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ほかっとく

遠州弁ほ行

「ほかっとく」・「ほかる」

レベル 中級レベル

「ほかっとく」。漢字で表わすと「放っとく」であろうか。感じで表わすと「手を付けない」といったものであろうか。「そのままにしておく」・「なにもしない」などという意味合いでも使われるなど結構幅広く明確に共通語に置き換えるのは難しい。

まあ、「放置」という勢いで「放棄」ではない。

勢いとしては意識というか注意を払ってる感じがあり、忘れての放置とかになった場合は「ほっぽってた」、放棄とかには「うっちゃる」が主に使われる(「うっちゃる」は「うち捨てる」ということなんだろうかな)。

これが「ほかる」となると「投げる」という意味になる。漢字にすると「放る」と書くのだろうなおそらく。

「嫌んなってほかる。」(嫌になって投げる。)

文字通りに行為として投げるという場合にも使われるが手を止めるという使い方の方が多いような気がする。行為として投げるとかでは「うっちゃる」・「ほっぽる」とかを使い事が多いのでは。

「ほかす」で「止め」となる。「ほかした」で「止めた」。漢字にしたら「放す」・「放した」になるんだろうかな。

「嫌んなってほかいた。」(嫌になって止めた。)これは断念したという風に聞こえる。

「嫌んなってほかった。」こちらも嫌になって止めたというものであるが、手を休めたという意味の止めたという勢いのもので中断か断念かはこの言い方の場合定かではない。

そのままにしておくという意味では「ほかっとく」の他に「ほかしっぱなし」とかいう言い方があるが「ほかっとく」はある程度その状態にしてあるという意識(注意)があるのに対し「ほかしっぱなし」はすでに意識(注意)にないという感じを受ける。

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