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すかん

遠州弁的言い回し

「すかん」

西っぽい言い回しに感じられるが、遠州で使われるのはもしかしたら地域性があるのかもと思って記載。あくまで勘繰り記事であるのであしからず。違ってたらごめんだにい。

遠州でも年齢お高めの人が使う。

「嫌」とか「嫌い」と言わず「好かん」と言うのであるが

この言い回しが廃れてきているのか、年齢に応じてこう言うようになっていくのかは定かでないが若い衆は発しない傾向にはあろうかと。

関西の言葉はいまいち勉強不足なので勝手な勘繰りであるが

関西っぽい「ようゆわん」が「決して言えない」・「とてもじゃないけれど言えない」などというものであるならば(ちなみに遠州だと「ようゆえん」・「とてもゆえれん」とかになる)

「よう好かん」は「どうにも好きじゃない」と訳すことになるのであろうか。

しかして、遠州における実際の使い方からすると「どうも好きじゃない」(いまいち好きじゃない)のような気がする。もしかしたらであるが関西とはニュアンスが異なるように感じられる。

感覚としては、「好き」・「嫌い」とそこまで明確に言えない言い回しとして「すかん」が使われているかのようである。「どちらかといえば」といった勢いを醸し出す効能を感じる。もっとも大人の知恵というか場を壊さない為の配慮として感情露わに露骨には言わないという曖昧さが味噌と言えなくもなしや。

まあ、「よう呑まん」(呑もうとは思わない)と「よう呑めん」(とても呑めない)の違いといったものと同じと捉えられなくもなしか。

おかしな考えだが「好かぬ」ではなく「好かない」というのが遠州弁での「すかん」じゃないのかと。もちろん根拠もなにもない正真正銘の下衆の勘繰り。

例文

「おみやげにまんじゅうくれたで、食いまい。」

  (お土産に饅頭貰ったから食べようよ。)

「こしあんけえ。わしこしあんようすかんだよ。」

  (こしあんかあ。自分こしあんはあんまり好きじゃないんだ。)

「まあそうゆわすとを。せっかくくれたもんだで食いない。」

  (まあまあ、そんな事言わないでさあ。せっかくくれたんだから食べなよ。)

注、「くれた」は「貰った」であって「寄越した」というものではない。「あげる」(目上)・「やる」(同格)・「くれる」(目下)の「くれる」ではあるが、貰う方が「くれた」とへりくだってる(相手を立ててる)というものである。「戴いた」とかいう敬語は別として「くれた」(目上から)・「貰った」(同格)・「寄越した」(目下)といった形であろうか。

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