« 「づら」で言葉遊び | トップページ | 「ゆえん」と「ゆえれん」 その2 »

ぶすくれる その2

遠州弁ふ行

「ぶすくれる」。広い地域で使われているもので遠州でも使うよというものである。

他の言い回しとの比較をしてみる。

「ぶすくれる」は「ふてくされる」という意で

正しくは無いが「ぶすっとふくれる」様と覚えると判りがいいかとその1で確か説明こいたと記憶しているが。「くれる」は「途方に暮れる」の「暮れる」じゃないかと想像してるが「ぶす」については相変わらずなんでそうなってるのか分からない。古語といった感じでもない。

で、似たような表現で「ちんぷりかある」(すねる・へそを曲げる)というのとはどう違うのか。

「ぶすくれる」は不満・不服

「ちんぷりかある」は反抗・不平

そういうった意を示す行動を指すものであろうか。

次に「はすとんがらす」とではどう違うのかととなると

「ぶすくれる」も「はすとんがらす」も不満というか納得いっていない状態であるが、露骨に示してるということでは「はすとんがらす」で「ぶすくれる」の方は多少なりとも飲み込んでる(表に出さない努力をしている)感じである。

そういった意味から「ちんぷりかある」に近いともいえそうであるがそこまでじゃないといった勢い。つまり「ぶすくれる」と「ちんぷりかある」の間といったところであろうか。不満度合でいうと

「納得いかん」<「ぶすくれる」<「はすとんがらす」<「ちんぷりかある」<「あだける」

といった並びであろうか。

「いいから早く行け!」と言われて

「ぶすくれ」たり「はすとんがらす」とかまでなら不承不承従って行く気配を感じ

「ちんぷりかあ」ったり「あだけ」たりとかになると従わず行くもんかという気配を感じるものである。

多少オーバーではあるが、「ぶすくれ」て行かなかったとなると「逃げた」という印象を与えるものである。行かない行きたくないならそうはっきり言え(態度で表わせ)という気分になる。

|
|

« 「づら」で言葉遊び | トップページ | 「ゆえん」と「ゆえれん」 その2 »

1-2・遠州弁ふ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/55126080

この記事へのトラックバック一覧です: ぶすくれる その2:

« 「づら」で言葉遊び | トップページ | 「ゆえん」と「ゆえれん」 その2 »