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どなまいき

遠州弁的言い回し

「どなまいき」

「ど」と「ばか」の違い。

「とても」という意の「ど」+「生意気」というもので言葉そのものは共通語の部類(俗語扱いだろうが)に入ると思われるが

遠州に於けるニュアンスをば。

言い方は「どな」+「まい」+「き」となる。「まい」を若干強めに発する。

単に「生意気」というのと「どなまいき」とではその感情は当然異なるものであるが

「とても生意気」と言いたい場合には「ばか」や「えらい」が使われる事が多く、辟易とかムッとしてる・参るとかくらいの勢いである。だからといってガツンと言ってやるとかぎゃふんと言わせてやるみたいな行動に至ろうという勢いは薄い。感情的には迷惑してるというものが多かろう。

「どなまいき」は大層憤慨している・不快と思っているといったもので、こちらは叶うものなら一泡吹かせて(〆てやりたい)くらいな勢いと映る。(するかどうかは別問題)。感情的には怒りの要素が含まれる事がけっこう多い。

立場的には「どなまいき」は相手は格下という意識である事が多い。他(ばか・がんこ・えらい等)は上下とかは特にない。

例えば、自分が平で「あの課長ど生意気」となれば全然上司として見ていない(見做していない)という勢いになる。「あの課長ばか生意気」となれば上司にあるまじきとかいった一応上司として見ている勢いとなる。まあ、どちらも敬意はないので五十歩百歩ではあるが。

このように「生意気」に付く場合「ど」と「ばか」他とでは相当ニュアンスが異なる。

ちなみに「ばかがんこ生意気」と「ど生意気」とでは「ど生意気」の方がより生意気だというものである。

ってまあ特に「生意気」の場合「ど」を使うと大分感情が入れ込んでる言い回しになるというせいであろうが。

こういった「ど」の効能は他には「偉そう」も同じであろうか。

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