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だれも・だあれも・だんれも

遠州弁的言い回し

だれも・だあれも・だんれも

これらの使い分けは存在するのか

どれも「誰も」と言っているのであるが

例えば「だれもいやせん」(誰もいやしない)。

「だあれもいやせん」と発した場合、そのニュアンスは呆れる・嫌になるとかいった期待(予想・思惑)が外れている気分を表わしている事が多い。失望もしくは嗤っちゃうという勢い。言い換えれば「なんだよ」か「参ったな」。

そういうニュアンスで訳すと「なんだよ誰もいないじゃないか」とかになる。

「だんれもいやせん」と発した場合、人っ子一人いないことを絶対とか確信とかいった感じで言い切っている勢いが増す。気分を表わした際には怒りに近いとか白けた(やる気が失せた)とかいった勢いで、呆れる嫌になるを通り越したような気分という感じに聞こえる。言い換えれば「もう知らんわ」か「どうなってんだ」。

そういうニュアンスで訳すと「まったくもう誰もいやしない」とかになる。

「誰も」というのを強調するものであるが、感情の違いによって使い分けされていると思われる。

白けた感じなら「だあれも」で苛立ち気味な(もしくは真逆の空虚な)感じなら「だんれも」という勢いが含有されている誇張表現であろうや。

場を和ませるようなおちゃらけ的言い回しに聞こえるかもしれないが、あれやこれやの感情を込める案外真面目に発しているものである。

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