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ゆわく

遠州弁や行

「ゆわく」

方言とかではなく古い日本語の部類に属すると思えるが。

古い日本語が残ってるのが遠州弁の特徴のひとつであろうか。

「ゆわく」漢字にすると「結わく」。

辞書に、他動詞五段活用 (方言) ゆわえる。 と説明されている。

(ネット辞書には方言という記載は無いので最近方言枠から外れた共通語と言えるかもしれない)

標準語的には「ゆわえつける」(結わえつける)・「ゆわえる」(結わえる)と言うのが一般的な共通語となるらしい。といっても「ゆわく」も十分共通語であるが。

意味としては「ゆわく」は「結ぶ」(むすぶ)というものであるが

紐などで物とか髪を結ぶ際に使われるもので(紐に限定されるものではない)

縁とか契(ちぎり)とかいった目に見えないものを結ぶ際には用いられない。

以前記事にした「ゆわう」との違いや使い分けとかは・・・いまいち定かでない。

「ゆわえる」を「ゆわいる」となることは無い。

実用的には「ゆがく」(湯掻く)と混同しやすい紛らわしさがあったりもする。

なので調理場とかで「それゆわいといて。」と言われたのを勘違いして、なんでこんなのをと変だなと想いながら、でも言われたからと「ゆがいて」しまって後で「なにやってるだあ。」とどんじかられる洒落にならない作り話しもあながち嘘くさくは無い。

例文(「ゆわう」での例文とほぼ同じ)

「がっちがちにゆわいてあるもんでほどけやせん。」

  (きつく縛ってあるから解けない。)

「かしてみい。・・・・・って、ほんとや、どんがたいやあ。」

  (どれ、・・・・・って。ホントだ、凄いかたく結んである。)

「だらあ?」

  (だろう?)

「誰よを、こんなゆわい方したのぉ。」

  (誰がやったんだよ、こんな結び方したのは。)

「しらんだあ。」

  (さあ。)

注、「ゆわい方」は「ゆわき方」としても可。

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