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だ その2

遠州弁た行

「だ」終助詞。イントネーションの違いでニュアンスを変える。

レベル 日常茶飯事レベル

「前やったことあるだ。

ややこしいかもしれないが、疑問形のように語尾を上げて言うと

「わし前やったことあるだ」では

「俺前にやったことがあるのさ(あるんだなこれが)」とかいったニュアンスになる。ちょっと得意げ・自慢げという勢いになる。

「前にやったことあるのか?」という際と非常に近いイントネーションであるので初心者は問いたい場合には文の前に「なによを」とか「あんた」とかを付けるのが望ましい。

自分の事を言いたい場合には「わしなあ」とかいったものを付けるのが望ましい。

ちなみに遠州人はイントネーションをはっきり違えて発音するので聞き違えることはない。したがって実際に於いては「わし」とか「あんた」は付かない事の方が多い。

平坦で言うと

自分のことを言う場合「前にやったことがあるんだ」ということになる。普通に説明してるものである。

相手のことを言う場合「(そうなのか)前にやったことあるのかあ」ということになる。感慨深いというかちょっとびっくりとかいう際に発せられる。

例文

「かしょう。わしやるで。」

   (貸して見なよ俺がやるから。)

「なによを前やったことあるだ。」

   (なんだよ経験あるんかい。)

「あるだ。」

   (あるんだな。)

「ふ~んやったことあるだ。」

   (へ~やった事があるんだあ。)

「なに?その疑ってる目は。」

   (なんだよその疑りの目は。)

「んなこたあねえよ。じゃあやって。まかいた。」

   (そんなことはないよ。だったらやってくれよ任した。)

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