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みっしい・みっせえ

遠州弁的言い回し

「みっしい」と「みっせえ」

「どれ、みっしい」で普通だと「「どれ、見せてごらん」もしくは「どれ見せなさい」とかな訳となる。

タメ(同格)だと「ちょっと見せてよ」。上が下にだと「どら見せてみなさい」といった訳となる。強要してる(強引)具合は強めではあるが意外と横柄さは感じられないものである。

これを「どれ、みっせえ」に置き換えられるかというと可である。ただしちょっと横柄な印象が付加されるのでよほどじじばばと孫みたいな上と下の差が明確な関係でないと角がたつ。

命令口調ということであれば

「見せよやあ」・「見せよを」・「見せえ」

とかが使われる。

意味使いが異なるものとして

「ほれみっせえ」で「そらみたことか」と言ってるのであるが

「ほれみっしい」とは言わない。「ほれみっしい」だと「ほらあ見せなさい」という意味となる。

「よくみっせえ」で「よく見なさい」と言っていて、「よくみっしい」も「よく見なよ」と言ってる事になるがあまり聞かない(使われていない)と思える。

「みっせえ」は「みなせえ」の変じたものとも勘繰られる。

「みっしい」はなんの変じたものなのだろうか。

「みっせえ」には「見なさい」と使い方があるし実際使われるが「みっしい」には「見なさい」という使い方は屁理屈的にはありそうだが実際使いにおいては耳にしない。

「置かせて」と「置かして」と同じで「し」と「せ」の違いは、例えば受動と能動とかいったみたいな小難しい事があるのかもしれないが、「ほんとにそうけえ?」(そこまで厳密か?)と言えなくもなく、いずれにせよ使い方としては

「みっせえ」には「見せな」という意味使いと「みたことか」という意味使いの二通りがありそうで

「みっしい」は「見させろ」という意味使いのみと思われる。

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