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かい その3

遠州弁か行

「かい」

遠州独特かは不明だが少なくとも共通語ではなさそうだから。

・・・と思ったのだが、でもそうでもなさそうだった。

「かゆい」(痒い)を「かい」と発す。

「やあ、蚊に喰われただか知らんが馬鹿かいやあ。」

  (も~、蚊に刺されたのか分からないけど凄く痒いよう。)

「かいい」というのは結構広い地域で発せられるであろうが

「かい」と発するとこはそうはないと思えるのだが、果たして如何に。

一応ネット辞書で調べたら

「痒い」かい。痒み。かいい。とあった。

「かい」は共通語だったのか。でもなんか方言っぽいと感じるよなあ。「かゆいところ」を「かいとこ」と発すのは方言と言われそう。まあ俗語の範疇なのかな?

「かいくてもかいちゃかんに。いつまでもかいままんなるでえ。」

  (痒くてもかいては駄目だよ。いつまでも痒みが収まらなくなるから。)

言葉遊びとして「かいでてでかいて」(痒いから手で掻いて)。

ちなみにいつ何時でも「かい」しか使わない訳では無く「かいい」・「かゆい」も併用するものである。

なんでこう言うのかは不明だが、勘繰るならば「かいい」の「い」抜きと勘繰るのが自然ではあるかな。

遠州弁的には「かいい」は自分の痒さをモロに訴えてる勢いが強い。「かい」とすると痒みがあるくらいの抑えた勢いを感じる。

我慢できないくらいの痒さなら「かいい」我慢できてる痒さなら「かい」と分けてるとも言えそう。

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