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ふた種類の「なにがあ」

遠州弁的言い回し

「なにがあ」

鼻にかかる要するに鼻濁音での「なにがあ」は

どこかしらすっ呆けてる勢いがつく。

鼻にかからないでの「なにがあ」は

どこかしらムッとしてる勢いがつく。

(もっともこのふたつイントネーションが若干異なるものであるが。)

鼻濁音かどうかは鼻をつまんで「がぎぐげご」を発し、言葉になっていなければ鼻濁音を発していて、鼻をつまんでもちゃんと発せていれば鼻濁音ではないということが分かる。と、どこかしらに書いてあった。

遠州弁での「なにがあ」に於いては鼻濁音とそうでないものとで用途(伝える意思)を使い分けている節が見られる。

じゃあこれ以外に鼻濁音とかを明確に使い分けてるかというと、すぐには思い浮かばない。平素はどうかというと

「そういうものなんだけども」というちょっと不服といった意の「そうゆうもんだけえが」という様な場合の「が」は鼻濁音で発している。

「そういうものなんだろうがしかしながら」とかいう反論したいような意の「そうゆうもんだけえが」だと鼻濁音ではない。

「誰々がそう言っていたよ」という「誰々がそうゆってたにい」とかでは鼻濁音である。

「お前がそう言ったんだろ。違うか?」だと「お前がそうゆっただらあ?違うう?」となりこの場合は鼻濁音ではない。

と、こんな感じで考えてくと、遠州弁では普段(普通の状態)は鼻濁音を使うが、語意を強くしたい場合には鼻濁音ではない「が」を使うという傾向がありそうな気がする。より強調したい場合は「があ」となる。ってそんなの共通語でも同じか。

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