« はみでる | トップページ | 目指すまるさら遠州弁 その5 »

「ありもしん」と「ありもしんに」の違い

遠州弁的言い回し

「ありもしん」と「ありもしんに」

「に」が付くとどう違うのかということ。

例えば「そんなことありもしん」と「そんなことありもしんに」とした場合

「そんなことはない」というのが「ありもしん」

「そんなことないだろうが」もしくは「そんなことないじゃないか」とかいうのが「ありもしんに」

といった違いがある。

初級として「に」は「よ」に置き換えられるものと以前説明したが、その理屈で直訳すると

「そんなことはありはしないよ」ということになる。

これでもハズレているわけではないだろうが、ニュアンス的にはちょっと異なる感じがする。

例を替えて「言ってもしん」と「言ってもしんに」

「誰もそんなこと言ってもしん・しんに」では

「言ってもしん」だと「誰もそんなこと言ってはいない」

「言ってもしんに」は「誰もそんなこと言っていないだろうが」

といった感じで「に」を付けると反論・言い返しといった勢いが付くものである。

といった風に、ここで使われる「に」は「よ」に置き換えるよりも「だろうが」と置き換える方がニュアンス的にははまる。

「に」は「だろうが」が変じたものというのを屁理屈的に説明するのは相当無理があるのだが、実際そういう意味合いで使われているものである。

意を強くする効能と解釈すれば「に」も「よ」も同じということになるのだが。

まあとにかくちょっと説明に困る「に」の使い方ではある。

|
|

« はみでる | トップページ | 目指すまるさら遠州弁 その5 »

1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/56429986

この記事へのトラックバック一覧です: 「ありもしん」と「ありもしんに」の違い:

« はみでる | トップページ | 目指すまるさら遠州弁 その5 »