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おんなし その2

遠州弁お行

「おんなし」

「同じ」→「おんなし」は前に書いたので、今度は「居んなし」の方をば。

意味は「居ないで」ということになるのだが

「おらなし」

「いなし」

「おりなし」

と微妙な違いはあれど「居ないで」という意味の言い回しがいくつかある。

微妙をほじれば

*「おんなし」は「居ないで」で「おんなしよをゆえるわあ。」(いないでよく言えるよね。)

*「おらなし」は「居ないのに」で「おらなしよをゆうわあ。」(いなかったのによく言うよなあ。)

*「いなし」は「居ない」であるのだろうが「いなしよをゆうわあ。」を直訳すると「居ないよく言うよ。」となってざらつきが出る。訳すにおいては「居ないでよく言うよ。」と「で」が略されてるということでないとおかしくなる。

*「おりなし」は「おりなしよをゆうわあ。」(いなかった癖によく言えるなあ。)

「おらなし」は呆れた感じもしくは客観的(特に感情は籠もっていないということ)、「いなし」だと言う資格が無いと異議を唱えてる感じもしくは事実(または結果)を重要視してる、「おりなし」は居なかったことが不快と感じてるといったニュアンスの違いがでてくる。

他のでは意味使いが違うが

「おらんくて」で「居なくって」

「おれなし」は「居れない」

とかがある。あくまで遠州弁的感覚の話しであり他所の地域がこういう微妙があるのかどうかは自分は知らない。おんなしかもしれんし違うかもしれん。

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