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「だにい」と「にい」 その3くらい

遠州弁的言い回し

「だにい」と「だに」の違い。

レベル 日常レベル

A「おいちょっとぉ。雨だにい。ちゃっと洗濯もん寄せんとを。」

B「おい雨来たにい。洗濯もんちゃっと寄せんとかんらあ。」

この場合の「だにい」は「だよう」、「にい」は「よう」という事になる。「だに」であれば「だよ」で「に」であれば「よ」。

この違いは、Aは気が付いたら外は雨が降っていたというものである。Bは降り始めた事に気が付いたというものである。

変形してみる。

「おいちょっとぉ。雨にい。ちゃっと洗濯もん寄せんとを。」という言い方は無い。

「おいちょっとぉ。雨。濡れちゃうにい。ちゃっと洗濯もん寄せんとを。」とかなら有る。

「おい雨来ただにい。洗濯もんちゃっと寄せんとかんらあ。」というのでは意味が通らない。

「おい雨来ただにい。洗濯もんちゃっと寄せんとかんらあ。と、そん時思っただよ。」という形でも変(間違いではない)であるが「「おい」が無い状態であれば意味は通る。(「おい」を「あんとき」に変えればより分かり易くなると思うが。)

とにかく言える事は「だに」さえ語尾につければ遠州弁の出来上がりという事には絶対ならないのである。基本「だ」・「ら」・「に」・「い」・「あ」の組み合わせであり(それ以外には「だ」に付くものとして「け」・「か」・「な」・「ん」・「で」などがある)それを知っておかなければならないのである。「だらあ」とかいった3つの組み合わせもあるがとりあえず2つのパターンでいうと

よく使われるのは

「だに」・「だら」・「だあ」・「だい」・「らあ」・「にい」

滅多に使われないが存在するのは

「らい」・「らに」・(基本連呼は無いのだが「だだ」だけは存在する)

存在しないのは

「にあ」・「いあ」・それと「だ」が後に付くこと「にだ」とか「にら」とか

こうだと決めつける訳にはいかないが大雑把(細かい部分に矛盾はあるが)にいうと(共通語に置き換えると)

「だ」=「だ」・「ら」=「ろ」・「に」=「よ」・「い」=「う」・「あ」=「う」

ということになる。と思って使えばなんとかはなるであろう。

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