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しゃんべえ その2くらい

遠州弁し行

「しゃんべえ」

ちょっとしたニュアンスの説明。

「しゃんべえ」は「おしゃべり」というのと「口が軽い人」という意味で使われる事が多い。意味一緒じゃないかというツッコミもあろうがちょっと違う。

「あの人しゃんべえだもんでとんまさったら はあ やあっと帰って来れんにい。」

  (あの人はおしゃべりだから捕まったら(呼び止められたら)なかなか帰って来れなくなるよ。)

「あいつしゃんべえだもんで内緒のこんはゆうじゃないにい。直ぐ広まるでえ。」

  (あいつは口が軽いからあいつには内緒事は喋るんじゃないよ。すぐ皆に知れ渡ってしまうから。) まあこの場合「拡声器」と訳しても違和感はないか。

「のんべえ」と同じ系統の言葉なのであろうか、「おしゃべり」だと幾分軽蔑的な要素が感じられるが「しゃんべえ」とすると「しょんない奴」といった愛嬌の要素が多少は含まれる感じがする。

つまり「嫌う程の事ではないが困ったちゃん」といった感じであろうか。

ちなみに辟易する勢いなら「おしゃべり」は「話しん長い」、「口が軽い」は「くちかるい」といった言い方をする事が多い。

変わったものとしては「だんべえ」というのがある。これは「駄弁る」(だべる)+「べえ」の短縮形といったものであろうか。これだと「口が軽い」という意は無く「話しが長い」(しかも無駄話)という意一辺倒で分かりはいい。

例文

「やあおっかさどこいっただあ。」

「スーパー買いもん行くっつってたけど。まだ帰ってきてんみたいだに。」

「あいつ買いもんしい行ったじゃなくてしゃんべえしい行っただらあ。」

「かもね。」

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