« まぜて | トップページ | 遠州弁で言葉遊び ネコの名前 »

「聞いてんかった」と「聞いちゃいんかった」の違い

遠州弁的言い回し

「聞いてんかった」と「聞いちゃいんかった」のニュアンスの違い。

(あくまで一例で必ずこういう使い方になるというものではない。)

例えば「ねえ、聞いてる?」と訊かれて

「ああごめん、聞いてんかった。」

と答えれば、ぼ~っとしててとか他の事に気がいっていてとかいった理由と感じられる。

「ああごめん。聞いちゃいんかった。」

と答えれば、はなから聞く気がなかったという勢いに感じられる。

共通語に直すなら

「聞いてんかった」は「聞いてなかった」

「聞いちゃいんかった」は「聞いてはいなかった」

といったものになるであろうか。

例を替えて

「そんなの聞いてんかった。」では訳せば「「そんなのは聞いていなかった。」

初耳だというニュアンスよりも「知らなかった」という意味合いで使われることが多いような気がする。

「そんなの聞いちゃいんかった」だと訳さば「そんなのは聞いてなかったぞ。」

なんで言わなかったんだと非難してるという使い方と、聞いてないから自分に非は無いという意思を表す使い方などが多い。

といった違いが出てくる。

「聞いてへんかった」という言い方は少数派というかあまりしない。「へん」を使いたいというのであれば「聞いとらへんかった」という言い方なら使われる。

「聞いとらんかった」は男言葉として使われてるが過去の話しをぶり返して言うような際に使われる。つまり「あの時は聞いていなかった」といった感じとなる。

「聞いておらなんだ」は「聞いてはいなかった」。知らなかったという意味合いが強い。

「聞いちゃおらなんだ」も「聞いてはいなかった」であるが、こちらは前もって言えよなといった勢いが多少籠もる使い方もされる。

「聞いちゃなんだ」は「聞いてなかった」で聞こうとは思ってたんだが聞かなかったといった感じ。

|
|

« まぜて | トップページ | 遠州弁で言葉遊び ネコの名前 »

1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/56118542

この記事へのトラックバック一覧です: 「聞いてんかった」と「聞いちゃいんかった」の違い:

« まぜて | トップページ | 遠州弁で言葉遊び ネコの名前 »