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「ありもへん」と「ありもしん」

遠州弁的言い回し

「ありもへん」と「ありもしん」の違い。

「ありもへん」

使い方としては「(言われた所に)ありもへん。」で訳さば「無いじゃないか。」。有ると言ってるけど無いぞと言っている。

「ありもしん」

使い方としては「(どこにも)ありもしん。」で訳さば「有りもしない。」。無い物を有ると言うなと言っている。

「おいおい無いよ。」だったら「お~いありもへん。」。(まあ普通は「おい無いにい。」だが。)これを「お~いありんもしん」と発すると無い事に怒ってる勢いになってしまう。

「どこにあるっていうんだよ。」だったら「どこにもありもしん。」。「どこにもありもへん。」と発すると「どこ探せばいいんだよ」と聞き返してる勢いになる。

ということで「ありもしん」には若干ご機嫌斜め要素が含まれる。もしくはそう聞こえる。

呆れてる勢いを醸すのであれば「ありもへん」・「ありゃあせん」。

どうにかしてよという勢いを醸すなら「無いよを」・「無いでえ」

感情の籠もりを無しで言いたいのなら「無いじゃん」・「無いにい」。

といった使い分けが考えられる。あくまでひとつのパターンであって必ずこうなるというものではないのであしからず。

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