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みてれん(「ら」抜きについて)

遠州弁的言い回し

「みてれん」

共通語に直すと「見てられない」(見ていられない)ということになり遠州弁の「みてれん」(見てれない)は「ら」抜きだという論法になるのであろうか。

しかしどちらかというと「見てられない」と訳すのではなく「見ておれぬ」→「見ておれん」での「お」抜きというのが「みてれん」ではなかろうかという方がなんか最近しっくりくるんじゃないのかと思え始めた。(「いれぬ」(いれない)の「「い」抜きとも言えそうだが)

「見てはいられない」を「見てはおれぬ」に置き換えて、「見てはおれぬ」→「みちゃおれん」又は「みちゃあおれん」となって、この場合には「お」抜きでは無しでの「みちゃおれん」という言い方をするのであるからして。(ちなみに「お」抜きの「みちゃれん」という言い方はしない。)

「おれぬ」も「おられぬ」の「ら」抜きじゃないのか?ということなのかもしれないが、「おられぬ」だと遠州弁的には敬語っぽく聞こえるものであり別物という気がしないでもない。

例文

「こないだ貸した奴見た?」

「途中でやんなってほかいた。」

  (途中で嫌になって止めた。)

「なんでよを。面白いだに。」

  (どうして?面白いのに。)

「画面がぱっぱ変わって目えしんどくて見てれんだよ。」

「そんじゃしょんないなあ。でもホント面白いだにい。」

  (それじゃあ仕方がないねえ。でも本当に面白いんだよ。)

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