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らんごくない その2

遠州弁的言い回し

「らんごくない」

例えば

「着りゃあ暑いし脱ぎゃあ寒いしらんごかねえの。」

この「らんごかない」の使い方は合ってるのかというと

屁理屈的にいけば「らんごく」というのは雑然としてるという意味つまり「乱雑」ということであり、それに打消しの「ない」が足されてるから雑然としていないということになって「着れば暑いし脱げば寒いし雑然としていないね。」と訳すことになってなんじゃそれということになる。

しかしながら実際にこういう使い方はされていてこれを訳さば「着れば暑いし脱げば寒いし堪らないね(どうすりゃいいんだまったく)。」とかになる。砕けて訳さば「しっちゃかめっちゃかだね」。

ニュアンスとしては「もう参っちゃうよ」と言ってるという意図で伝わるものである。

つまり屁理屈が実際についていけてないというのが「らんごくない」と言えそうだ。

以前にも書いたがわたしらんとこでは日常会話に於いて「らんごく」で使われる事はなく「らんごくない」・「らんごかない」という形で使われるものである。

勝手に屁理屈作り上げるというのもどうかとは思うが、「らんごく」+「ない」というものではなく、

「らんごく」+「で」(省略されてる)+「しょうがない」=「らんごくない」

というのがなんかしっくりくる感じがするところ。

でも「らんごかない」は「らんごくはない」の変と思われ、これだと上の妄想上の屁理屈に合わせられない。

しかも「らんごく」+「は」+「ない」となれば「乱れてはいない」としか解釈できない。「整ってはいない」でないと意味が合わないのだが。

で、「らんごく」とはなんぞやという元が分からなければお話しにならないのであるが、ネットでは「乱飛乱国」からきたものが「らんごく」とされてるところをよく見かける。乱れている様を表現した言葉らしい。

ネットとかでは駿河辺りでは「部屋ん中らんごくだなあ」(乱雑だなあ)とかいう使い方をしてるとな。遠州弁だと「部屋んらんごかねえの。」(この部屋くっちゃくちゃだなあ)となるのであるが、遠州弁は間違った使い方のが普及したのだろうか。んなわきゃないかあ。

つまるところなんで「ない」が付くのかこじつけが浮かばない。ホントらんごかねえのっ。

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