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「知らんやあ」と「知らんにい」とかのニュアンス

遠州弁的言い回し

「しらんやあ」と「しらんにい」の違い。

以前同じようなネタで記事を書いたかもしれないが、

「知らんやあ」は「知らないなあ」。

「知らんにい」は「知らないからね」。直で訳すと「知らないよう」

他には

「知らんでねえ」は「知らないからねえ」。「知らんにい」と同じ訳であるが「にい」は「それは知らない」と状況は把握してるがどうなってるのは知らないというもので、「でねえ「は「私は知らない」(与り知らない)と私には関係ないというもの。状況すら把握していないというのも含まれる事が多い。

「知らんわあ」だと「知らないよ」。興味(関心)が無いというもの。

「知らんぞを」。男言葉。ニュアンスは「さあ知らないなあ」。

例を挙げると

「私のカバンどこやったよを。」

  (私のカバン見当たらないんだけど知らない?)

で、

「知らんやあ。」と答えれば、「見てないなあ。」と言っていることになる。

「知らんにい。」と答えれば、「私がどっかやった訳じゃない。」とカバンが無いのは私のせいじゃないと言っていることになる。

「知らんでねえ。」だと、「そんなの知らないよ。」とそもそもカバンがどうのこうのなんてこと自体与り知らないと言っていることになる。

「知らんわ。」では、カバン云々なんてどうでもいいと言ってることになる。呆れてるという場合にも使われる。

「知らんや。」なら「ああそういえば自分知らないよ」みたいな今気付いたみたいな。

「知らんに。」だと「知らないから」。語尾が上がれば「知らないよ」。

ついでによく言われる「だら・だに・だもんで」だと

「知らんだら」は「知らないんだろ」。例「あんた知らんだら。」

「知らんだに」は「知らないんだよ」。例「きっと知らんだに。」

「知らんだもんで」は文の最後に付けば「知らないんだから」例「しょんないじゃん知らんだもんで。」そうでない場合は「知らないもので」。例「知らんだもんでしょんないじゃん。」

「知らんだで」は「知らないので」。例「あいつは知らんだでほっとけ。」

「知らんもんで」は二通り。ひとつは文の最後に付けば「知らないからだよ」でそうでない場合は「知らないから」。例「知らんもんでびっくりするだよ。」。もうひとつは「知らないので」。例「知らんもんでおせえてやあ。」

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