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だらね

遠州弁的言い回し

「だらね」

これだけで成立する言い回し。

レベル 日常茶飯事レベル

「だらね」。

直訳すれば「だろね」。ニュアンスで大雑把に訳さば「だね」。

関西とかだと「せやね」、関東なら「そだね」といったところか。

「だらね」を単独で使った場合のニュアンスはほぼ断定(決めつけ)に近い言い回しでありニュアンスから訳を考えると「俺もそう思う」・「俺も納得」といった感じである。単独ではなく「そうだらね」・「見ただらね」とかになると「そうだろね」・「見たんだろうね」といった推測が多めとなる使い方となる。

「だらな」は「だろうな」といった推量(憶測)の余地がより多くあるという言い回し。ただし「ら」=「ろ」・「らあ」=「ろう」という理屈であるので細かく訳すと「だらな」=「だろな」となる。こちらは単独・単独でなくとも意味使いに違いはない。

他には「だいね」。これは「だよね」。注意点としては「今日は晴れだいね」は「今日は晴れだよね」という事であり「今日は晴れだよね?」と問いかけてる訳では無い。

「だいな」は「だよな」。こちらも尋ねるとかいう要素はない。「ね」も「な」も「だよ」を強調する意味合いのものであろうか。

「だあね」だと「のさ」・「ということだ」。「あんた買い行くだあね」(あなたが買いに行くということさ)。

「だあれ」は「だあね」をより決めつけ・押し付け度合いを増した言い方。

例文

A「Cの野郎いやせんじゃん。あいつ絶対遊びたいもんで当番逃げただにい。」

   (Cの奴居ないじゃないか。あいつ遊びたいから当番を逃げたんだよきっと。)

B「だらね。」

   (だね。)

A「遊ぶにしたって人にゆえんようなこんだにきっと。」

   (遊ぶにしても人には言えない様な事だぜきっと。)

B「だらな。」

   (だろうな。)

C「やあばかっつら。人の居んとこで随分な事ゆってくれるじゃん。便所行っただけでなんでそんなありもしん事ゆわれにゃかんだあ。」

   (おいちょっと待てよ。人のいないところでえらい言われようだなあ。便所行っただけでどうしてそんなありもしない事で文句言われなきゃいけないんだ?)

B「そりゃそうさ。日頃の行い悪いもんでだあれ。」

  (そりゃあそうさ。日頃の行いが悪いからだよ。)

A「誤解解きたいならまじめに当番やるだいね。」

  (誤解を解きたいのなら真面目に当番をやるんだな。)

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