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*「あれ」と「あれえ」の違い

遠州弁的言い回し。

「あれ・これ・それ」の「あれ」とは別種の「あれ」。

レベル 日常茶飯事レベル 男女共用。

「あれ・これ・それ」の「あれ」で「あれ」と言えば「どれよ」などと応えたりするものだがここで述べる「あれ」は「あれ」と言えば「なによう」などと応えるものである。

ここに述べる「あれ」は、感動詞{代名詞「あれ」の変化}意外な事に気づいたり感動したり思わず出す声、と辞書にある「あれ」である。イントネーションは「あ」を強く発する。「あれえ」も「あ」を強く発するものである。

以前「あれ」の記事にも書いたが「あれ松虫も鳴いている」というお唄のままのイントネーションの「あれ」である。

注意点は共通語では「あれ」で「れ」を「あれえ」でも「れ」を強く言う「あれ?」・「あれえ?」があるがニュアンスが違う別物である。

例えば「あれ、どうしたよう」と「あれえ、どうしたよう」ではそのニュアンスは異なる。

「あれ」とした場合訳は「おやどうしたんだい」。

「あれえ」とした場合「なんだよどうかしたのか」。

「あれ」は意外というニュアンスが濃い。「あれえ」を使うと首を突っ込みたいという意欲が見受けられる。

ちなみに共通語の「あれ?」・「あれえ?」だと

「あれ?」は「え?どうしたの?」という驚き。

「あれえ?」は「変だな(おかしいな)どうしたの?」といった疑問。

といった違いになる。

「あれ久し振り」と「あれえ久し振り」だと

「あれ」なら「あらお久し振り」。

「あれえ」なら「まあ(なんと)久し振りだねえ」。

「あれえ」にはびっくりしたというニュアンスが多く含まれる。

「あれ」は意外だ、突然だといったものである。

「あれ知らなんだだ?」(え?知らなかったの?)

「あれえ知らなんだだ?」(おやあ知らなかったのかい?)

この場合の「あれえ」には俺は知ってるよという優越感もしくはなんだ知らないのかよと小馬鹿にしてるニュアンスが加味されて聞こえる。

「あれ、なにゆってるよう」(ちょっと、何言ってるんだよ)

「あれえ、なにゆってるよう」(おいおい何言ってるんだよ)

今まで「あれ」には大抵意外というニュアンスが占めるものであったがこの場合は即応という要素が多くなる。「あれまあ」はあるが「あれえまあ」という言い方は無い。

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