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遠州弁高座 その4

遠州弁でお遊び

問題、次の文章を遠州弁に直せ

「そんな見苦しい恰好してるんじゃないよ」

答え

「そんなこぶしょったいかっこしてるじゃないに」

もしくは

女性「なにこぶしょったいかっこしてるよう。なんとかしなやあ。」

男性「なんちゅうこぶしょったいかっこしてるだあ。なんとかしよやあ。」

蛇足

実際の日常会話に於いては「こぶしょったい」とか「どぶしょったいっ!」と吐き捨てるように言い切ってよしというパターンが多いのだが、それでは伝わらないだろうなと思っての答え。

「ぶしょったい」と言うよりも「こぶしょったい」と言う方がより見苦しい度が増す。

そういう意味では「見苦しい」というよりも「見てて恥ずかしい」という方が近いのかもしれない。

別の視点でいうと、「ぶしょったい」は単に見て思った感想という勢いだが「こぶしょったい」は改善を求める忠告・警鐘という趣が付加される事が多い。

「ど」での「どぶしょったい」・「ばか」での「ばかぶしょったい」は「ぶしょったい」の強調形で見苦し度が増すという点は「こぶしょったい」と同じだが、勢いとしては「駄目だこりゃ」といったもので「こぶしょったい」のような「なんとかしろ」という怪訝な勢いは付加されないといった違いが感じられる。

ちなみに「ぶしょったい」は「無精ったい」と考えられ、汚い・汚ならしいとかいうものを指すというよりも、無精・センスが無い・趣味が悪い・整って(合って)いないとかいったものを指すものである。共通語に直すとしたら「無精っぽい」であろうか。(不精も無精も同じ)

「格好」(かっこう)を「かっこ」と発する事が遠州では普通。

どこの方言もそうだろうが、遠州弁も女表現と男表現は異なる。女言葉・男言葉というのについてはあまり無い傾向にあろうか。

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