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えりすぐりとよりすぐり

「選りすぐり」と書いて「よりすぐり」と読むか「えりすぐり」と読むか。まあこの記事も辞書等引いたりして一見もっともらしくの体をしてはいますがいつもの如くの勝手な想像解釈です。

「よりすぐる」{他動詞五段活用}多くのものの中からいいものを選び出す。えりすぐり。

「えりすぐる」{他動詞五段活用}特にいいものだけを選び出す。

どうも違いがよく分からん。「えり」と「より」はどう違うのだろう、「選り」と字は同じなのになんで読み方がふたつあるんだろう。他の言い回しから考えて見る。ネット辞書には

「えり好みをする」嫌いなものは捨て自分のすきなものだけを選び取ること。えりぎらい。よりごのみ。

「より好みをする」自分のすきなものだけを選び取ること。えりごのみ。

というのがあった。此処での違いは「えり」の方には嫌いなものは省く間引くという文言が付いてるということ。ただし「より」にもそういう意は含まれるらしい勢いがあり明確な違いということではなさそうだ。

「よりをかけて作る」とは言うが「えりをかけて作る」とは言わない。なんでか、答えは別ものだから。この場合の「より」は「縒り」であって「選り」ではないということだそうな。

なんて脱線はこれくらいにして、辞書を引くと

「えり」(選り)えらぶ意の造語形。「えりすぐる」・「えりぬき」。

「よる」(選る){他動詞五段活用}多くの中から取り出す。選ぶ。

とある。

やはりよう分からん。理屈はこのさい無視して感覚で違いを考えて見ると

「えり」は主観(好き嫌い)で選択してる勢いがある。

「より」は比較の上で選別してる勢いがある。

従って宣伝などで「えりすぐりのものをご用意いたしました」となると誰が選んだんだ?というのが気になるところであり。

「よりすぐりのものをご用意いたしました」となると選んだ基準が気になるところとなる。

もしくは嫌い(マイナス要素)のあるものを取捨して残ったものが「えりすぐり」で。

良いと思えたものを

ところで「すぐり」ってなんだ?というのが次に気になる。

「すぐり」はネット辞書においては「すぐり」ではヒットせず、「すぐる」であるならば「優る」・「選る」・「勝る」・「過ぐる」がヒットする。

辞書でも「すぐり」ではなく「すぐる」で載っている。こちらはひらがなで

「すぐる」{他動詞五段活用}多くのものから(すぐれたものを)選びだす。「えりすぐる」。とある。

ってことはもし漢字をはめれるとしたらば「選り選る」か「選り優る」・「選り勝る」が思い浮かぶ。「過ぐる」はさすがになさそうか。

「優れたものを選んだ」ということであれば「選り優り」が納得感は湧く。それに語呂遊びじゃないけど「より優れた」という「より」{副詞}(一層とかもっとという意)と掛けてる風にとれるところ。

「トーナメント的に比較していって最後に勝ち残ったもの」ということであれば「選り勝り」でああそうかと。

「厳選した」ということであれば選びに選んだみたいで「選り選り」でなるほどと思えてくる。

つまりところ正解が無い分色々バリエーション豊かに駆使できる表現のようだ。

さてもさても、本当のところはどうなんでしょうねえ正解はあるんでしょうかなあ。結論としてはっきりしているのは私なんかじゃ分からん。ということ。

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