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しらんの言い方の種類 その2

遠州弁的言い回し

「知らない」の幾つかある言い方

レベル 日常茶飯事

「知らない」の言い方は遠州弁には幾つかある。細かいものは別記事を参照していただくとしてここでは主なものを較べてみる。

「知らん」。知らぬ存ぜぬみたいな冷たく突き放す勢い。

「知らん知らん」となれば「知らぬ存ぜぬ一転張り聞く耳持たず」という事。って共通語もそうだよな確か。

「知らんやあ」。さあどうかなあといった私を巻き込むな・私は関わりあいないという勢い。

「知らんでねえ」。訳すと「知らないからね」で念を押すが私は知らないという勢い。

「知らんにい」。知らないよ・知らないからね。一番共通語の「知らない」に近い。

「知らんよを」。知るかあ・知る筈なかろうといった感じであるが言い方にもよるが突き放し感は薄い。

冷たい印象を与える順で言えば感覚的なもので個人差もあろうが

「知らん」>「知らんでねえ」>「知らんやあ」>「知らんにい」>「知らんよを」

とかになろうか。

微妙なのは「知らんわ」と「知らんて」。どこにはまるのかが微妙なところ。

探し物をしていてどこにあるか知らない?と問うて

「知らん。」と言われたら二の句がつげず憮然とするしかない。

「知らんやあ。」と言われたら「一緒に探してよ。」と発しても撥は当たらない。が、向こうは冗談じゃないと思ったりなんかする。自分は関係ないと思ってる節がある言い方である。

「知らんでねえ。」と言われたら「こっちが困ってるんだから手伝ってよ。」くらいな事は言っても構わない空気感。向こうは迷惑だと思うかどうかは状況次第だがとりあえずは自分もなにかしら関わってるという意識が働いていそうな言い方である。

「知らんよを」と言われたら、この後に言葉が続く余韻が残り状況にももちろん依るが「ちゃんと見ただけえ。」とか「見ちゃいんにい。」とかいったものが続く事が多い。自分も関わっている意識がある言い方である。

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