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つくしょう

遠州弁関連

「つくしょう」

例えば「こんちくしょう」を「こんつくしょう」なぞと言うというだけの事で、なおかつ遠州に限ったものではなかろうがというか完全なる俗語の範疇であろうがまあ一応記載。

「つくしょう」。「ちくしょう」の変じたもので、漢字で表わせば「畜生」であるが辞書にあるような深い意味のものではなく単純に悔しいとか怒れる(おこれる)とかいう感情を表わすものであろう。

「つっくそう」・「つっくしょお」・「つんくそう」

などとも発したりする。やはり男表現であろうな。

なんで「つ」と言うのかまた逆になんで「ち」と言わないのか。

あくまで勝手な想像だが、「ちっ」だと舌うちするような口の形になるが「つっ」だと口が尖がるような形になって印象というか表情が異なることになる。

効能としては籠もった感じになって露骨感が薄れるのではなかろうかと。

「ちくしょう」だと対象物に対してあたってる勢いだが「つくしょう」だとあ~あといった自分に向かって発してる独り言っぽい勢いになる。

あからさまに不快感を表わさずに不満(程度に抑える)を表現する際に使われるといったらいいのであろうか。かつ他人に対して言ってるのではなく自答してる(ぶつぶつ独り言言ってる)勢いが増すところでもある。

こういったなんか一文字変わる言い方は他には

「やろう」(野郎)を「なろう」。「この野郎」は「こんなろう」。

こちらはなんの効能があるのかよく分からない。

いづれも俗語で方言ではなかろうが遠州でも使われるということで記載。って頻繁に使われるものでもないし個人差(言う人と言わない人の違い)も激しいので遠州人は皆かく発すると思われては困るところではあるが。まあそういう使い手も中には居るということで。

「つくしょう」や「こんつくしょう」以外にも「あんつくしょう」とかでも使うが「畜生道」とかを「つくしょうどう」とか言う事はない。

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