によっては、シャクシャク音がするくらいの青いのが好きっていう人もいるのにねえ。)

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