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えぜる その2

遠州弁え行

「えぜる」と「いぜる」はどう違う。

「いじる」→「いぜる」→「えぜる」と変化したものと以前の記事で説明したが。

「いぜる」と「えぜる」はどう違うのかというのを考えてみる。

意味的には違いは思い浮かばない。どちらも「さわる」・「ふれる」といったものである。

ふれる対象物によってこれには「いぜる」でこれには「えぜる」と言うといったこともない。

使い分けをしているわけでもなく、各々の癖という趣すらある。文の流れで「いぜる」だと言いにくい際には「えぜる」と言う(逆もある)ということはあろうが。

傾向としては「えぜる」を使うのは年齢お高めという傾向があるのでは。「いぜる」は世代問わずという感じがする。

例として「いじるんじゃないよ。」というのを

「いぜるじゃないにい。」と「えぜるじゃないにい。」としてみる。

「いぜる」を使うと多少苛っときてる感がなきにしもあらず。

「えぜる」を使うと諭してるような感が湧かないでもない。まあこれは使用年齢がお高めだからそういう人の発言だからそう感じるということもあるかもしれないところ。

次に「いぜっちゃかんに。」と「えぜっちゃかんに。」としてみる。

この場合違いは思い浮かばない。

今度は例を「さわったでしょう。」だと

「いぜったらあ。」と「えぜったらあ。」となる。

この場合もあまり違いが思い浮かばない。

まあこうしてみるとやはり「いぜる」と「えぜる」は違いはないのだろうなという気がしてくる。

話し少し飛ぶが「さわる」という意味では「なぶる」というのもあるが、こちらとの違いは

例として「パソコンをいじる。」というのを

「パッソーなぶる。」と「パッソーえぜる。」としてみる。

「なぶる」は経験者(熟練者)がさわる(操作する)といった勢いで

「いぜる」・「えぜる」は熟練・未熟に関わりなく単にさわる(操作する)という感じになる。それとただ単にパソコンを触るという意味にでも使えるのが「いぜる」・「えぜる」。この例の場合の「なぶる」には単に触れるという意味使いはされない。

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