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「いない」と「おらん」 その2

遠州弁的言い回し

「さっきまでいたんだけどどこにいったんだろ。」という文章。

これを「いた」」・「おった」・「おいでた」とに変えるとなると後ろに続く言い回しが若干変わってくる。

「さっきまでいたっただんどこいっちゃっただいねえ。」

「さっきまでおっただんどこいっただいやあ。」

「さっきまでおいでたん今おいでんやあ。」

「「だん」は「だけど」と訳す。

「おいでたんどこいっちゃった」というのはなんか変である。それは丁寧度合いのバランスが崩れるからであろうか。

かといって「おいでただんどこおいでただいねえ」だともっと変。「行かれた」では堅苦しいところ。

例を変えて「今いないんですけど。何か用ですか。」という文章。

「今いんだけど。なんか用けえ。」

「今おらんだよ。なんか用けえ。」

「今おいでんだわ。なんの用よを。」

「いない」と「いん」の使い分けは、「いない」を使った場合いない理由を知ってる状態で「いん」を使うとあまり把握していない状態という勢いを与えるものである。無論あくまで傾向であって必ずこうなるというものではないが。

「おる」を使うと身内がという親しい勢いが強まる。

「おいでる」を使うと丁寧に聞こえる。

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