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だもんで その4

遠州弁た行

「だもんで」

遠州だけでなく三河や駿河といった中部・東海で広くよく使われるものである。

遠州弁の代名詞とするにはそういった地域に失礼にあたるような気がするのだが。

多少?地域によってニュアンスとかに違いがあるやもしれないが、ここでは遠州弁での使い方を記載してみる。

接続詞みたいな使い方の「だもんで」

①「だ」+「もんで」

「だ」を強めに言うと「な、もので」という意味使いになる。

「も」を強めに言うと「従って」とか「ゆえに」といった意味で使われる。

「だもんで買うだあ。」→「だから買うのかあ。なるほど。」もしくは「だから買うんだよ。分かったか。」

②「だも」+「んで」(あくまで言い方を説明するためのもので「だも」・「んで」という言葉がある訳では無い)

「だ」を強めに言う。

「よって」とか「なので」・「~のせいで」とかいった意味。

「だもんで買うだあ。」→「だから買うんだよ。」・「だから買うんだ」

①は買うんだという事(意思)が重要で②は買う理由が重要ということを表現している。

言い方を代えれば①が起因で②が要因ともいえるかも。

といった感じで、イントネーションや切りどころによって意味合いに変化が生じる。

①②以外にもイントネーションが違う「だもんで」があるがこれ以上列記するとややこしくて頭が爆ぜるので略。

終助詞(?)みたいな使い方の「だもんで」

「だもんで」とほぼ平坦に発する。

「今日は大丈夫だに。晴れだもんで。」

訳さば「今日は大丈夫だよ。晴れてるから。」

まあ「晴れだもんで大丈夫だに。」とすれば終助詞ではなく接続詞だろうがというつっこみにはもっともだと言う他無しであるが。なので、おそらくは終助詞的な使い方をする接続詞ということになるんだろうか。

こういう場合の「だもんで」は「であるからして」と訳せば分かりがいいか。

「さっきからゆってるだもんでえ。」

これを訳すのには骨が折れる。ニュアンス無視して訳さば「さっきから言っているのだもので。」なんのこっちゃいである。

ニュアンス重視で訳さば「さっきから何度も言ってるんだからあ。」といった感じか。散々言ってるのに聞く耳持たない・理解しないといった効果無しという参っちゃうよな物言いである。

とりあえず「だもんで」は「なもので」だけでは無く色んなニュアンスを含むもので訳すにおいてはそれぞれ変化してるということはいえそうである。

要は説明するのはややこしいということ。

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