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ずっか その2

遠州弁す行

「ずっか」

方言というより俗語の範疇であろうかな。皆が皆こういうというものではない。

他の地方のはいざ知らず遠州だとこういう使われ方をしてそうだというのを勘繰ってみる。

「ここに居るよりずっかまし。」

訳さば「よっぽど」という事になろう。

元は「ずっとか」でそれの「と」抜きということになるんだろうか。「か」は関西的な「なんぼかまし」の「か」と同じ類いものであろうかな。

「この方がずっかいい。」

これだと「この方がもっと好い。」で

この場合の「ずっか」は「もっと」という意ということになろう。「よっぽど」にしてしまうとまだましといった勢いになってしまいこの場合には当てはまらない。

とにかく比較をした上で発せられるものであり、大まかに言えば「~よりもずっと」という意味合いの言葉である。ただし「ずっか悪い」・「ずっか変」とかいう悪い方に向く使い方はほとんど聞いた事がないので使いどころに制約はあろう。

使いどころとしては何かと比較した感想(意見)であって、かつ感覚的なもの(理屈道理によるものではないもの)で多少ではあるが好い方向に向かうであろう際に使われる傾向が強い。

ちなみに悪い方向に流れるような際には「よっぽど」を使うことが多い。

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