« 「かんだでねえ」と「かんでねえ」の違い | トップページ | 「ありもへん」と「ありもしん」 »

「よど」と「おど」

遠州弁的言い回し

「よど」と「おど」

どう違うか。

まあ「よど」も「おど」も遠州固有というものではなかろうが。

遠州での使われ方をば。ただし、「おど」は日常殆ど使われていないのでもしかしたら遠州弁の範疇じゃなくどっかからの輸入語なのかもという可能性は高い。

「おど」は「嘔吐」(おうと)でつまりゲロ。「嘔吐」は普通「おうと」であるが「おうど」という言い方もあり「おうど」が変じて「おど」になったのではないかと推測される。(って私が勝手に推測してるだけなので根拠がある訳では無い。)

「よど」を漢字でどう書くのか知らないが意味はよだれもしくはつば。

つまり口から出てくるものの違い。本来出すべきものではないものが出てくるという点は同じであろうか。

ゲロといっても胃に入った吐しゃ物(通称、反吐「へど」)に限った訳では無く吐く物なくて胃液みたいな液状のものとかもゲロの部類に入るであろうから「おど」と呼べる対象物は「よど」より多い。

ならば痰はどっちに入るのかとなると、これは本来が出した方が好ましいものであろうから「よど」にも「おど」にも含まれないと考えるのが自然であろう。

他に違いとしては、言い方として

「おど」は「出る」とか「吐く」・「戻す」・ごく稀に「こぼす」とかいうものだが

「よど」は「垂らす」・「こぼす」ものが主流である。つまり無意識。

なので「唾を吐く」の場合は意識的に出すものであるから「よどを吐く」という使い方は微妙である。

|
|

« 「かんだでねえ」と「かんでねえ」の違い | トップページ | 「ありもへん」と「ありもしん」 »

1-3・遠州弁的言い回し」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/55713335

この記事へのトラックバック一覧です: 「よど」と「おど」:

« 「かんだでねえ」と「かんでねえ」の違い | トップページ | 「ありもへん」と「ありもしん」 »