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「ほんとけえ」と「ほんとにけえ」

遠州弁的言い回し

「ほんとけえ」と「ほんとにけえ」

このニュアンスの違い。

「ほんとけえ」はアクセントの位置によってニュアンスが異なる。

ほぼ平坦に発する、もしくは「けえ」を強く発する「ほんとけえ」は疑っている猜疑の様である。共通語に直すと「それは本当か?」もしくは「嘘じゃないだろうな」といった勢いである。

たまに「ああそうかいはいはい」といった受け流し(聞いてるようで聞いてない)で使われることもある。

「ほ」と「け」を強く発する「ほんとけえ」は驚いている様である。共通語に直すと「本当?びっくり」といった感じであろうか。

普通は言われた事を信じている状態である。たまにしらばっくれて驚くふりという意図で使われる事もある。

「ほんとにけえ」は驚きつつも確認している様である。

こちらは言われた事を疑っている(信じ難いと感じている・信じたくない)状態である。ニュアンスで共通語に直すと「嘘だろう?本当にかよ」とかになろうか

こちらも平坦に発する場合がある。これだと「ああそうなんだなるほど」といった感じになるがより強力に受け流してる勢いになる。猜疑というか信用してないとかいう使い方はしない。

例えば「明日偉いさん来るだってよ。」で

「ほんとけえ、えらい急じゃん。やいやいだの。」だと来るということに驚いてる勢いが強い。

「ほんとにけえ。えらい急じゃん。やいやいだの。」だと来る事に対して参っちゃうなあと思ってる節が強い。

共通語に直すと「ほんとけえ」は「ほんとにか」・「ほんとかい」・「ほんとかよ」とかで

「ほんとにけえ」は「本当にかい」・「「本当にかよ」などと

色々解釈できるところであるが、遠州弁ではイントネーションを変えることでこの二つで通しているという節があるかもしれない。

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