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にい その3

遠州弁な行

「にい」

初級では「にい」=「よう」と説明しているが

中級では「にい」=「よう」の他に「にい」=「から」・「ので」という使い方がある。

例えば「美味しいにい」

「騙されたと思って食べてみい、美味しいにい。」

この場合の「にい」は「から」・「ので」ということになる。

イントネーションはほぼ抑揚をつけない平坦。(気持ち「に」は強く「い」を流す感じにはなるが)

訳は「騙されたと思って食べてみなよ。美味しいんだから。」

次に、イントネーションを「に」を強めに「い」は流さずはっきりと発すると

「あそこのケーキ美味しいにい。だでいっぺん行ってみい。

この場合の「にい」は「よう」ということになる。

訳さば「あそこのケーキは美味しいよう。だから一度行ってみなよ。」

文字にすると違いは分かりづらいが、イントネーションで聞き分けるものである。

「から」・「ので」の意の「にい」に近いのは「もんで」・「でえ」とかがあり置き換えは可能であることが多い。

ちなみに「だに」の初級「だよ」・中級「のに」とは違って「にい」の中級「から」・「ので」は初級の「よう」と意味が異なる度合いは少なく「よう」と解釈してもそれほど破綻しないので楽ではあろう。

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