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「にい」の種類

遠州弁な行

「にい」

色々あるだよ。

「にい」には「よう」と「ので」とそれぞれ訳すのが相応しいことがある。

蛇足だが「に」は「よ」と「のに」と訳すのが相応しいことがある。

味噌はアクセントでその違いを聞き分けることで区別されるものである。

例、「先行くにい。」

「い」を強く言えば訳は「先に行くよ。」。「にっ」という言い方をしても同様の効果が得られる。「行くぞ」とした方が分かりが好いか。「いっちゃうよ」としても使われる。催促・督促といった促すせかすという意図で使われる。気分的にはムッとしてる時というのか多い。「先行くにい。とろとろしてるじゃないに。」(置いてくよ。ぐずぐずしてるんじゃないよ。)

「に」を強く言えば訳は「先に行くからね。」。自分はこうすると宣言してる。もう待てないとかぐずぐずしてんじゃねえよとかいった苛立った気分が付加される事が多い。ムッとしてる程ではなく苛立ち程度というのが味噌であろうか。使い方例としては「はあしらんでえ。先行くにい。」(もうどうなっても知らないからね。私は先に行くことにするから。)

語尾を上げずに平坦で「にい」と発せば「先行くので」。「から」と訳しても違和感はない。相手に構わず自分はこうすると伝えているもので特に感情は含まれない。使い方例としては「わし先行くにい。あんたどうするよを」(私は先に行くよ。あなたはどうする?)。

「まあちっと待ちゃあ来るにい。」

「い」を強く言えば「もう少し待てば来るよ。」。つまり「待て」と言っている。「来るのだから待て」といった感じである種の指示・忠告。「にっ」を使うと指示度合いが増す。

「に」を強く言うことはこの場合無い。「まあちっと待つと来るにい。」(もう少ししたら来るよ。)と注意とか警戒とかをしなさいという事なら有るが。

平坦(というか「来る」を強く言い「にい」は軽く流す)なら「もう少し待てば来るんだから。」。「待て」ではあるが諭す・説得(アドバイス)みたいなもので「待ちなよ・待ちなさいな」といった感じで強制力は希薄。

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