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「した」→「いた」

遠州弁的言い回し

「隠した」→「隠いた」

レベル 日常茶飯事レベル

「隠した」を「隠いた」

「おやした」を「おやいた」

「壊した」を「壊いた」

などと「した」を「いた」と発する。特に遠州独特というものではなかろうが傾向が顕著であるところは地域性があるかなと思い記載。

「い」に変える事によってどういう効能があるかというと

例えば「あんたが隠したんでしょうが。」。これを遠州弁にすると

「あんたが隠しただらあ。」はほぼ断定に近い勢いで「あんたが隠いただらあ。」だと断定には至らないけれど強く疑ってる勢いとなる。

それと「隠いた」と言う方がよりどこにやりやがったんだと思ってる意識が伝わる。

つまりこの場合意識的にという要素が増して、わざとやったという猜疑心な感情の勢いとかも増す。

ただし、「無理して重たいもん持ったもんで腰おやした。」と言うよりも「無理して重たいもん持ったもんで腰おやいた。」と言った場合には前で説明した意識的にとかわざとという勢いが増す訳ではないので「い」に変えた場合凡てが故意にとかいう意味合いになるわけではない。この場合は「やれやれ」といった参っちゃったよという意識が付加される勢いとなるものである。

こうしたことから「し」を「い」に変える効能は意識的(感情的)なものが増幅されるところにあるということであろうかと勘繰られる。

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