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がばちょ

 死滅してる訳ではなかろうが発すれば古いと言われるであろう言葉。俗語だろうかな。不思議とどこにも載っていない。辞書はもちろん俗語を集めたHPとか俗語の語源を記したHPとかにすら載っていない。

「がばちょとお金はいるんだろ?」

相当な金額が手に入るんだろ?という風な使い方で

大層・相当・非常にとかいう意味合いの言葉である。似たような他の言い方としては「ばかすか」・「どかすか」・「うはうは」とかがあろうか。

濡れ手に粟的な勢いでぼろもうけとか笑いが止まらないといったものを感じるものである。

いつごろ発生したのは定かではないが、ひょっこりひょうたん島での「ドン・ガバチョ」というフレーズが最も印象が強い。そこから発生したとは思えないがとにかくあれで大袈裟→大層とかいう流れで「がばちょ」がより浸透したのではないかと思えなくもない。

先にも書いたが辞書・ネット辞書・俗語を集めてるサイトとかにも記載がない。

なので勝手な憶測でしか話しを進められないが

「がばっ」+「ちょ」というものなのだろうかな。

勢いを表わす「がばっ」に「すみっちょ」とか「よこっちょ」とかで使われる親しみを表わす「ちょ」が組み合わさったものなのかと。「そうしてちょ」とかいう「頂戴」の略形としての「ちょ」ではないだろうな多分。つまり「がばっと」というのを可愛くして言うという考え方。

しかしながらじゃあそれだと「がばっちょ」でないとおかしいだろうがという事になるから説得力は薄いな。

次に佐賀弁の「がばい」なら意味も「非常に」という事で意味は合うか。ということであちらからの輸入言葉という勘繰り。

これはもうほとんどこじつけに近い感じか。

まあ元を探っても正解に辿り着ける筈もないのでこれくらいにして。この言い方をする効能はというと

太鼓持ちが自身をも含めて何事にも卑下してとかおちゃらけにして物を言うのに近いような軽薄な感じがするのは私だけだろうか。プロの方ならそれを軽妙洒脱に発せられるのであろうが一般人が発すると真剣味のかけらもないふざけた表現にしかならないところである。まあ露骨な表現ではないということで婉曲を目的として使うといった用途であろうか。

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